何でも偏差値で比べたがる人は多いです。偏差値教育の弊害という人もいますが、江戸時代の大相撲番付からもわかるように、ランクをつけて比較するという行為は、対象の優劣をシンプルに表現するわかりやすいアプローチなのです。
その比較を会社員の恋愛力に当てはめた『恋愛四季報』が先日公開されました。婚活や合コンでよく出くわす企業の男性社員(一部女性)を女性目線でランク付けした恋愛偏差値データです。
これらの企業データはS〜Dまでの5ランクに区分され、「平均年収」「性格」「合コン満足度」「華やかさ」の4要素を定量評価し、偏差値表でまとめられています。
たとえば、Sランクには外資系金融、コンサル、マスコミ関連企業がランクインしています。一方、合コンの素行が悪い一部のマスコミ関連や労働条件が悪い官僚などはCランクやDランクに評価を落としています。
元の恋愛四季報では企業ごとにデータカード形式になっていたため、全体を俯瞰できるよう、平均年収と恋愛偏差値の2軸で図解しました。
上記データは、恋愛四季報の中から、Sランク:全部、Aランク:一部、Bランク:一部、Cランク:一部、Dランク:全部を対象として、以下の通りデータを読み込んでいます。
Sランクには有名な外資系、マスコミ系が名を連ねる中、平均年収で一桁少ない吉本興業が含まれています。芸能情報はもちろん、相手を楽しませる術に長けている人が多いと評価されています。出没地域は港区・千代田区が多く、高級ラウンジやバーで出会えると思われています。
Aランクには有名企業が名を連ねていますが、広告代理店・コンサル系・メディア系・不動産系・商社系・トップメーカーが主となっています。この辺りになると合コンで時々見かけるようになるレア度です。データに含めていませんが、フジテレビ・日本オラクル・ソフトバンク・Facebookがこの層です。電通とフジは性格が「5段階評価で2」という厳しい評価で見られているようです。丸の内系キラキラ女子はこの辺までが主戦場かもしれません。 出没地域は港区・千代田区が多く、六本木のクラブやコリドー街で出会えると思われています。
BランクはAランクと同業で平均年収が少し下がる企業が目立ちます。それでも1000万円の大台に乗る人が多いのですから、世の中の上位7%に入るレア度です。リクルートはここで登場。データに含めていませんが、ファナックやオリンパスなど一流メーカーもこの層。ほかにサイバーエージェント、DeNAもいます。出没地域は港区・千代田区が多く、六本木のクラブやコリドー街で出会えると思われています。
Cランクは合コンの振る舞いで女性からの評価が低い企業が散見されます。データに含めていない企業も合わせると、アサヒビール・サッポロビールの合コン満足度が低いようです。年収が頭一つ多いNHKは性格面で低評価、メルカリは華やかさで高評価となり、年収が2倍以上違うのに同ランクでした。出没地域は渋谷区・新宿区が多く、渋谷や六本木のクラブ、街コンで出会えると思われています。
Dランクは結婚後の生活イメージでつらそうな企業が連ねています。その最たるのが官僚でしょう。モンテローザの3倍の平均年収にも関わらず、そうした部分が性格と合コン満足度のポイントを大きく落とし、恋愛偏差値は同等と評価されています。出没地域は渋谷区・新宿区が多く、チェーン系居酒屋やカラオケで出会えると思われています。
ポジティブに捉えれば、ミーハーな女性陣からどのようにみられているかを認識し、自分の行動を見つめ直すのに使うことができるかも?
図解すると発見があります。興味を持たれた方、Twitterのタイムライン(@juntoku_y)をご覧いただき、興味があればフォローください。
posted by 吉澤準特 at 01:54
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