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『外資系企業に住む住人の視点からIT業界の出来事を伝えます。』

資料作成本の最後の秘境『ワード』を対象とした外資系コンサルの資料作成テクニックが1冊の本になりました。2017年3月29日に発売されています。
※購入頂きました皆様、ありがとうございます。
https://www.amazon.co.jp/dp/4492557776

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累計数十万部を数える「外資系〜シリーズ」には「スライド作成術」と「Excel作成術」がありますが、ワード向けの本はありませんでした。パワーポイントとエクセルは一生懸命練習するのに、ワードの作成法を学ぶ人はほとんどいません。見よう見まねの作成が繰り返され、ワード文書はどんどん読みづらい存在になっています。その結果、「ワード文書は扱いにくい」と考えられるようになりました。この本は、最後の秘境、ワード向けの「文書作成術」です。優れたWord文書を効率よく作成する方法を知り、適材適所でビジネス文書を作り分ける術を自分のものにしましょう。


【吉澤準特の本:累計7万部以上】
外資系コンサルが実践する資料作成の基本』はロングセラーで重版多数
外資系コンサルの仕事を片づける技術』はロングセラーで重版多数
フレームワーク使いこなしブック』はロングセラーで重版多数
兄弟本の『ビジネス思考法使いこなしブック』はロングセラーで重版多数

【吉澤準特の過去配布レポート】
「外資系コンサルの仕事を片づける技術」特別抜粋版のダウンロード
「最新会議運営の基本と実践がよ〜くわかる小冊子」のダウンロード
できる人の9つの法則
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2017年03月29日

【3万時間でたどり着いた文章術】 読みやすい資料を作るための6つのルール
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ビジネスシーンで用いられる実践的でわかりやすい資料は、一定のルールを満たしています。ドキュメントの読みやすさは、ロジック(ストラクチャー)/書式(スタイル)/図表(スキーマ)によるところが大きいですが、何よりも「文章術(センテンス)」の出来の良し悪しは目につきやすく、資料作成の力量が問われます。

あなたにそのつもりがなくても、相手の誤解や認識不足を招いてしまいかねない言葉は用いません。難しい表現、あいまいで抽象的な表現はできるだけ避けます。文法が正しくとも、言葉と言葉のつながりがわかりにくくなるほど長い文章は、適度なボリュームに切り分けることも必要です。

センテンスがわかりやすい文書は、「言葉を簡単にする」ための6つのルールを実践しています。

1.一般的な表現を使う

カタカナ語句の多用は、あなたの表現力の弱さを読み手に感じさせ、文章の質を損ないます。社内ではカタカナ語句が飛び交う外資系企業でも、対外的に提出する文書では乱用しません。ただし、海外とのやりとりが多い部門や、業界標準の多くが海外で決まる世界(IT業界など)では、避けようもなくカタカナ語句が溢れています。そうした言葉を組織の人々で共有するためのやり方として、用語集を作ることを推奨します。

「〜性/〜的/〜化」の接尾辞を持った熟語を減らし、文として説明するように書き換えると、漢字の比率が下がり、読みやすくなります。ビジネス文書に書きなれると、文字数を節約するために熟語を多用しがちです。本文中にこうした熟語を用いる際は、「熟語化を避けた方が読みやすくなるか」を自問し、もしYesなら、熟語の使用はやめましょう。

形式名詞/副詞/接続詞/補助用言/複合動詞は読みやすさの点から漢字にひらきます。ビジネスの現場でよく登場する「ひらく」漢字はだいたい決まっています。たとえば、副詞なら以下の通りです。一般的には30%、ビジネス文書なら40%以下の漢字率を目指します。

予め → あらかじめ準備しておく
一層 → いっそう磨きがかかる
如何に → いかに解決するかを考える
所謂 → いわゆる正攻法ではダメだ
殊更 → 酒にはことさら弱い
暫く → しばらく飲み会は控える
直ぐに → すぐに医者へ行く
唯 → ただひたすら痛みに耐える
兎に角 → とにかく禁酒を勧められる
取り敢えず → とりあえず忠告に従う
尚更 → なおさら酒が飲みたくなる
正に → まさに蛇の生殺しだ
先ず → まず食生活から改善しよう
専ら → 夕食はもっぱら豆腐だけだ
素より → もとよりトンカツは食べない

