新しいことにチャレンジするとき、自分の抱える気持ち次第でその成功率は大きく変わります。そのことを図解したのが「Chance of Success」というインフォグラフィックです。
あなたが今新しいことに挑戦しようとしているなら、それに対する自分の気持ちに近いものを「Chance of Success」の図から見つけてみてください。
たとえば、「この案件、頑張ればできるかもしれない」と思える状況なら、「I think I might」(できるかもしれない、と思える)の段階です。この段階では勝率は50%だと考えられ、成功に導くカギは「Risks must be taken」(リスクを受け入れること)という姿勢です。
以下、『勝率:あなたの考え、成功するためのアクション』という順に0%から100%まで列挙してみます。私自身の言葉で相当意訳している点はご了承ください。
0%:やるつもりがない
痛みを感じるのは一時のことだが、やめてしまったという後悔はずっと残り続ける。まずチャレンジしてみよう。やらずに後悔するより、やって後悔した方がずっといい。
10%:できない
自分を不安にさせるものに対して、毎日1つずつでいいから向き合ってみよう。一つずつ着実に前進していくはず。一回転すればほんの少しだが前に進む、それがドリルなんだよ。俺のドリルは、天を突くドリルダァァァ!
20%:やりかたが分からない
大切なのは、知識よりも想像力だ。知っている範囲でしかできないならば新しいことを成功させるのは難しいかもしれないが、想像力が豊かなら知らない範囲のやり方を思いつくかもしれない。
30%:できればやりたいけど…
あなたが見たいもの(望む変化)に対して、あなたが自身が率先して向き合おう。そうすれば周囲の状況があなたについてくるだろう。
40%:やりたい
やりたい気持ちがあるなら、その挑戦が実現することが当然であるかのように振舞おう。できるという気持ちを掲げ続けるから、そのゴールを達成することができる。
50%:できるかも、と思える
失敗するリスクを受け入れ、その発生率を下げるためにコントロールしよう。むしろ、リスクを受け入れずに変化を避けることこそが、人生におけるリスクを高める主要因だ。
60%:たぶんできる
ただひたすらにどん欲であれ。「何とかなる」という気持ちを持ち続けることは、挑戦を成功に導く大切な心構えだ。考え込んで足踏みするのではなく、成功を強く思い浮かべて行動し続けよう。
70%:できると思う
あきらめない人間を失敗に追い込むことは難しい。「いずれはできる」というポジティブな姿勢を崩さない人間には常に成功のチャンスがある。
80%:できる
「できるかも」ではなく「できる」と言い切れる姿勢は挑戦者にとって最も重要。その気持ちをすでに持てているなら、その挑戦は成功するだろう。インテリジェンスに優れるよりもパッションに優れる方が劇的に勝率を高める。
90%:やる
行動に移しているものだけが成功し、行動していないものは成功するチャンスがそもそもない。すでに実行しているあなたには成功するチャンスがそこかしこにある。あとは成功するまでやり続けるだけだ。
100%:やった
天才は1%の才能と99%の努力からなる。ひらめきは重要だが、やり続けた努力がなければ成功には至らない。すでに実施した数々のアクションには必ず何かしらの結果が伴う。失敗しても経験は蓄積し、次の成功率を高めるのだ。
さて、あなたがプロジェクトリーダーなどの挑戦する活動をけん引する立場にあるなら、常に90%の姿勢でアクションを率先するべきですし、リーダーに従うメンバーの立場であれば、少なくとも50%以上の姿勢で臨みましょう。
posted by 吉澤準特 at 05:03
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