以前好評いただいた『資料作成の基本』から図解作成だけにテーマを絞って抽出した本が2018年6月23日に発売となります。 https://www.amazon.co.jp/dp/4799106511
本書は「資料」ではなく「図解」の作成に特化しています。図解は、論理的にわかりやすい内容、感覚的に心地よい見た目が好まれます。図形のカタチ(フォーム)と配置(ポジション)で生み出される「要素のバランス」、色の使い分け(カラー)によって醸し出される「コンテンツの強弱」です。それらを「図解キューブ」というモデルで表し、その実践例をチャートとグラフの「図解パターン」として体系的・網羅的に整理しました。これらを「エグゼクティブ図解術」と私は呼んでいます。本書を図解作成のハンドブックとして、ぜひ使ってみてください。
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1960年代にSEをやっていた私は、当時まだ珍しかった複数のCPUが共通のメモリーを使うシステムを担当させてもらいました。「セマフォ」なんていう用語はありませんでしたから、OS(当時はモニターと呼びました)の仕様を作るときからして新用語をどんどん作りましたのでソースコードをアセンブルしても他人にはナゾのアセンブルリスト(機械語で追跡したほうがわかりやすいぐらい)でした。勝手な用語を変数名にどんどん使いましたからね。1970年の大阪万博はさながら各社のコンピュータで演出された出し物の競争ショーでしたよ。私もメーカーSEとして参戦して、我がパビリオンには連日、見物のお客様が行列してくれてとてもうれしかったです。
ところで最近、Windowsのカーネルを逆アセンブルして追跡したり、Linuxのカーネルソースを読んだりして老後のヒマつぶしにしていますが、当時、我々が出したアイデアが、いまの基本ソフトにもいっぱい使われている(ほとんど変わってない)のにはびっくりしました。当時は中学を出たばかりで「頭の良い人が考えたら、もっと能率良いしくみにするだろうよ」なんて思いながら組んだ仕組みがいまも世界じゅうで使われているなんて変。
深い意見をありがとうございます。コンピュータのコアとなる箇所が、昔から同じロジックを使い続けていたというのは面白いですね。
鮭川さんからみて、そのロジックは及第点を与えることができるものだったのでしょうか?えてして、うまく動いているから変えない、というのはコンピュータの世界ではよくあることだと思っています。
そういえば、キーボードだって、昔はタイプライターが絡まってしまわないよう、できるだけタイプが遅くなるようなキー配置にしたというのに、いまだに同じキー配置ですよね。親指キーボードとかありましたが、消えちゃいました・・・
当時のプログラムのロジックは、及第点も何も、世の中でコンピュータを見たことが無い人が圧倒的に多かった時代ですので「プログラムが組める人」が少なくて、皆とても忙しかったため、自分が組んだプログラムを他人が見たり評価されたりすることなどは、まず無かったのです。機種が異なればアセンブラの命令シンタックスも違っているのが普通でしたからヘタなプログラムがバレる心配もなく「及第点を目指そう」なんて考えもしませんでした。それに私のような中学しか出ていない者がプログラムを組みましたが、高校や大学を出た人たちは仕様書を書いて私たちに指示するくせに自分ではプログラムひとつ組めない人ばかりでしたから、忙しいとは言え精神的には楽でした。
いまのように、ソースを公開する時代だったら、私なんて恥ずかしくてプログラムを組むことができなかったでしょう。
私が最初にN-88BASICでプログラムを組んでいたのですが、クイックCの環境に心酔しまして、以後しばらくC言語をやってました。ですから、アセンブラで組んだことがないんですよ。
CPUの種類ごとに指示命令が異なるというのは、かなり大変だったのではないかと推察します。今なら、Javaさえ書ければ、どこのプラットフォームでも動きますからね。
他人が口出しできない領域を持っていると、精神的に楽になるというのは納得です。自分のペースで仕事をするのは楽しいです。
なんと!知りませんでした。キー配列、以前のものと比較したら一目瞭然ですね。周囲の情報に囚われず、まずは自分の目で調べてみろの好例でした。ご指摘有難うございます。