2007年3月27日発行
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■■ IT業界の裏話 No.0222
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発刊総数:4450部 http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
■ ご挨拶
■ 業界裏話 :CTCは何の略?
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● レポート提供
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■ ご挨拶
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どうも、吉澤準特です。
Webサイトを色々眺めていたら、
中国の塩事情に関するショッキングなニュースを
目にしてしまいました。
中国本土で塩を販売している9割の店で
偽塩(亜硝酸塩)が堂々と販売されているという記事です。
→ http://it-ura.seesaa.net/article/36954805.html
これまでも野菜、醤油、ペットフードと
有毒な食品の話題が続いていましたが、
塩という基本的な調味料でもこんな話が出てくるのは
ちょっと怖いですね。
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■ 業界裏話 :CTCは何の略?
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これまで、私が関わってきたSI案件のうち、
Sunの製品を扱うときに必ず
コンタクトしていたのが伊藤忠テクノソリューションズでした。
※当時は伊藤忠テクノサイエンスという社名でした
この会社、ちょっと変わっていまして、何が変わっているかというと、
会社のロゴがですね、一見すると社名とまったく脈絡がないんですね。
ご存知の方も多いと思いますが、伊藤忠テクノソリューションズでは、
『CTC』というロゴを用いており、社名をCTCと略称で表記することが
よくあります。
さて、このCTCという文字、何を略したものか分かりますか?
ロゴの下には「Challenging Tomorrow's Changes」と書かれているので
これを略したものなのだろうと思いますよね。確かに、その解釈が一般
的になっていますし、CTCの方に直接話を聞いても、”最近は”そういう
ことになっていると伺います。
※現在のCTCロゴに関する説明
→ http://it-ura.seesaa.net/article/36955357.html
最近はそうなっているということは、昔は違ったという意味ですよね。
では、昔は何の略文字だったのでしょう。
もう一度、CTCの日本語社名を良く考えてみて下さい。
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
↓
いとうちゅうテクノソリューションズ株式会社
↓
Ito-Chu Techno-Solutions Corporation
これではITCになってしまいますね。もうひと捻りしてみましょうか。
伊藤忠というのは人名から取っています。親会社の伊藤忠商事は、伊藤
忠兵衛という人物が創業者ですから、伊藤忠を人名とみなすことができ
ます。日本人の名前を英語で表記するときは、姓名を逆にして書きます
から、Chu-Itoという表現になるわけです。
これを社名に当てはめると、
Chu-Ito Techno-Solutions Corporation → CTC
と見事にCTCに繋がりました。パチパチパチ。
※単なる言葉遊びに思えますが、実際の話だとCTCの方から伺いました。
昨日、石川島播磨重工がIHIを正式に社名にするというニュースが流れま
したが、伊藤忠テクノソリューションズが「CTC」を正式社名にする日も
いつか来るのでしょうか。
ちなみに、CTCの子会社で同じくSIを担当するCTCテクノロジー株式会社
は、伊藤忠という表記はなく、CTCを正式社名に含めています。
IT業界で面白い由来の社名があれば、是非ご連絡ください。
posted by 吉澤準特 at 02:03
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業界裏話
親会社の伊藤忠商事の英語表記が、"C. Itoh & Co.,Ltd."なのです。
従って、英語表記は、
"C. Itoh Techno-Solutions Corporation"が正解です。