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『外資系企業に住む住人の視点からIT業界の出来事を伝えます。』

資料作成本の最後の秘境『ワード』を対象とした外資系コンサルの資料作成テクニックが1冊の本になりました。2017年3月29日に発売されています。
※購入頂きました皆様、ありがとうございます。
https://www.amazon.co.jp/dp/4492557776

gaishi_word_201703_new.jpg
累計数十万部を数える「外資系〜シリーズ」には「スライド作成術」と「Excel作成術」がありますが、ワード向けの本はありませんでした。パワーポイントとエクセルは一生懸命練習するのに、ワードの作成法を学ぶ人はほとんどいません。見よう見まねの作成が繰り返され、ワード文書はどんどん読みづらい存在になっています。その結果、「ワード文書は扱いにくい」と考えられるようになりました。この本は、最後の秘境、ワード向けの「文書作成術」です。優れたWord文書を効率よく作成する方法を知り、適材適所でビジネス文書を作り分ける術を自分のものにしましょう。


【吉澤準特の本:累計10万部以上】
外資系コンサルが実践する資料作成の基本』はロングセラーで重版多数
外資系コンサルの仕事を片づける技術』はロングセラーで重版多数
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2008年07月29日

ハードディスクの故障発生率はメーカーの公表スペックよりも15倍も高い
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実際の現場で使われている10万台に及ぶハードディスクの故障発生率の調査により、 ハードディスクが故障を起こす確率はメーカーが公表しているMTTF(Mean Time To Failure=故障を起こすまでの平均時間)よりも15倍も高いことが米カーネギーメロン大学の調べにより判明した。

(中略)

研究グループではまた、今回の調査結果から、

  • 実環境で故障を起こしたディスクの半数はメーカーでのテストでは問題の再現がされていない。 メーカーの環境と実環境の間には格差があり過ぎる。
  • 大環境で多数のMTTFが異なる種類のハードディスクを使っている場合の故障率はスペック値よりもかなり高くなる傾向がある。
  • 最初の5年間のディスク交換率は予想よりもかなり高い。しかし、2〜5年間続けて運用したディスクの交換率は穏やかになる。
  • 安価なSATAディスクだからと言って高価なSCSI、FC対応ディスクよりも故障発生率が高いということはない。 信頼性の高さを謳っているSCSI、 FC対応ディスクがSATAディスクよりも故障の発生率が低いということが確認できなかった
  • MTTFは統計指標としては問題性が多く信頼性に欠ける。別の新しい指標を使うべきだ。
  • これまで考えられてきたディスク故障に関わる「考え方」のほとんど正しくない。 現実の環境で使われている大量のディスクを対象とした故障発生に関わる調査はこれまでほとんど行われてきていないのが現実だ。

と結論付けている。

http://www.technobahn.com/cgi-bin/news/read2?f=200804072004

posted by 吉澤準特 at 01:16 | Comment(0) | TrackBack(0) | リンク紹介

違法ファイルダウンロードに関する参考情報
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■調査結果によると、ファイル交換ソフトの利用状況は、「現在利用者」が9.6%、「過去利用者」が10.9%。 06年6月の調査では「現在利用者」が3.5%で、この1年半で2倍以上に増加した。「現在利用者」 がおもに使っているファイル交換ソフトは、上位から「Winny」が27.0%、「Limewire」が18.8%、「WinMX」が15% 、「Cabos」が13.1%、「Share」が11%の順だった。
http://bcnranking.jp/news/0712/071225_9404.html

社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)や社団法人日本レコード協会(RIAJ)など4団体と6放送事業者は25日、 Winnyなどのファイル交換ソフトの利用実態調査結果を発表する報告会を開催した。現在の利用者はインターネットユーザーの3.5%、 175万5,100人と推計されるという。
http://www.watch.impress.co.jp/av/docs/20060725/accs.htm

■セキュリティベンダーのネットエージェントは2008年1月9日、年末年始の12日間 (2007年12月26日から2008年1月6日まで)におけるファイル交換ソフト 「Winny」と「Share」の利用ノード(端末)数を発表した。これによると、 12日間のShareの平均利用端末数は16万強で、観測以来最多の結果になったという。また、2008年1月6日には、 過去最多となる18万を超える端末数を観測した。
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080109/290620/?ST=pc_news

posted by 吉澤準特 at 00:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | リンク紹介

