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『外資系企業に住む住人の視点からIT業界の出来事を伝えます。』

以前好評いただいた『資料作成の基本』から図解作成だけにテーマを絞って抽出した本が2018年6月23日に発売となります。 https://www.amazon.co.jp/dp/4799106511

図解作成の基本
本書は「資料」ではなく「図解」の作成に特化しています。図解は、論理的にわかりやすい内容、感覚的に心地よい見た目が好まれます。図形のカタチ(フォーム)と配置(ポジション)で生み出される「要素のバランス」、色の使い分け(カラー)によって醸し出される「コンテンツの強弱」です。それらを「図解キューブ」というモデルで表し、その実践例をチャートとグラフの「図解パターン」として体系的・網羅的に整理しました。これらを「エグゼクティブ図解術」と私は呼んでいます。本書を図解作成のハンドブックとして、ぜひ使ってみてください。


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2007年07月17日

Web2.0の向こう側〜サードリアリティ〜
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■■  IT業界の裏話−−−−−−−−−−−−−−−−−−−No.0237

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 発刊総数:4500部____________ http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
 ■ ご挨拶
 ■ 業界裏話    :Web2.0の向こう側〜サードリアリティ〜

 ● レポート提供

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 ■ ご挨拶
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 どうも、吉澤準特です。
 
 7/16の午前中に中越沖地震(震度6強)が発生し、
 今もなお甚大な被害に現地の方々は苦しんでいます。

 亡くなった方もいらっしゃいますが、
 これ以上犠牲が広がらないよう、現地の方のご無事をお祈り致します。
 
 
 ----------------------------------------------------------
 mixiをされている方、マイミク登録してくれると嬉しいです。
 http://mixi.jp/show_friend.pl?id=283143
 
 
 
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 ■ 業界裏話    :Web2.0の向こう側〜サードリアリティ〜
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 Web2.0といえば、今や聞いたことがない人はいないほどメジャーなキー
 ワードになりました。特に、一般向けに知られるようになった一番の要
 因は、NTTドコモが『DoCoMo2.0』と称するキャンペーンを展開したこと
 でしょう。
 
 簡単に説明すると、Web2.0とは「インターネットが社会的なネットワー
 クとして動作する現象」を表したものです。サービスやコンテンツが複
 合的に活用されているものと言ってもいいでしょう。
 
 例えば、ドワンゴが運営するニコニコ動画(http://tinyurl.com/yoqr39
 は動画を介したコミュニケーションを確立したという点でWeb2.0と捉え
 ることができますし、言うまでも無く、Google Mapなどは、地図情報と
 店舗情報という別々のコンテンツを動的に組み合わせてサービスを提供
 しており、まさにWeb2.0的なサービスです。
 
 
 こうなると、気になってくるのが、「Web2.0の次に来るのは一体なんだ
 ろう」という疑問ですよね。
 
 実は、この問いに対する答えとなる資料を入手しました。
 それは楽天技術研究所が唱える「サードリアリティ」というものです。
 
 これは同研究所が外部講演で使っている資料なのですが、特別に許可を
 もらって皆さんに電子資料を公開することができました。

  → http://it-ura.seesaa.net/article/48084531.html
 
 
 サードリアリティという概念で面白いところは、現在議論されている
 Next Web2.0について、オライリー等がWeb3.0の構想を披露したり、ユビ
 キタスやアンビエント、センサーネットなど、その全てを「正しい方向」
 を指摘しているとした上で、それらを包括すると、「リアリティ」が重
 要になると述べている点です。
 
 そして、これはプロデューサーもアプリケーションエンジニアもインフ
 ラエンジニアも皆が取り組まねばならない問題とも述べています。
 
 かつて、ネットとは、現実社会とは隔絶された新しい社会だと見做され
 ていました。これまで散々ネット対リアルという構図を見てきた皆さん
 にはご理解頂けると思います。
 
 しかし、だんだんと両者がリンクしはじめ、ネットとはあくまでも現実
 社会の延長線上として考える人々が増えてきました。
 
 
 例えば、10年前に宅配ピザを注文するなら、誰もが電話でピザ屋に注文
 したでしょう。※直接取りに行く人も何人かいたかもしれませんけど。
 
 では、2007年現在はどうでしょうか。多くのピザ屋ではインターネット
 上で注文を受け付けできるようなサービスが備わっており、ネット経由
 で注文すると、特別なおまけまで付いてくることも多いです。
 
 実際、私がいつも注文するピザ屋は、ネットで注文した方が値引率が良
 く、フライドチキンもおまけで付けてくれるので、このお店ではネット
 注文しかしたことがありません。
 
 この例は、ネットを意識的に使っているケースですが、無意識のうちに
 リアルとネットを融合させてサービスを使っている場合もあります。
 一番顕著なのは、最近米国で発売されたiPhoneでしょう。
 