また、「似て非なる漢字を使った言葉」での誤用は目立ちます。以下に示す言葉の使い分けを厳密に行えていれば、それだけでも文章の質は高まります。

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2.明確な表現を使う

あいまいな表現を用いると、相手の勘違いを招きます。勘違いは混乱や手戻りにつながり、悪くすればビジネスを頓挫させてしまいます。人によって捉え方が異なる表現は避けて、数字や具体的な表現を用います。

誰かに聞いた話(伝聞)、あなたが想像した話(推量)は事実とは言えません。ビジネス文書では、事実ではない情報を極力排除します。あなたの意見が求められる場合に限り、推測にもとづく内容も伝えます。

・自分の意見が強い場合は能動的、一般的な考えである場合は受動的に表現する。
・推量表現を英訳する場合は以下の確率を目安にする。
Most likely    :90%
Probably     :80%
Likely :50%
Maybe / Perhaps :30%
Possibly    :10%

期限と度合を表す言葉で認識違いが起きると、致命的なミスになりかねません。必ず具体的な数字を使って記述します。

コストとボリュームに関する情報は具体的な数値を使って説明すると説得力が大きく増します。たとえば、「このシステムを導入すると業務効率が向上して新規事業に取り組む余裕がでます」と言われるより、「今まで10人でやっていた事務作業が5人で済むようになり、残りの5人分で新規事業に取り組むことができるようになります」と言われた方が、具体的な効果をイメージすることができます。

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3.文体を統一する

日本語で書かれるビジネス文書は、敬体/常体のいずれかで記述します。敬体とは「です/ます」調の文章です。この文章も敬体で書かれています。常体は「である/だ」調の文章です。常体表記の方が短い文字数で表現できるため、特に決まっていないのであれば、ビジネス文書の本文レベルは常体で表現します。

何かを相手に依頼したり、自分側の落ち度を謝るときには、本文を敬体にすべきです。敬体は柔和な印象を漂わせ、指示や依頼が持つプレッシャーを和らげる効果があります。「一方的に押しつけられた」と相手に思わせないための工夫です。社外向け文書についても同様で、相手に一方的なプレッシャーを与えないために敬体で書きます。

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4.トートロジーを削る

トートロジー(Tautology)とは、文章の知的レベルを損ない、文書の内容自体に疑いを持たせかねない、誤った重複表現です。見つけたらすぐに書き改めます。単純なものとして、「白い白馬」や「頭痛が痛い」のように、言葉同士で同じ意味を持つものを組み合わせてしまう「同語反復」があります。同語反復に気づいてしまった人はそれが頭の中に引っかかり、几帳面な性格の相手なら議論が脱線してしまうこともあるでしょう。話に集中してもらうために、同語反復は文書の中から排除しましょう。

同語反復よりも見つけにくく内容面で致命的なのが、理由と結論が繰り返されている「同義循環」です。たとえば、「右とは左の反対である」と「左とは右の反対である」はいずれも正しい定義ですが、両者を同時に扱うと同義循環になります。

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5.「〜を行う」を多用しない

検討を行う、調整を行う、設定を行う……気づけばつい使っている「〜を行う」という表現は、名詞にくっつけるだけで動詞に早変わりします。便利ですが、使い過ぎると文章を稚拙でわかりにくくする原因になります。たとえば、「処理を行う」という文は「処理する」と1語で表すとシンプルになります。「Aする」と書ける部分を「Aを行う」と表すことで、助詞の「を」が増えます。こうした表現が増えるほど、文中に登場する「を」の数が増し、文のリズムを狂わせます。目安として、1つの文で許容する「行う」は2語までとし、それを超えるものは動詞1語で書き表すことにします。

前提や仮説を含めて書くビジネス文書は多く、文中には名詞との組み合わせで「可能だ」という表現が頻出します。しかし、この表現が文中に何度も出てくると漢字比率が高くなり、格式ばった文章に見えがちです。そこで「可能だ」→「できる」と書き改め、文を読みやすくします。 「来週までに提出可能だ」は「提出できる」と書き換えます。

「可能だ」と並んでビジネス文書頻出の表現が「必要だ」です。これも「すべきだ」と書き換えることで文を読みやすくできます。たとえば、「修正が必要だ」→「修正すべきだ」と改めることができます。

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6.受け身を多用しない

受け身とは「れる」「られる」といった受動態で表現するさまを意味します。「会議を開く」を受動態で表現すると「会議が開かれる」になります。

受け身表現で文章を書くと、主語にすべき言葉がぼかされ、主体者不在のような印象を読み手に与えます。受け身が多く使われている文書を読むと、「他人事のように書いている」と思わせてしまうリスクがあります。