2008年07月16日

就職難民=不出来な学生という発想の貧困さ
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 私が寄稿しているFPNで、次のようなエントリーが寄せられていました。
 
 
 『内定が決まらない学生が学業の上で不利になるのは仕方のないこと。
  出来の悪い奴が損をするのは必然だ。あまりここには拘らなくても良
  いよ(Fランや大学就職課は拘るだろうけれども)。』
 
 『就職が決まらず卒業すればいくらでも長期的に就職活動が行えるが、
  新卒扱いとはならずに不利となってしまう。新卒扱いをしてくれる
  現役大学生の最中に長期的な就職活動ができることは、この点でも
  有利となる。
  
  つまり、「不出来な学生はどうせ就職活動が長期化するのだから、無
  職のレッテルよりも学生のレッテルを貼られていた方がマシ!」と。』
  
  → http://it-ura.seesaa.net/article/102995893.html
  
  
 こんなことを本気で考えている人がいるのかと愕然としてしまいます。
 
 大学で学業を優先させている人の割合はそれほど多いとは思いませんけ
 れども、学生の良し悪しとは第1に学業の結果であるという認識は多く
 の人がもっていると思います。
 
 しかし、上記エントリーでは、学生の良し悪しは就職活動に成功するか
 どうかにかかっていると述べていますよね。
 
 仮に「良い学生は採用面接で使えると判断された人間である」と考えた
 としても、この発言には例外が多すぎます。
 
 
 就職活動で一番重要なのは、「自分の持ち味・強み」をいかにして面接
 官に上手に伝えるかというポイントです。
 
 業界にもよりますが、現場の社員が面接官を務める企業では、自分が一
 緒に働きたいと思う候補者を選定する傾向が強く、そのためコミュニ
 ケーション能力に劣る人は不採用になりやすいですね。
 
 つまり、面接官への伝え方が下手な学生は、面接を潜り抜けることが難
 しく、就職活動が長期化しやすいと言えます。
 
 
 でも、そういった学生は本当にすべて出来が悪いのでしょうか?
 
 例えば口数は少ないが着実に前に進むスタイルを持ち味としている人も
 いるでしょう。そういうタイプは逆境に強く、研究職や分析関連の仕事
 で素晴らしい成果を挙げることもよくある話です。
 
 逆に、早々に内定を獲得して就職活動を終わらせた学生には、口のうま
 さだけで面接を切り抜けた人も少なくないのではないかと思うのです。
 
 ※これは私の経験に基づく主観です。
 
 そういった学生には表面的な要領の良さだけで中身を取り繕っている人
 もいるわけで、果たしてこのような学生を「出来が良い」とみなしてよ
 いのでしょうか?
 
 
 元のエントリーでは、大学3年の早い段階から就職活動が始まることにつ
 いて肯定論を展開していますが、この点も私はおかしいと感じています。
 
 そんなに早くから就職活動するのが良いのなら、極論で、大学1年生から
 就職活動すれば良いという発想になりませんか?
 
 もっと言えば、大学合格が決まった段階から就職活動すればいいんじゃ
 ないですか?という結論にまで成りかねない。
 
 さすがにこれは誤った意見だと考える人は多いと思いますが、それなら
 ば、「誤っている」と判断した理由はなんでしょうか?
 
 社会経験が未熟だから?
 
 だったら、大学3年生になったばかりの時期だって十分に未熟だと私は思
 いますよ。ならば大学4年生のできるだけ遅い時期までずらしたらどうで
 すか?
 
 それだと企業側の受け入れ態勢が間に合わないかもしれない、という問
 題もあるでしょうし、大学側も学生の進路を把握しづらいという事情も
 あるかもしれません。
 
 こういった事情を踏まえて、とりあえずの落としどころが以前まで有効
 だった就職協定(特定月以降から学生と接触できる)だったのではあり
 ませんでしたか?
 