 
 さらに面白いのは、巨大知というあらゆるものがデータ化された多段階
 組織について、断片化と再構成という切り口でネットの動きを捉えてい
 る点です。
 
 特に興味深いのは、断片化されたネット上の情報をうまく組み合わせる
 と、隠されていた全体像が浮かび上がってくるという話です。
 
 ブログやSNSの日記で、匿名性を保とうとしつつ、個人の出来事を何気な
 く書いている人は多いですが、そういった小さな欠片をネット上から集
 めていくと、本人の個人情報が復元され、匿名性が消えてしまうという
 リスクはありますよね。
 
 2ちゃんねる等で特定の人物に攻撃が集中した際、このようなアプロー
 チで個人情報が晒されてしまうこともしばしば見る光景です。
 
 
 次に来るネットの波に今から乗っておくには、「サードリアリティ」と
 いうキーワードは覚えておいて損はないですよ。

posted by 吉澤準特 at 02:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話

セカンドライフだけで宣伝の新手法、ビクター9月から
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新人歌手の宣伝活動をインターネット上の仮想空間「セカンドライフ」だけで展開する試みをビクターエンタテインメントが9月に始める。 セカンドライフの中のイベント会場で、アバターと呼ばれる分身がコンサートや交流会を開き、 リアルな世界でのCD販売や配信につなぐ予定という。

 ビクターがこの方式で売り出すのは、実在するダンスミュージック系女性歌手「KEI」。 情報処理サービスのトランスコスモス系企業がセカンドライフ内に設けたイベント会場などに、KEIのアバターが登場して宣伝活動をするが、 テレビに出演したり、実際のコンサートをおこなったりはしないという。

 セカンドライフ内では世界のどこへでも自由に行って宣伝でき、所属会社は宣伝費を大幅に減らせると見込む。 セカンドライフから米アップルのネット配信サイト「iTunesストア」などに利用者を誘導することで、楽曲配信を増やす狙いもある。

http://www.asahi.com/business/update/0716/TKY200707160452.html

posted by 吉澤準特 at 01:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 注目記事

セカンドライフだけで宣伝の新手法、ビクター9月から
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新人歌手の宣伝活動をインターネット上の仮想空間「セカンドライフ」だけで展開する試みをビクターエンタテインメントが9月に始める。 セカンドライフの中のイベント会場で、アバターと呼ばれる分身がコンサートや交流会を開き、 リアルな世界でのCD販売や配信につなぐ予定という。

 ビクターがこの方式で売り出すのは、実在するダンスミュージック系女性歌手「KEI」。 情報処理サービスのトランスコスモス系企業がセカンドライフ内に設けたイベント会場などに、KEIのアバターが登場して宣伝活動をするが、 テレビに出演したり、実際のコンサートをおこなったりはしないという。

 セカンドライフ内では世界のどこへでも自由に行って宣伝でき、所属会社は宣伝費を大幅に減らせると見込む。 セカンドライフから米アップルのネット配信サイト「iTunesストア」などに利用者を誘導することで、楽曲配信を増やす狙いもある。

posted by 吉澤準特 at 01:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話

サードリアリティ(next web2.0)
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Web2.0の次に来るものは色々なところで議論されていますが、それらを総括すると、つまるところ、「リアリティ」 が重要なテーマであることが分かります。リアリティには次の3ステップが存在します。

1st.実空間−リアリティ
2nd.ネットリアリティ
3rd.アウフヘーベン・リアリティ

そして、この3番目のリアリティでは、インタラクション/フュージョン/コラボレーションが重要な現象になるでしょう。 そして現実でもネットでもない、第3の存在になっていくのです。

(詳細資料)
https://it-ura.up.seesaa.net/item/3rd-reality.zip

posted by 吉澤準特 at 00:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | リンク紹介

ニコニコ動画
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インターネット動画共有サービスYouTubeの人気の高まりに伴い開始された、 動画へリアルタイム・コメント機能を売りとした動画配信関連サービス。ただし運営についてYouTubeと正式な関連はない。

2007年6月1日にニコニコ普及委員会が発表したニコニコ宣言(仮)において、 ニコニコ動画の基本理念が明らかにされている[1]

現在は「ニコニコ動画(RC)」といい、正式サービスではなくテストとして行っている。負荷確認のためにユーザー数に制限を設け、 少しずつその制限を緩めている。ニコニコ動画が発行しているIDの番号が一定数以内のユーザーは常時アクセスが可能である。また、 それとは別にニワニュース読者限定で配布された特別なIDを持つ5000名に関しても常時アクセスが可能となっている。

この接続制限は2007年7月6日の時点で常時利用可能な登録者は1,100,000人、 それ以外の時間制限利用者(午前2時〜午後7時)は登録後、即利用可能と発表しており、 今後システムの増強に伴って徐々に緩和されていく予定である

posted by 吉澤準特 at 00:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | リンク紹介

2007年07月02日

Google、SNS向け共通APIでFacebookに対抗
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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0711/01/news054.html

