毎年11月は楽天テクノロジーカンファレンスの時期です。昨年は10周年記念ということで非常に盛大な催しとなりましたが、
今年も負けず劣らず賑やかなものになりそうです。
さる筋からプログラム予定を入手したので紹介します。
開催概要
日 時:2008年11月29日(土)
カンファレンス 13:00-18:30(受付開始 12:00)
懇親会 19:00開始予定
プログラム(予定)
13:00 オープニング
開会挨拶 杉原章郎(楽天執行役員開発部長)
基調講演 まつもとゆきひろ(楽天技術研究所フェロー)
招待講演 最首英裕(RBC会長/イーシーワン社長)
(A会場)
14:00 Rakuten Geek
- Webサービス
- チェックアウトプロジェクト
- レコメンド&パーソナライゼーション
14:55 ROMA&fairy
- 大規模分散メモリストレージ ROMA
- 分散処理フレームワーク fairy
15:50 Rakuten Global Infra
- 楽天のサービスを支えるインフラ
- 国際展開をささえる技術
- neXtgen
16:45 Rakuten Next Revolution
- 楽天の今後の開発戦略
- 開発者のためのフィールド
- ジャングル Engineer's Revolution
17:40 楽天テクノロジーアワード
記念講演
楽天株式会社代表取締役会長兼社長
三木谷 浩史
(B会場)
14:00 コミュニティセッション(PHP)
- 出張PHP勉強会
15:50 コミュニティセッション(Ruby)
- Rails勉強会@東京 第35回
(C会場)
14:15 コミュニティセッション(Linux)
- カーネル読書会番外編
ディストリビューション大集合
16:05 Next Movement in Communication
参加申し込みは以下のサイトからできます。
https://www.rakuten.co.jp/event/techconf/2008/
楽天というのは単なるインターネット企業と思われがちですけれど、実はものすごいテクノロジーに支えられているIT企業です。
世界最大のECサイトを抱えるamazonが超一流のITテクノロジー企業であることをこれは自明の話ではあるのですが、
あまり知られていない事実ですので、こういったイベントに参加して情報を収集すると、周りの方と差をつけるキッカケになると思います。
特に大規模分散メモリストレージのROMAと分散処理フレームワークであるfairyは一見の価値ありかもしれません。
Googleの中身と比較すると面白いと思います。
こういったコンテンツを支える技術の先端を知っていると、日々のSI提案内容にも迫力が出てくることでしょう。
実際、クラウドコンピューティングとエンタープライズシステムは縁遠いと言われた1年前と異なり、今ではGoogle
Appsに代表されるようなソリューションを採用する企業が国内にも増えています。
※先日のワールドビジネスサテライトでは東急ハンズが使っていることが紹介されていました。
大規模コンシューマ向けシステムの技術は必ずエンタープライズ向けに転用されます。だからこそ、
コンシューマ向けサービスを最前線で支えるテクノロジーを知っておけば、
半年後1年後を見越したテクノロジートレンドをクライアントに提案できるようになりますよ。
当日は私も参加します。もし皆さんの中で参加される方がおり、私と名刺交換することがあれば、是非声をかけてくださいね。
posted by 吉澤準特 at 04:13
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