2006年7月30日発行
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■■ IT業界の裏話 No.0164
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発刊総数:2902部 http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
■ ご挨拶
■ 業界裏話 :システムは誰のためにあるのか?
● ホットトピック :ワームに勝つ!統合脅威管理の実力
● 特別レポート
※■メルマガ/ブログで提供 ●メルマガ読者のみ提供
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■ ご挨拶
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どうも、エンジニアAです。
最近、個人情報流出が気になっているので、自宅から出る個人情報が含
まれる紙は全てシュレッダーにかけています。
ソーシャルエンジニアリングは、このような基本的なところをしっかり
しないと防げませんからね。
ということで新しいシュレッダーを買っちゃいました。
http://tinyurl.com/g9b9w
クライアントに提出できなかった内部資料も、これを使ってどんどん裁
断しています。パワーがあるのに値段が安くて重宝してます。
mixiをされている方、マイミク登録してくれると嬉しいです。
まだまだ募集しております。
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■ 業界裏話 :システムは誰が為に?
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JR東日本が提供している「えきねっと」というサイトで、新幹線の乗車
券をオンライン購入することができることは有名です。
ですが、その受け取りは、JR東日本管轄の駅に限られているのはあまり
知られていません。
例えば、東京−博多間の新幹線乗車券を往復分、えきねっとで購入した
としましょう。
あなたが東京近郊に住んでいるなら、最寄のみどりの窓口で乗車券を受
け取ることができます。
ですが、もし片道分しか受け取っていなかった場合、どうなるでしょう。
普通に考えると、博多で帰りの乗車券を発行してもらえると思いますが、
実は、新たに購入しなければならないのです。
つまり、事前に申し込んでいた乗車券は、キャンセル手数料(3割)を
支払った上で、さらに追加の出費が発生するわけです。
ちょうどこの話が、先日の朝日新聞に掲載されていました。そこでも、
利用者の苦言と、対応に苦慮している駅員の話がされていました。
「同じ系列のサービスだと思って利用したのに、実は全然連携が取れて
なくて苦労をした」というものは、コンシューマ向けのシステムでも散
見されるわけですから、企業内ユーザを対象としたシステムは更に無秩
序にサービスが提供されていると思いますよね。
ハイ、その通りです。
企業内のシステムを管理するのは各部署であったり、社内の情シス部門
であったりしますが、実際にシステム構築に当たるのはベンダーという
ケースがほとんどでしょう。
するとどうなるか?
本来、業務を効率化するために導入したはずなのに、ベンダーは契約主
にあたる部署の意向でシステム構築をするため、最終的には、当該部署
で管理し易いことを重視したシステムが誕生するわけです。
皆さんのところではそんなシステムはありませんか?
posted by 吉澤準特 at 00:14
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業界裏話