先日のメルマガでセクシーパワーポイント道について紹介しましたが、
今回はこのセクシーパワポ道から5つの技を組み合わせて、図表をキレ
イでリッチにする方法をお伝えします。
まずサンプルとしてアニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』より、SOS団のメンバー
を表にしたものを用意します。
(図表1)
http://www.canter.jp/it-ura/img/sexy-ppt-001.jpg
【その一】図表を軸を揃える
パワポの図表は軸を揃える、感覚を均一にすることが基本です。まずは
団員名の丸四角と説明の四角を整列させましょう。
「図形描画コマンド」→「上下に整列」
そのままそれぞれの中心軸を合わせます。
「図形描画コマンド」→「左右中央揃え」
「図形描画コマンド」→「上下中央揃え」
すると次のようにSOS団のリストが均一に表示させることができました。
(図表2)
http://www.canter.jp/it-ura/img/sexy-ppt-002.jpg
【その二】文字間隔を整える
説明文が2行以上に渡る場合、行の間隔がくっつき過ぎていたり、逆に離
れ過ぎたりすると読みづらくなります。こういった基本的な箇所もキレ
イにします。
各図表を選択しながら、行間隔を1行(デフォルト)から1.2行程度に増
やしておきます。複数の文章が含まれる場合は、状況に応じて段落間隔
を1.6程度に増やしておくとさらに見やすいです。
「書式」→「行間」→「行間隔=1.2」
ここまでやると図表2のようになります。あまり見た目が変わっていな
いと思うかもしれませんが、後で効いてきます。
(図表3)
http://www.canter.jp/it-ura/img/sexy-ppt-003.jpg
【その三】文字・線色でメリハリをつける
字が黒だけではとても寂しく、各記述の差も分からないため、男性は紺
色、女性は赤色に文字色変更をします。
また、そのままでは外枠の黒い枠が目立つので、全て灰色の線・枠線に
してみましょう。
(図表4)
http://www.canter.jp/it-ura/img/sexy-ppt-004.jpg
【その四】背景色で立体感を出す
まだいずれの図表にも色を塗っていないため、いまいちパンチに欠ける
デザインでした。そこで各図に色を塗ります。
このとき、単色で塗るのではなく、グラデーションを使ってちょっとし
た立体感を出すのがポイントです。コツは、ある色とその色より少しだ
け薄い色の組み合わせで塗ることです。
(図表5)
http://www.canter.jp/it-ura/img/sexy-ppt-005.jpg
【その五】影付きスタイルでさらに立体感を出す
全体的にぬべーっと平坦な感じが抜けていないので、一部の図に影をつ
けて立体感を出します。これによって浮き上がっている感じを図に与え
ることができ、さらにリッチな見た目になります。
これで完成です。
(完成図表)
http://www.canter.jp/it-ura/img/sexy-ppt-006.jpg
ご覧の通り、基本的な整形コマンド5つの組み合わせで、ちょっとしょ
ぼい図表がこんなにリッチになりました。
このテクニックは全ての図表に通用するので、ためしに身近にあるパワ
ポに使ってみてください。一味違うスライドに仕上がります。
posted by 吉澤準特 at 09:59
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