米Googleは11月1日(米国時間)に、プログラマーがLinkedIn、 Friendsterなどのソーシャルネットワーキングサービス(SNS) 向けのソーシャルアプリケーションを開発するためのAPI一式を発表し、 正式にソーシャルソフト開発プラットフォーム企業の仲間入りを果たす。

 同社のAPIセット「OpenSocial」は、プログラマーが4億人のSNSユーザーに向けて、 独自のオープン開発者モデルに基づくよりもリーチの大きなアプリケーションを開発できるよう支援するためのものだと、 同社のプロダクトマネジャー、ジョー・クラウス氏は10月31日にeWEEKに語った。

 Googleの計画は、Facebookが開発者向けプラットフォームを立ち上げて大成功を収めたことへの対抗策だ。 5月24日の立ち上げ以来、Facebookのプラットフォームを基盤として7000のアプリケーションが開発されている。

posted by 吉澤準特 at 02:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | リンク紹介

失敗から学ぶ人、学ばない人
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■■  IT業界の裏話−−−−−−−−−−−−−−−−−−−No.0235

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 発刊総数:4500部              
http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
 ■ ご挨拶
 ■ 業界裏話    :失敗から学ぶ人、学ばない人
 
 ● ホットトピック :ブレイク寸前!テスト自動化ツール大研究
 ● レポート提供
 
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 ■ ご挨拶
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 どうも、吉澤準特です。
 
 先週末から牛肉偽装の話題が飛び交っています。
 問題となっているのは苫小牧に本拠地を置くミートポーク社。
 
 なんと牛肉と偽って羊の内臓や鳥のカス肉を混ぜ、
 水を足して粘力を出したり、牛の血液で着色していたとのこと。
 加ト吉やローソンなど、大手にも卸していたというのですから、
 私も含めて一度は口にしている可能性は高いですよね。
 
 昨今では、中国産の食料品に対する品質チェックが
 厳しく取り沙汰されていますが、
 実は国内にもこういった事例はまだあるのかもしれません。
 
 ・・・・・・・
 ・・・・
 
 さて問題です。
 上の文章には一箇所致命的な間違いがあります。
 それはどの箇所でしょうか?
 
 答えが分かった方はこちらまでどうぞ。
 
  →
http://it-ura.seesaa.net/article/45919551.html

 
 
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 ■ 業界裏話    :失敗から学ぶ人、学ばない人
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 ITmediaのトピックで同名のものがありました。
 
http://it-ura.seesaa.net/article/45920168.html
 
 記事を読んでみると、失敗から何も学び取らない人の特徴を端的にまと
 めています。大別して2つあると述べています。
 
  ・直接的な原因に着目しすぎて本質を深く追求しない
  ・他人や他社の失敗を対岸の火事と考えている
 
 なるほど、確かに問題の本質を理解していなければ、いずれは同じ過ち
 を繰り返すことでしょうし、他で起きていることが自分のところでは起
 きないという幻想を信じているならば、せっかく貴重な失敗の前例を目
 撃しても、自分が同じ目に遭うまでは何も変わらないでしょう。
 
 
 この記事の流れでは、上記2点と真逆の人こそが失敗から学び取る人だ、
 ということになりますが、もうひとつ付け加えてもいいんじゃないかな
 と思う項目があります。
 
  『 最初から無理だと諦めない 』
 
 
 問題の根本原因を追究することは非常に重要です。それによって、何を
 なさなければならないのかが見えてきます。
 
 しかし、ここで見えてきた内容が実現困難に思える内容だとしたら、一
 体どうすればよいでしょうか?
 
 
 例えば、あるシステムの開発フェーズで致命的な障害が不具合が発見さ
 れたとしましょう。原因は、導入しているパッケージ製品のバグでした。
 
 しかし、パッケージベンダーはそのバグを次のバージョンで解消すると
 言っており、個別のバグ対応には応じない姿勢を示しています。
 
 また、このベンダーは外資系のため、問い合わせは全て本国にエスカレ
 ーションされており、そのせいでこちらの要望は間接的にしか伝えられ
 ていません。
 
 こんなとき、あなたならどうしますか?
 選択肢別にその後の展開を書いてみました。
 さあ、レッツチェック!
 
 
  1.現バージョンを我慢して使い続ける
   →
http://it-ura.seesaa.net/article/45921658.html
  
  2.このパッケージの使用を諦める
   →
http://it-ura.seesaa.net/article/45921853.html
  
  3.トコトン本国まで直訴してバグを解消させる
   →
http://it-ura.seesaa.net/article/45922009.html
 
 
 「諦めたらそこでゲームセットですよ」というのは、スラムダンクの安
 西先生が残した名言ですが、全てに通ずる格言だと思います。
 
 皆さんも、まずはできるところまでやってみるという心構えを持つよう
 にしてみてはどうでしょう。ここまでやれば、どんな失敗やトラブルも
 怖くありません。
 
 
 ・・・すみません、やっぱり怖いものは怖いです。

posted by 吉澤準特 at 01:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話





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