以前好評いただいた『資料作成の基本』から図解作成だけにテーマを絞って抽出した本が2018年6月23日に発売となります。 https://www.amazon.co.jp/dp/4799106511
本書は「資料」ではなく「図解」の作成に特化しています。図解は、論理的にわかりやすい内容、感覚的に心地よい見た目が好まれます。図形のカタチ(フォーム)と配置(ポジション)で生み出される「要素のバランス」、色の使い分け(カラー)によって醸し出される「コンテンツの強弱」です。それらを「図解キューブ」というモデルで表し、その実践例をチャートとグラフの「図解パターン」として体系的・網羅的に整理しました。これらを「エグゼクティブ図解術」と私は呼んでいます。本書を図解作成のハンドブックとして、ぜひ使ってみてください。
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『外資系コンサルのビジネス文書作成術』はロングセラーで重版多数
『外資系コンサルが実践する資料作成の基本』はロングセラーで重版多数
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確かに分かりませんでした。批判されて悔しかったので調べて本数を提示してみようと思ったのですが無理でした。インターネットを過信していました。
ちゃんと調べてもいないのに、調べればすぐにわかるなどと豪語した自分を反省しています。
参考になる考え方だと思いまして題材にしました。ご気分を害されたようでしたら申し訳ありません。
私の知り合いも面接官をやったりしてますが、グループディスカッションでは、アバウトな質問を論理的に考えていく思考プロセスとチームワークをポイントに評価していきます。
働いて初めてわかることですが、クライアントの要望ってかなりアバウトなんですよねぇ・・・
「この数字はどのような用途にお使いになりますか?」
と、確認するのが最初の様な気がします。
本当は、電柱の本数よりも、送電線の長さが必要なのかもしれないし、
今年増えた電柱の本数かもしれなし、
アジア全体の本数が必要なのかもしれない。
電柱をすべて地中に埋めると、自分の会社がどれだけ儲かるか、の試算をしたいのかもしれない
木の電柱の本数かもしれないし、
電力用のみの話をしてるのかもしれない
正確さも、オーダー(10本なのか、一万本なのか)でいいのか、2桁くらいは必要なのか
さらには集計ソフトのビット幅だけ決められればいいのか?
そういったことが最初の問題になると思います。
大体は、不可能なほど細かく。といわれてしまうので、
タイミングを見計らって、できそうな調査方法とそのデータの使用方法をこっちから提案するのがよいかと。
「調べればわかる」は「調べるのには費用と時間がかかりますが(笑)」と答えるのと一緒で、客のもっとも嫌がる返答だと思われますが。:-)
そうですね、実際の業務では、それが最終的に何の目的で使用されるのか、という視点が必要ですね。
今回のケースはあくまでGDの課題としてのお話でしたけど、実際にクライアントと接して話してもらえることは、クライアントが真に望んでいる事の表層部分だけであることがほとんどです。
ですから、コンサル業界では「『なぜ?』を最低3回繰り返せ」という格言もあります。(What x3など色々と派生してます)
ex)
客「日本の電柱の数を知りたいんだけど出せる?」
私「できますが、何に使うんですか?」
客「実は今度、電柱の地中化を進める法案が可決しそうでさ、やるとなったらどれだけの対象があるのか調べたいんだよ」
私「どうして今の時点で対象数量を把握する必要があるんですか?」
客「たぶんね、会議で、電柱地中化にかかる費用を聞かれると思うから、対象数を知っておきたいんだ」
私「全本数を数えてそれに1本あたりの費用を掛け合わせるだけで、納得してもらえる数字がでますかね?」
客「そっか・・・確かに地域によっては地下道の拡張工事が必要になるんだよな。」
私「それでは、全体的にどの程度拡張工事が発生するか費用を算出しておきましょうか?」
客「そうしよう」
ちょっと例が長いですね。失礼。