 
 FPNのようにより多くの人目に触れるようなところでのエントリーは、
 脊髄反射的なものではなく、もう少し熟考してから書いたほうが良いの
 ではないかと久しぶりに考えさせられた記事でした。

 

posted by 吉澤準特 at 16:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話

不出来な学生はどうせ就職活動が長期化するのだから,無職よりも学生のレッテルを貼られていた方がマシでしょ!
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FPNに掲載されていた記事です。

J-CASTニュースに掲載された『就職後3年で3割離職 大学生「青田買い」のせいなのか』 という記事に対する考えを示していますが、その発想は少々飛躍しすぎている気がします。

『内定が決まらない学生が学業の上で不利になるのは仕方のないこと。 出来の悪い奴が損をするのは必然だ。あまりここには拘らなくても良いよ(Fランや大学就職課は拘るだろうけれども)。』

『就職が決まらず卒業すればいくらでも長期的に就職活動が行えるが、 新卒扱いとはならずに不利となってしまう。新卒扱いをしてくれる現役大学生の最中に長期的な就職活動ができることは、この点でも有利となる。

つまり、「不出来な学生はどうせ就職活動が長期化するのだから、 無職のレッテルよりも学生のレッテルを貼られていた方がマシ!」と。』

http://www.future-planning.net/x/modules/news/article.php?storyid=3429

posted by 吉澤準特 at 15:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | リンク紹介

2008年07月11日

おまえが呼ぶな、俺が呼ぶ「ハリウッドの原則」
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Javaでシステム開発を行っていると、さまざまな場面でデザインパターンというものを使う機会があります。デザインパターンとは、 GoF(ギャングオブフォー)という有名な4人の人物が集まって作り上げた、いわばJavaプログラミングのベストプラクティスです。

ちなみにまったくの余談で恐縮ですが、私にとって、GoFは『花より男子』のF4(フラワーフォー:花の4人組) よりも断然いけてます。


さて、そのデザインパターンのなかに、Hollywood Principle (ハリウッドの原則)という興味深い名前のものがあります。

ハリウッドと聞いてしまうと、どんなにゴージャスなメソッドの表記方法なのだろうと期待してしまいますが、 実は非常に皮肉めいたエピソードによるネーミングだったりします。

ハリウッドは映画の聖地ですよね。そこで名を上げればどんどん仕事が舞い込んで来るようになり、社会的ステータスも急上昇です。 ですが、ハリウッドではプロデューサーの力は絶対です。俳優がどんどん売れっ子になっていったとしても、 やはりプロデューサーから声をかけてもらえなければ映画に出れない。それこそ、俳優の方からどれほどアプローチしたとしても、 プロデューサーにしてみれば、作品に合わない俳優はいりません。

そこで出てくる言葉がこれです。


「おまえが(俺を)呼ぶな、必要なら俺が(おまえを)呼ぶ」
(Don't call us. We'll call you)


これを地でいくデザインパターンが「ハリウッドの原則」なのです。

具体的には、十分なアーキテクチャフレームワークが定義されているようなシステムでは、 アプリケーション部分のロジックはフレームワークから呼ばれる形で実装していき、基本的にはフレームワークを中心にシステムを作り上げます。 アプリが基盤を呼ぶのではなく、基盤がアプリを呼ぶのです。

比較的堅牢なシステムを構築することができるアプローチですが、アプリケーションの実装に自由度が少ないため、 創造的なプログラマーからは嫌われているデザインパターンですが、このネーミングセンスに感心してしまいました。


デザインパターンはほかにも多くのものがあります。参考までにリストアップしておきますね。


CREATIONAL PATTERNS(生成パターン)
5種類

STRUCTURAL PATTERNS(構造パターン)
7種類

BEHAVIORAL PATTERNS(振る舞いパターン)
11種類

各パターンの詳細名は以下のリンクにすべて掲載しています。

http://it-ura.seesaa.net/article/102591023.html

posted by 吉澤準特 at 17:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話

2008年07月10日

デザインパターン一覧
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 CREATIONAL PATTERNS(生成パターン)
 ・Factory Method
 ・Abstract Factory
 ・Builder
 ・Prototype
 ・Singleton

 STRUCTURAL PATTERNS(構造パターン)
 ・Adapter
 ・Bridge
 ・Composite
 ・Decorator
 ・Façade
 ・Flyweight
 ・Proxy

 BEHAVIORAL PATTERNS(振る舞いパターン)
 ・Chain of Responsibility
 ・Command
 ・Interpreter
 ・Iterator
 ・Mediator
 ・Memento
 ・Observer
 ・State
 ・Strategy
 ・Template Method(ハリウッドの原則はこの一部)
 ・Visitor

posted by 吉澤準特 at 19:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 注目記事

2008年07月08日

会議時における空気感
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「場の空気」を読むのは難しいですが、
最近、特に思うのは、「場の空気」を作るのは
読むこと以上に難しい、ということです。

