2006年2月25日発行
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■■
■■ IT業界の裏話 -(毎日3分ITニュース版) No.0125
■
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発刊総数:2183部 http://it-ura.seesaa.net/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
▼INDEX▼
■ ITニュース :2006年は,あえて「ICT」と連呼してみよう
● ホットトピック :混戦時代へ!「携帯電話機」
● メルマガ紹介 :急拡大中ベトナムオフショア開発専門マガジン
※■メルマガ/ブログで提供 ●メルマガ読者のみ提供
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ ITニュース :2006年は,あえて「ICT」と連呼してみよう
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ICTとはなにか?
「Information(情報・コンテンツ)」
「Communication(通信)」
「Technology(コンピューティング技術)」のことです。
日本においても、例えば総務省が毎年発表している「IT政策大綱」が、
平成17年度から「ICT政策大綱」に名前が変わっています。
具体的には次のような指針が総務省から発表されています。
【これまでのIT政策:e-Japan戦略】
→2001年にIT戦略本部を設置し、政府一体となって、世界最先端の
IT国家となることを目標とした「e-Japan戦略」を策定。
インフラ整備から医療・食・教育・行政サービス等における利活用
に重点を移した「e-Japan戦略II」をIT戦略本部の下に策定。
【次世代のICT戦略:u-Japan構想】
→いつでも・どこでも・何でも・誰でも」という次世代のユビキタス
ネット社会を実現。
・いつでもどこでも快適なネット利用ができる社会の実現
・新ビジネスや新サービスが次々に生まれる社会の実現
・誰もが安心・安全に暮らせる社会の実現
・個の活力が湧き上がる社会の実現
これらを踏まえ、ICTをキーワードに、ガートナーが今後注目するビジネ
ストレンドは以下の3つだと言っています。
トレンドその1:マイクロビジネスのグローバル化
ICTの発展は、企業にマイクロビジネス(小額取引)の機会を
飛躍的に増大させる。インターネット・ビジネスでは流通コス
トの劇的な削減が可能なため、ニッチ商品・ニッチ顧客を対象
とするビジネスが十分に成立する。
トレンドその2:透明性の積極的追求
透明性は今や企業の必須達成課題となった。背景にあるのはエ
ンロン問題に端を発する米国企業改革法(Sarbanes-Oxley Act)
などの新たな規制である。これまで企業の経営者は財務会計の
結果のみを監査対象とすればよかった。しかし今後は、結果を
生み出す内部統制プロセスの正当性・公正性をも証明する必要
に迫られる。
トレンドその3:生産性の次世代改革
間接業務の効率化・スリム化・コスト削減や従業員の生産性向
上は、これからも企業の達成課題の上位にランク・インし続け
るであろう。既にICTは、この領域で様々な貢献を果たしてき
ている。
※本ニュースは総務省と日経BP社から取り上げています。
http://premium.nikkeibp.co.jp/itm/key/3/01/
posted by 吉澤準特 at 22:59
|
Comment(0)
|
TrackBack(0)
|
注目記事