2006年10月11日発行
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■■ IT業界の裏話 No.0182
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発刊総数:3863部 http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
■ ご挨拶
■ 業界裏話 :システム運用にRSSを活用
● ホットトピック :RSS(アールエスエス)
● レポートチェック
● 特別レポート
※■メルマガ/ブログで提供 ●メルマガ読者のみ提供
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■ ご挨拶
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どうも、エンジニアAです。
Googleに1900億円で買収されたYou Tubeの中を散歩していたら、
恐るべきクオリティのダンスを発見しました。
後でmixiで見て知ったのですが、
これは中国の番組で視聴率79%を叩き出したダンスらしいです。
すごい・・・
http://it-ura.seesaa.net/article/25244190.html
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mixiをされている方、マイミク登録してくれると嬉しいです。
まだまだ募集しております。
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=283143
メルマガ読者で未参加の方、メールを頂ければご招待します。
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■ 業界裏話 :システム運用にRSSを活用
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RSSと聞いて何を思い浮かべますか?
ブログ?
コンシューマ向けサービス?
いえいえ、それだけではありません。実は今、企業システムの運用現場
で真剣に活用が検討されています。
システム運用の現場で最も基本的で重要なこと、それは障害情報を確実
にトラップし、問題の識別を運用の現場が行うことです。
これがスムーズかつ正確に行われると、障害対応の工数が大きく削減で
きます。
では問題の識別を行うのは誰か?
言うまでもなくシステムを監視するオペレータです。残念ながら、現在
の技術ではシステムの自律運用には限界があり、自己修復を実現してい
るシステムはまだありません。
そこで、オペレータが識別しやすい形で障害情報をトラップできないか、
そう考えてたどり着いたのがRSSというソリューションです。
RSSはXMLで記述されたテキスト情報のデータであり、オンラインでリア
ルタイムに情報を発信することができます。
ブログのトラックバック機能などが最も知られている例でしょう。
RSSの利点はリアルタイム発信だけではありません。すでにデータフォー
マットとして広く受け入れられており、RSSを読み取ることができるアプ
リケーションはかなり増えてきています。
そうすると、RSSで発信された情報を蓄積し、何かあればRSSリーダを使っ
てカンタンにしかもキレイに情報を表示することが可能になります。
これは、障害データベースのリアルタイム参照が非常に容易になるため、
当該システムを構築する工数が削減できます。
また、RSSによる情報のやり取りであるため、他システムにも同様の仕組
みをカンタンに流用することが可能です。
現在、RSS機能を有するシステム管理アプリはハイペリックがあり、今後
も他のベンダーが機能実装を行う予定です。
RSSの普及アプローチとしては色々考えられますが、Tech Targetの記事に
よると、BMC社の副社長が次のように予測していました。
1.RSSはまずソフトウェアの更新アナウンスツールとして浸透
2.その後、構成管理DBの分野で活用が広がる
システム運用に関わる方なら、今からRSSに関する情報収集をしておいた
方が良いかもしれませんね。
posted by 吉澤準特 at 11:48
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業界裏話