そして、それ以上に困難なのは、いちど出来上がって
しまっている「場の空気」を覆すこと。

ビジネスシーンの例として、「会議」という場を取り上げます。

意思決定や、情報共有、ブレストなど、
会議の「目的」は様々ですが、
社会心理学、集団心理学的観点からみると
場の空気を意図的に作り出すヒントが伺えます。

〜例えば、自分以外にも多くの人がいる場合には
率先して行動を起こさない心理状態としての
「傍観者効果」。

「あえて自分が発言しなくても、他の誰かが・・・」
と、他者依存の心理が生まれ、議論が必要とされる
場面で、発言が生まれにくい空気感がこれにあたります。

回避するための策のひとつとして、「傍観者」になりにくい
ベストな人数で会議の場を設定することなどが挙げられます。

〜例えば、周囲の反応を伺って、意見表明を控える
「自己検閲」。

A案への同意同調の意見がでたあとでは、
A案への批判的意見、又は、B案への同調意見が
でにくいという空気感が醸成されます。

〜AGORIAより〜
http://agoria.jp/

場を支配する空気を打ち破ることができる人は、会議におけるイニシアチブを握りえる人だと思っています。ただし、 そのためには周囲からのプレッシャーに屈しないための鈍感力が必要なのかもしれません。

周囲の些細な批判や注意にいちいちめげていては、空気を打破することなどできないと思っています。

でも、全員が空気を打破する力を持つ必要はないとも思っています。役割分担によって組織のパフォーマンスを最大化するには、 じっくり考えるタイプもいた方が良いですからね。

posted by 吉澤準特 at 11:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 注目記事

洞爺湖サミットだけじゃない、PC温暖化を防ごう
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洞爺湖でサミットが開催されています。 今年のテーマは食糧問題やエネルギー問題に加えて地球温暖化がメインとなっていることが知られていますよね。これにあやかって、 テクノバーンで自宅PCの冷却法が紹介されていました。

方法その1、「CRTディスプレイはもう使わない」

方法その2、「CPUの省エネ機能を活用する」

方法その3、「古いPCの場合はマニュアルでCPUのクロックを下げる」

方法その4、「使っていないデバイスの電源は外す」

方法その5、「無駄な機能は使わない」

待機電力というのはかなりバカにできないものです。 自宅のPCもサスペンドモードにするよりはしっかりシャットダウンした方がいいかもしれません。 WindowsVistaの方は起動が遅くなりそうですが、温暖化阻止ですから仕方ありません。次期OSの登場を待ちわびましょう。

http://www.technobahn.com/news/2008/200807070618.html

posted by 吉澤準特 at 01:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | 注目記事

2008年07月05日

IT系社員のための給料アップ術
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ITmediaの記事に「IT系社員のための給料アップ術」なるものがありました。給料アップのための主な項目は以下の通りです。

1. SaaS製品に習熟する

2. SAPの知識もしくは経験を蓄積する

3. 一分野内で垂直的な専門知識を養う

4. 仮想化プロジェクトの経験を積む

5. ビジネススキルを鍛える

6. オープンソース製品開発に携わる

7. 企業にもうけさせることを考える

8. CIOにはアーキテクチャスキルが必要

9. プロジェクト管理資格を持っていると有利

10. 引っ越しをする

なるほどと思う内容が結構並んでます。
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0805/27/news056.html

 

posted by 吉澤準特 at 15:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | リンク紹介

2008年07月01日

IT史に輝く「トホホなテクノロジー」ベスト25
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 これまで数々のイノベーションを生み出してきたIT史ですが、はかなく
 消え去っていったものも数多くありました。
 
 一方で、IT史のなかで淘汰されていったにも関わらず、中身のダメさ加
 減から悪い意味で記憶に残ってしまったものもあります。
 
 皆さんもいくつか思い当たるテクノロジーがあるのではないでしょうか。
 
 
 コンピューターワールドの8月号では、IT史に輝くすべったテクノロジー
 と称して、そのようなトホホなテクノロジーを紹介しています。
 
 → http://it-ura.seesaa.net/article/101859450.html
   ※リンク先からPDF版をダウンロードできます
 
 ベストというかワーストランキングですけど、面白かったので、そこか
 らいくつかピックアップします。
 
 
  25位 IBM PS/2
  24位 バーチャル・リアリティ
  23位 ARCアーカイバ
  22位 OpenDoc
  21位 プッシュ技術
  20位 Copland
  19位 GNU Hurd
  18位 Oracle Raw Iron
  17位 B2B型eコマース
  16位 Apple Newton
  15位 Palm OS Cobalt
  14位 Netscape6
  13位 検索ポータル
  12位 IPv6
  11位 Microsoft .NET Passport
  