受け身同様、主体者不在と捉えられやすい表現に「せる」「させる」があります。この言葉は、相手に何かをさせる場合に用いる使役表現です。

@「わかりました、改善させます」
A「わかりました、改善します」

両者を比べると、@よりもAの方が積極性を感じられます。自分が代表して意見を述べる場面では、Aの表現を用いて主体性を示します。

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わかりやすい文章を作る方法はこれだけではありません。相手へ誤解なく情報が伝わる文章は、例外なく構造が単純です。これについても次の6つのセンテンスルールが存在します。

7.長くない一文で表す
→長文が続く文章はビジネス文書に向かない
→一文の文字数は100字、それ以上は分割する

8.接続詞と指示語を多用しない
→長文を避けて短文を多用しても読みにくい
→文のつなぎ目では接続詞をできるだけ使わない
→指示語を多用する文章は読みにくい
→指示語は具体的な内容に置き換える

9.前提を明示する
→人によって理解度は違う
→主張を理解してもらうための前提を示す

10.主語を明示する
→主語のない文は勘違いのもと
→主語を省略しても許される唯一の例外:「私」が主語
→主語と述語のずれを防ぐ
→主語と述語だけをつなげてみる

11.主語と述語を近づける
→主語と述語が離れると複数の解釈ができてしまう
→主語と述語を近づけて解釈を迷わせない

12.校正機能を利用する
→オートコレクトを絞りこむ
→言葉のゆらぎ/文法の謝りを修正する
→スペルミスを修正する
→読みやすさを自動的に定量評価する
→文章の修正経緯を変更履歴で辿る

先に取り上げた1〜6についても、もっと踏み込んで具体的に説明できますが、いずれもコンテンツのボリュームが大きいため、詳細な解説は外資系コンサルのビジネス文書作成術』(東洋経済新報社)をご覧ください。センテンスのルールだけではなく、ロジカルシンキングにもとづくコンテンツ構造を作るルール(ストラクチャー)、使いやすくて見やすい書式設定のルール(スタイル)、チャートとグラフをわかりやすく表現するルール(スキーマ)についても図解しています。

posted by 吉澤準特 at 05:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | プロフェッショナル仕事術

2017年03月25日

外資系コンサルのビジネス文書作成術
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「外資系コンサルが扱う書類」と聞くと、PowerPointで華麗にお絵かきされたチャートやExcelで緻密に関数処理されたワークシートを思い浮かべる読者も多いでしょう。しかし、日々のビジネスを支えているのはWordで作成した文書です。何か新しいことを提案するのにPowerPointは有効ですし、複雑なデータをわかりやすくまとめるのにExcelは役立ちますが、文書管理の視点から、「フォーマルな業務文書はWordだ」と考える組織はとても多いです。

それほど重要なWord文書の作成法を体系的に学んだ人はほとんどいません。見よう見まねで作成する、過去に誰かが作成したテンプレートを上書きすることが繰り返され、Word文書はどんどん見にくく、読みづらい存在になっています。その結果、「Word文書は扱いにくい」という認識を多くの人が持つようになりました。

Word文書にはPowerPointにもExcelにもない、それ自体で相手の納得を引き出す力があります。しかし、そのことをあなたの周囲も、あなた自身も真に理解していると断言できるでしょうか。

累計数十万部を数える「外資系〜シリーズ」には、パワーポイント向けの「スライド作成術」、エクセル向けの「Excel作成術」があります。しかし、ワード向けの本は存在しませんでした

これはチャンスです。ルールさえ知ってしまえば、Word文書を自在に操ることは、実は難しくありません。本書では私がコンサルタントに指導しているWord文書作成メソッド、「伝わる文書を書くロジック」と「効率よく作成するWord機能の使い方」を解説しています。優れたWord文書を効率よく作成する方法を知り、適材適所でビジネス文書を作り分ける術を自分のものにしましょう。

※書籍で「ビジネス文書作成レベル診断」を行うことができます。

●書籍概要------------------------------------------------------------

『外資系コンサルのビジネス文書作成術』
〜ロジカルシンキングと文章術によるWord文書の作り方〜
https://www.amazon.co.jp/dp/4492557776

