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■■ IT業界の裏話−−−−−−−−−−−−−−−−−−−No.0230
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発刊総数:4450部 http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
■ ご挨拶
■ 業界裏話 :DoCoMo2.0に見る情報格差の現実
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● レポート提供
※■メルマガ/ブログで提供 ●メルマガ読者のみ提供
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■ ご挨拶
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どうも、吉澤準特です。
巷で噂のビリーズブートキャンプを試してみました。
素直に一言、
「これはスゴイ!」
何がすごいって、ビリーの話術にハマって
知らぬ間に体を動かしている自分にビックリしています。
たった7日間、タタミ1畳のスペースで効果がでるというのも
あながち嘘ではありません。
さらに、もっと驚いたのは、
ビリーズブートキャンプに入隊(笑)すると、
後でビリーのオフィシャルSNSの招待状が届きます。
mixiにトレーニング管理用の機能が付いているようなサイトです。
しかも、最初から友達リストにビリーが入ってます(笑
もうビリー(51歳!)に夢中ですよ。
→ http://tinyurl.com/2ty2su
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■ 業界裏話 :DoCoMo2.0に見る情報格差の現実
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前回、DoCoMo2.0のエントリーでWeb2.0との絡みを扱いましたが、もうひ
とつ面白い現象が起こっているので、それについて触れようと思います。
※前回エントリーはコチラ
→http://it-ura.seesaa.net/article/41969335.html
さて、最初に皆さんにお聞きしますが、「DoCoMo2.0」について、具体的
にどんなサービス内容を指しているのかをご存知でしょうか?
TVのCMや雑誌の情報だけを頼りにしていると、なんだかよく分からない
ぞ、という感想を持つ人が多いのではないかと思います。
TVCMや電車の中吊り広告に見る「そろそろ反撃してもいいですか?」と
いう挑発的なキャッチコピーに対し、一体どんな反撃をDoCoMoは考えて
いるのか早く発表して欲しい、と感じている人は思いのほか多いようで、
ローカルコミュニティやmixiの日記には、そんな意見がそこかしこで見
ることができます。
ここで根本的な質問をさせてください。
本当にDoCoMo2.0の内容はまだ公表されていないのですか?
「そんなのどこにいっても紹介されてないよ」
「だってどこのメディアもまだ取り上げてないでしょ?」
「DoCoMo2.0のサイトを見てもまだ何も発表されてないし」
う〜ん、本気でそんなことを思っているんですか?
じゃあこちらのサイトをちょっと見てください。
→http://it-ura.seesaa.net/article/41967428.html
知ってました?
DoCoMo2.0の内容は既に4月23日の段階で公表されているのです。それは
904レボリューションとして、次の変化をアピールしています。
・2つの顔を持つケータイ(ソフトバンク対抗策!)
・聞き放題ケータイ(au対抗策!)
・分身ケータイ
・秘密ケータイ ・・・※詳しくは上記リンクで確認下さい
ちょっとGoogleを使って検索結果をいくつか確認すれば、IT系のニュー
スサイトならどこでも掲載されている記事なんです。
なのに、それらの情報を見たことがない、早く内容を発表してほしいと
言う人々がいるという事実。
皆さんはどのように感じますか?
私は、これこそ、デジタルデバイド(情報格差)だと感じています。
最初の話に戻ると、DoCoMo2.0の内容を早く知りたい、と述べているグ
ループの多くはケータイユーザのコミュニティでした。実は、ケータイ
を使ってWebを漁っても、DoCoMo2.0のサービス内容を解説しているサイ
トはあまりありません。
ケータイユーザは、訪問先のURLを直接入力(読み込み)することでサイ
トにアクセスしている人が多いですから、ケータイ向けニュースサイト
に直接アクセスしている人でもない限り、プロモーション内容を正確に
知る機会を持つことはあまりありません。
また、ケータイユーザの多くはPCによるネットサーフィンも行いますが、
検索エンジンを使った情報収集に慣れていないせいもあって、効果的に
情報を収集できる人の割合もそれほど多くないようです。
実際、「DoCoMo2.0」でググると、2つ目、3つ目のリンクをクリックす
ることで、キャンペーンの内容に触れたニュースソースを目にすること
ができるのですが、それを知っている人はあまり多くありません。
実は今回の記事、私のマイミクさん(mixiの友達)である、みおさんと
いう方の日記を読んで気づいた内容です。
確かに私の周りの人々に聞いても、ケータイを中心にネットにアクセス
しているライトユーザたちは、DoCoMo2.0の中身を知っている人があまり
いませんでした。
現在、ケータイをネットアクセスの主要手段にしている人たちは、PCに
よってアクセスしている人たちを超える規模になっています。
これらの層に当たる人々について、私は今まで情報の扱い方についても
長けているに違いないと思い込んでいたのですが、実はそうではないか
もしれない、という疑念を思い浮かべるようになりました。
皆さんはこの件についてどう思いますか?
思うところがあれば、是非ブログにご意見を頂戴下さい。
posted by 吉澤準特 at 00:04
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業界裏話
「「2.0」って言うくらいだから、4月23日の段階で公表
されているような(大したことのない)レベルの話では
ないだろう」・・・という前提に立った上で、だからこそ
「2.0レベルの内容を早く発表してくれよ!」という意見
になっています。
なので、4月23日の段階で公表されている内容=2.0だと
私が言うと、逆に反感持っちゃってますよ、友人たちは。「あれで、2.0かよっ!」っていう風な。
ケータイユーザの中にも、携帯電話事情(流行)について感度の高い方とそうでない方がいると思いますが、感度の低い人にとっては、マスマーケティングの最たるものであるテレビCMの影響、それから電車で通勤しているなら、中吊り広告が情報のかなりの部分を占めるのではないかと推察します。DoCoMo2.0は、こういった媒体ではティザー広告を徹底していましたね。
ドコモユーザというのマジョリティを占めるのは、「なんとなくドコモにした」「携帯電話はメールとネットが使えれば、あとは操作性くらいしか気にしない」というような人(感度の低い人)が多いなと、私の周囲の人間を見ていると思います。
感度の高い人は、自分からどんどん情報を吸収しにいくので、tomoさんの周囲の方は、そういったタイプが多いのではないか、と思いました。
そもそもWEB業界にいたって、WEB2.0って何?って人も多いのに情報格差を無視して「docomo2.0」をプッシュするのはどうなんだろう、と思いますね。
「2」という数字からはかなりの変化がイメージできる為、今までにはないドコモを期待してしまうと思うんですよね。
ただ実際はどれだけニーズがあるのか?という機能が増えるだけで、本質は何も変わらないので、「docomo2.0」って何?とおっしゃっている方々は「2in1」等の説明を見ても
「これがdocomo2.0か〜」とは思わないんじゃないでしょうか。
単なる903→904の変化としか受け取られないと思います。。
確かに煽った割りには・・・という内容に思えますね。
ITmediaにDoCoMo2.0仕掛け人の意図が記事で取り上げられていましたが、従来のi-modeによる静的コンテンツ時代が終わりを迎え、映像の時代に入ったということを表現したかったそうです。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0706/01/news029.html
ちょっと伝わりにくいメッセージかな、と思いました。