  
 まず25位から11位まで。
 
 いくつかのビッグタイトルも含まれていますが、「やはり」と思ってし
 まうのは11位の「.NET Passport」ですね。
 
 誌上にも書かれていますが、決してマイクロソフトの技術やマーケティ
 ングがダメダメだった訳ではありません。セキュアな認証機能を外部の
 サービスプロバイダを使って実現するという発想自体が時代を先取りし
 過ぎていたのです。
 
 例えば、あなたの会社の機密情報にアクセスするために必要なIDとパス
 ワードの管理を外部の会社に委託するなんて選択、できますか?
 
 ただ、2007年後半からようやくOpenIDという仕組みがソーシャルネット
 ワークサービス(mixiなど)やYahooが対応し始めたことで、コンシュー
 マ向けのアイデンティティ管理に限って言えば、ようやく時代が追いつ
 いてきました。
 
 また、14位の「Netscape6」も予想通りの結果かと。
 
 IE4の登場によりクオリティ面でもコスト面でも負けてしまったネスケの
 末路は、鈍重なネスケ6のリリースを持ってほぼ確定してしまいました。
 
 ネットスケープ社といえば、ドットネットの寵児と言われましたが、今
 では社名さえ残っていません。トホホな結末です。
 
 
  10位 Itanium
  9位 Mac互換機
  8位 電子マネー
  7位 64ビットPC
  6位 カーリー・フィオリーナ氏
  5位 デジタル著作権管理(DRM)
  4位 ペーパーレス・オフィス
 
 
 ご存知ない方もいるかもしれませんが、Itanium(アイタニウム)という
 インテル社の次期主力(2002年発表)として期待されたこのプロセッサ
 も、2006年には商業的な失敗を同社は認めています。
 
 結局、Xeon(ジーオン)がメインのままです。
 
 6位の「カーリーフィオリーナ氏」はヒューレットパッカード社のCEOだ
 った人物です。
 
 なぜ人名が含まれているかは謎ですが、たしかに彼女の残した功績はト
 ホホであると言わざるを得ません。
 
 「99年-05年の間に、HPが持つギーク的誠実さを重視する企業文化を大幅
  転換し、顧客離れを起こさせた」
  
 という誰にもできない離れ業をやってのけたと皮肉たっぷりで誌上に書
 かれています。スティーブジョブスになれなかった女性です。
 
 4位の「ペーパーレス・オフィス」もひどいものでしょう。
 
 この技術を導入した結果、余計にプリントアウトが増えたという職場は
 枚挙に暇がありません。ファイルキャビネットにキングサイズファイル
 のレポートが無くなったかわりに、毎日ワンタイムで大量の印刷物が出
 るようになりました。
 
 
  3位 iPod模倣製品
  2位 Windows Vista
  1位 セキュリティ技術
  
 
 上位のワースト3のうち、「Windows Vista」が2位であったことに驚きを
 覚える人も多いかもしれません。それだけ期待を大きく裏切ったという
 ことに他ならないのですけど。
 
 当初はXPを上回る操作性で軽快なOSを予想させていたのに、再三の延期
 の末に現れたのは、XPをぶくぶくと太らせた何の新鮮味もない使いにく
 いOSだったのです。
 
 今ではVistaよりも次期OSのWindows 7に注目は集まっています。私のPC
 は5年前の旧式ですが、多分Windows 7がリリースされるまでは買い替え
 ないでしょう。
 
 それくらいがっかりなOSでした。
 
 そして、数あるテクノロジーのなかで、最もトホホだと判断されたのが
 「セキュリティ技術」でした。
 
 結局のところ、どれだけセキュリティ技術が進歩しようとも、情報漏洩
 のリスクは全然無くならないということを人々は知り、がっかりしてい
 るという状況です。
 
 現在のシステムはセキュリティ機能が不十分な基盤の上で構築されてお
 り、基本的に安全ではない、というスタンスで臨むことが重要だという
 ことを人々は認識する必要があります。
 
 
 あなたの気になるテクノロジーはランキングに含まれていましたか?

posted by 吉澤準特 at 01:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 業界裏話





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