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★PowerPoint、Excelに続き、Wordの作成術がついに登場
★診断結果から、本書のどのページを読めばよいかわかります
★「ビジネス文書の構造」と「Wordの機能」を図解で紐づけたありそうでなかった文書作成術です
★ビジネス書に必要な日本語の使い方を図解し、「読んでわかる」→「見ればわかる」ようにライティング技術を解説
★Wordのキラーコンテンツ「議事録」の書き方・レビュー観点をシンプルなのに詳しく具体的に解説

【1.ストラクチャー〜論理構造を組み立てる〜】

・文書の目的をはっきりさせる2つのルール

→文書を作る前にWHO、WHAT、WHYを決める
→3段階でレビューを受ける

・ロジックを組み立てる6つのルール

→PREPで論点をまとめる
→主観と客観のPREPを使いわける
→ロジカルシンキングでPREPを作る
→ラテラルシンキングでPREPを作る
→クリティカルシンキングでPREPを作る
→アウトラインと見出しでコンテンツを構造化する

【2.スタイル〜体裁を整える〜】

・更新しやすい文書を最初から作る

→ヘッダー/フッターで文書のレイアウトを揃える
→インデントとタブで文章位置を調整する
→書式をスタイルでグループ化する
→スタイルを使いこなす:段落/文字/リスト/表

・推奨しない表記を避ける

→環境依存文字を使わない
→全角と半角の表記ゆれがない文章を書く
→送りがなにルールを設ける
→カタカナ語句は音引きを省かない

・正しく記号を使い分ける

→カッコを使いわける
→区分記号を使いわける
→強調記号を使いわける

【3.センテンス〜文章を整理する〜】

・言葉を簡単にする

→一般的な表現を使う
→明確な表現を使う
→文体を統一する
→トートロジーを削る
→「〜を行う」を多用しない
→受け身を多用しない

・構造を単純にする

→長くない一文で表す
→接続詞と指示語を多用しない
→前提を明示する
→主語を明示する
→主語と述語を近づける
→校正機能を利用する

【4.スキーマ〜図表を活用する〜】

・Wordで図表を使う

→単純な図はWordで作る
→単純なマトリクスと集計表はWordで作る
→Excel、PowerPointを組み合わせる
→図表番号、相互参照を使う

・チャートとグラフを使いこなす

→チャートを使いわける
→グラフを使いわける
→図形にルールを設ける

・色を使いわける

→最初は色を使わずに作る
→強調・基本・極薄のベースカラーを決める
→相手に合わせてベースカラーを使いわける

【巻末付録〜議事録の作成〜】

・Wordで議事録を書く

・議事録作成をシミュレーションする

 

紹介用のPDFはこちらからどうぞ。

ダウンロードリンク

 

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WS000008

WS000009

WS000010

以上。

posted by 吉澤準特 at 03:37 | Comment(0) | プロフェッショナル仕事術

2017年03月13日

ITエンジニアのコミュ力
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IT業界に長く生きていると、様々なタイプの人に出会います。

コンピューターに向かい合う業界なので、技術に詳しい人が多いと思いきや、「技術的なことは大してわかりません」という人も数多くいました。そうした人はコミュニケーションスキルに長けた方が多く、ユーザーとの接点も多いため、クライアント側からは頼りにされます。

一方で、コミュニケーションベタが理由で、優れた能力を持っているのに「この人は頼りにならない」とネガティブなレッテルを貼られることもあります。「自分の理解できない説明ばかり」「知りたいことにピンポイントで答えてくれない」などの不満から、クライアント側で評価は低く、これが相手との信頼関係を損なって、本来は不要なコミュニケーションをどんどん求められるという構図に陥ります。

スキル本位のギークな世界であるはずが、「コミュニケーション」というスーツの世界に浸食されている状況を憂うITエンジニアは多いかもしれません。だったら、スーツの世界の武器を1つ手に入れてみればよいだけの話です。人と人とのコミュニケーションも、アプリ間のインターフェースと本質は変わりません。許可されているコマンドとオプションの数が多いだけです。

コミュニケーションのコマンド&オプションのバリエーションを覚える近道は、具体的なやりとりをたくさん見聞きして経験値というか熟練度を増やすことです。日々の仕事の中で経験してもよいですが、典型的なパターンを本から学ぶのも効率的でしょう。

私の手元にある『ITエンジニアとして生き残るための「対人力」の高め方』(日経BP社)では、次のケースが列挙されています。バッドケースとグッドケースが両方示されているので、理解しやすいです。

