2006年2月6日発行
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■■ IT業界の裏話 No.0112
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発刊総数:2107部 http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
■ ご挨拶
■ 業界裏話 :地震に強いシステムをお持ちですか?
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■ ご挨拶
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どうも、エンジニアAです。
先日、とても大きな箱が届きました。
大人が一人悠々入れるくらい大きな箱です。
中を開けるとギュウギュウに部品が詰め込まれていました。
組み立ててみると非常にクールなデザインでして、
本来の用途をまったく連想させないところがいいのですが、
いかんせん、大き過ぎます。
実は楽天で買い物をしたのですが、
まさかこんなに大きなものだとは思わず・・・
→ https://it-ura.up.seesaa.net/item/20060206_perf.htm
続きは編集後記で。
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■ 業界裏話 :地震に強いシステムをお持ちですか?
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「地震、カミナリ、火事、オヤジ」
昔から言われる怖いものの例えですが、この言い回しにある通り、古く
から日本では地震が多発しています。
ゆえに、IT業界では、地震に対する備えに余念がありません。
例えば、企業の事業継続性に関する計画(ビジネス・コンティニュイティ
プラン)を考えるとき、データセンターの耐震制限は真っ先に検討する
項目に挙げられています。
建物だけでは安心できません。施設が倒壊しなくとも、電源の供給が途
絶えればシステムは動いてくれませんよね。センターの地下には発電設
備が必要です。
そうそう、そもそもサーバラック(サーバの入れ物)自体が倒れたら意
味がないじゃないですか。当然、ラックは免震構造です。
おっと、念を入れて、内部の機器にも耐震バンドを着けておきましょう。
これなら免震構造で吸収できない振動が着ても安心です。
ここまで決めればもう大丈夫、そう考える企業は多いでしょう。
本当にそうでしょうか?
上記の視点は全てデータセンターに関する話だけです。クライアントと
話をしていても、システムが動いている拠点しか話題に上がらないこと
が多々あります。
ですが、忘れてはならないのが、システムを利用する拠点です。
ある企業システムでは、震度5弱の地震が発生したとき、データセンター
にあるサーバはまったく無傷で、システムも正常に稼動していました。
しかし、支社にある業務サーバ(センターのサーバと連動)が台座から
落下したため、新しく機器を調達できるまで、業務が停止しました。
投資してセンター側に万全の体制を整えたのに、結局、業務を停止して
しまったとのことで、この企業では、すぐさま支社側の耐震レベルを向
上させたそうです。
このように、企業の災害対策レベルというのは、レベルの低いほうに引
きづられてしまうことを忘れてはいけません。
企業のセキュリティ(災害対策)レベルをランク付けし、項目別に棒グ
ラフにすると、必ず差が出てきます。
このとき、一番低いレベルがその企業のセキュリティ水準なのです。
(セキュリティ・コンサルティングを行う際によく用いる方法です)
システム管理者の皆さん、あなたのシステムは大丈夫ですか?
ジシンの無い方、見直したほうがいいですよ。
posted by 吉澤準特 at 16:20
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