・相手のことは聞いてみなければわからない
・お客様のビジネス全体を意識して会話する
・自己満足の提案書を作らない
・聞き手を意識して話す
・相手が知りたいことに焦点を当てる
・相手が本当に知りたいことを考える
・「わかった気」にならずにもっと掘り下げる
・相手の事情も考慮して進め方を検討する
・相手の気持ちにも配慮する
・どうすればできるかを考えてみる
・何事も「自分ごと」で考える
・相手が受け入れやすい言い方をする
・相手が判断しやすい根拠を示す
・話しかけやすい人になる
・共感したうえで相手に考えさせてみる
・仕事の目的や全体像を伝える
・相手の「やる気のもと」を理解しておく
・相手が動きたくなる以来の仕方を考える 等

この本に謳われている『「他人ごと」を「自分ごと」にする』という姿勢は、ギーク・スーツ問わずに共通する必須のコミュニケーションスキルです。相手の状況を察して「自分があなたの立場にあったらこうします」という意見を持っている相手だからこそ、信頼を獲得することができるのです。

こうした事例を手元に置いてイメージトレーニングすることは、スーツの上を行くギークになる近道になるでしょう。

posted by 吉澤準特 at 01:28 | Comment(0) | TrackBack(0) | プロフェッショナル仕事術

2017年02月22日

1300以上あるオープンソースソフトウェアの主要SWを一覧化:OSS鳥瞰図
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IT業界は助け合いの精神で成り立ってきました。「こんな機能がほしかった」をボランティア精神で作り続けてきた人たちは数多く、中でも世界規模での助け合いを実現しているのがOSS(オープンソースソフトウェア)です。

OSSのお世話になったことがないITエンジニアはまずいないと断言できるくらい、OSSは広く一般的に使われています。しかし、世界中で様々な活動が立ち上がり、OSSの数も一気に急増しました。私が触り始めた頃はJakarta Projectが扱っていたApacheやTomcatのお世話になっていましたが、今ではあまりにも数が多く、OSSで提供されている機能にどんなものがあるのか端的に把握することが難しい状況です。

この状況を改善するため、日本OSS推進フォーラムとインプレス社が協力して『OSS鳥瞰図』という全体マップを公開しています。2017年2月時点の最新版は『2017α版』です。

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http://it.impressbm.co.jp/mwimgs/a/7/-/img_a721eb66cc8331bf3e5bac9e264a2a70311958.jpg
『IT Leaders OSS鳥瞰図2017年版』より

(1)クラウド関連
(2)運用管理関連
(3)アプリケーション関連
(4)WebAP/DBおよび開発支援
(5)セキュリティ
(6)ビッグデータ関連
(7)ディジタルトランスフォーメーション

という7つの領域に分けて一覧化されているので、感覚的に把握しやすいのが助かります。

ちなみに、上記で整理されたOSS以外にもまだまだたくさんのプロダクトが存在します。私が知る限り、2016年12月時点で1343のソフトウェアが各プロジェクトに分かれて開発されています。以下のサイトですべて紹介されているのですが、数が膨大なので、分類されているカテゴリーだけを引用します。

『Open Source Software List: The Ultimate List』
http://www.datamation.com/open-source/open-source-software-list-ultimate-list-1.html

Accessibility
Accounting
App Collection
Anti-Spam/Email Filtering
Anti-Virus/Anti-Malware
Artificial Intelligence
Astronomy
Audio Tools
Backup
Big Data Tools
Billing
Bitcoin
Blogging
Browsers
Bugtrackers
Business Intelligence (BI)
Business Process Management (BPM)
CAD
Charts
Chemistry
Cinema Camera
Classroom Management
Cloud Infrastructure
Cloud Storage
Collaboration/Groupware
Compression
Containerization
Content Management and Wikis
Customer Relationship Management (CRM)
Databases
Data Destruction
Data Integration
Data Loss Prevention
Data Mining
Data Visualization
De-duplication
Desktop Enhancements
Desktop Publishing
Developer Tools
Diet/Exercise/Fitness
Disaster Preparedness
Document Management Systems (DMS)
Ecommerce
Educational Testing
Electronic Health Records (EHR)
Elementary Education
E-mail
E-mail Marketing
Encryption
Enterprise Resource Planning (ERP)
Family Tracing and Reunification
Feed Reader
File Managers
File Sharing
File Transfer
Flashcards
Foreign Language Instruction
Forensics
Games
Gateway Security Appliance
Genealogy
Geography/Mapping
GPU
Graphics Editors/Animation Tools
Healthcare Integration Engine
Hospital Information System
Human Resource Management (HRM)
Humanitarian Efforts
Internet of Things (IoT)
Interior Design
IT Inventory Management
Jewelry
Job Scheduler
Laboratory Information Management System (LIMS)
Library
Log File Monitoring and Analysis
Logic/Debate
Machine Learning
Mail Servers
Marketing
Math
Medical Imaging
Microfinance
Middleware
Mind Mapper
Mobility Tools
Modeling
Multimedia Tools
Multiple Function Security Solutions
Music Education
Network/System Firewalls
Network Management
Network Monitoring/Scanning/Intrusion Detection
Office Productivity
Online education/eLearning
OpenCourseWare
Operating Systems and Kernel Modifications
Password Crackers
Password Management
PDF Tools
Personal Financial Management
Photo Albums and Tools
Physics
Poetry
Point-of-Sale (POS)
Privacy Protection
Programming Languages
Project Management
RAID Controllers
Religion
Remote Access/VPN
Recipe Management
Report Authoring
Robotics
School Administration
Science
Screenplay Writing
Small Business Server
Social Networking
Software-Defined Networking (SDN)
Speech
Storage
Systems Administration Tools
Text Editors
Time Tracking
To-Do Lists/Schedulers/Calendars
Transit
Typeface
Typing
Utilities
User Authentication
Version Control
Video Tools
Virtualization
Vulnerability Assessment
Web Filtering
Website Editors
Web Servers

すごい数ですよね。たとえば、Apacheなら「Web Servers」のカテゴリに、MySQLは「Databases」にちゃんと含まれています。

変わりどころだと、「Jewelry」というカテゴリーで”iNecklace”というオープンソースハードウェアも扱っているんですよね。GitHubでソースコードが公開されていますし、それを使った製品が実際にAmazonでも購入できました。

『ソースコード』
https://github.com/adafruit/iNecklace
『販売サイト』
https://www.amazon.co.jp/dp/B00M17Z410

OSSの一覧はじっくり眺めるといろいろと発見があります。ITエンジニアの方はすべてのソフトウェアをチェックしてみることをお勧めします。

posted by 吉澤準特 at 05:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | 注目記事

2016年11月30日

坂本竜馬がもしパワーポイントを使っていたら・・・ ビジネスパーソン必見
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「坂本竜馬がもしパワーポイントを使っていたら・・・」

そんな設定で作られた「薩長同盟のご提案」資料が、今、私の中で盛り上がっています。作ったのは、なんとマイクロソフト。自社サイトで公開されています。

素人が作ったお遊びのスライドではありません。全22ページ、下の抜粋を見てもらえばわかると思いますが、とてもクオリティが高く、「F5]を押してスライドショーで見ると、高度なテクニックの数々に度肝を抜かれます。

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坂本竜馬が、

・西郷隆盛と桂小五郎のディスカッションを移動中はメールとskypeミーティングでフォロー
・到着即同盟締結を実現するスピードプランを提案

というところは笑うところですが、笑えないくらいに関心してしまうのが、このパワーポイント資料の随所に盛り込まれたスライド作成テクニック。

「動画挿入」、「画面遷移」などで、私が今まで使ったことが無かった活用もあり、教材として大変参考になりました。このスライドとまったく同じように作ることができれば、人に指導できるレベルのスキルに達しているといえます。

しかも、このスライドはPowerPoint2016の最新機能「ズーム」を多用しており、これがとても効果的に使われています。

この資料をPowerPoint2016よりも前のバージョンで開くと、「まあうまくできているスライドだな」という感想で終わりますが、2016で開くと、「ズーム」機能が実に心地よく、画面遷移や図表のアニメーションも一線を画した振る舞いです。

PowerPoint2016があれば、ズームモーションで人気の高い「Prezi」はもう必要ない、といえるくらいです。Preziは「パワーポイント以来の革命」と呼ばれることもあるプレゼンツールですが、今度のPowerPoint2016は「Prezi以来の革命」と呼んでもよいくらいの出来だと思います。

このエントリーはマイクロソフトのステマではありませんが、もしあなたがPowerPoint2016をすでに持っているなら、是非この「薩長同盟のご提案」をダウンロードしてみてください。スライドショー(F5を押す)で最初から流すと驚きます。

ビジネス系のパワポ資料ばかりを作っている人は感動すること請け合いですよ。

posted by 吉澤準特 at 22:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | プロフェッショナル仕事術

2016年03月21日

会社に入って一番役立つスキルはいったいなにか?
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会社に入って一番役立つスキルはいったいなにか?

ロジカルシンキング、英語力、ファシリテーション。いろいろありそうですが、ほとんどの職種の人に共通して必要とされるスキルはそれほど多くありません。しかも、新入社員のうちから持っていた方が望ましいものという条件を付ければ、さらに絞り込まれます。

そうした厳選スキルの中で、私がもっともオススメするのは「資料作成」です。

上司・同僚・関係者へのホウレンソウ、会議における参加者との認識合わせなど、会社に入って覚える仕事では、直接話して相手に伝える方法と、資料を使って相手に伝える方法の両方を使います。

学生生活を通じて、相手に対して口頭でコミュニケーションする機会は無数にありますが、資料を使ってコミュニケーションすることは多くありません。しかも、ゼミや研究室の活動で作成するレポートなどは、ビジネスシーンにおける資料とは性質が異なるため、作り方も全然違います。

つまり、会社に入った直後、ビジネス用の資料作成スキルに秀でた人間はほとんどいません。そして、自分の周囲に資料作成スキルの高い人がいない限り、どうやって高品質なビジネス資料を作ればよいのか教わる機会はありません。

自分の周りにそういう機会が少ないなら、そういう機会に恵まれたところで何を教わることができるのか、調べてみればよいのです。私が今回執筆した「マンガでやさしくわかる資料作成の基本」という本は、まさしくそれを追体験できる仕組みにしています。

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資料作成というものを学生時代には全然やってこなかった主人公が、社会人1年目で徐々に覚えていく様を通じて、読者の方々にもその成長を実感できるようにしています。

あなたがどんな資料作成タイプなのかを診断できるシートもついています。オンライン上にも用意しているので、まずはそちらであなたのタイプを調べてみると面白いですよ。

『あなたのビジネス資料作成レベル診断』
http://www.canter.jp/it-ura/doc_skill_check/

posted by 吉澤準特 at 01:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | プロフェッショナル仕事術





【IT業界の裏話】過去コラム(No.1-337)
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▼ IT業界の人々
「内製率を高めたい」のに「世界...
人の話を聞かないIT技術者の...
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IT業界、悪魔の辞典『ヒト編』
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├ 実はコミュニケーション能力に...
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IT業界に向いていない人
日本の夏、熱暴走の夏
客前で後ろから刺される
システム障害でクビが飛ぶ人
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昼休みって何ですか?
Windowsに弱いIT技術者2
Windowsに弱いIT技術者
エンジニアは音を伸ばさない
話しにくい人
転職する人しない人
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コンサルがお絵描き好きなの...
コンサルの報酬額って?
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公私のケジメ

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真夏に長袖!なのに裸より涼...
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コンサルの品格
ダメシステムはひとまず葬れ
眠気対策アイテムを考える
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資格の価値
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絶対に潰れない会社の悩み
エアエッジが必要になる理由
ハイプ曲線+キャズム理論
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一貫性が信用を生む
デビルズ・アドボケイト
落とし所を見定める
クライアントの良き友人たれ
キャンペーンでたたみかける
比較で暴利をごまかす
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ヒヤリハットの考え方
密談のタバコ部屋
「えいや」で決まる、魔法の言葉
海外テレカンの心得
IT業界でうまく生きていくコツ
ポンチ絵
仕事と作業の違い
上司に背を向けると怒られる?
ロケットスタートのススメ
人の考えを利用すべし
「見える」化
仕事の範囲
ワークシートのススメ
フローチャートの基本
仕事のやり方、片付け方
もんたメソッド
高橋メソッド
作業時間の見積り方
仁義を切る
アクションプラン
ミーティングと議事録
ベンダー選定の基準
ITと数学
レスポンシビリティとアカウンタ..
仕事の密度
リクルーティング
ドキュメントプロパティ
クライアントが納得する答え

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人々は安定性と安全性の両方...
カタカナ会社はあやしい会社?
サービスリリースの落とし穴
IT業界の職場環境
IT業界の労働環境悪化は...
英語の必要性
正月出勤
年末年始の過ごし方
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リリース直前の危機

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