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■■ IT業界の裏話−−−−−−−−−−−−−−−−−−−No.0231
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発刊総数:4450部 http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
■ ご挨拶
■ 業界裏話 :測定しにくいものを測定する方法
● ホットトピック :外国人とチャットして英語力が簡単にUP!
● レポート提供
※■メルマガ/ブログで提供 ●メルマガ読者のみ提供
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■ ご挨拶
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どうも、吉澤準特です。
最近、速読術が注目を集めていますね。
私も以前、記憶術や速読術の類は勉強したことがありますが、
意識的に訓練することで、
理解度をそのままに時間だけ短縮することが本当にできます。
小学校の頃にフォトリーディングのようなことを
我流で編み出して実践していましたが、
理論的にトレーニングをすると、改めてその凄さに気づきました。
その中でも、
「3日以内に読書速度が2倍にならなかったら全額返金」という
非常に評判の良いものがあるので、
興味のある方はお試ししてみるといいかもしれません。
(ハイパー速読術)
→ http://tinyurl.com/2nv84u
速読術、身に着けると考えるスピードもUPします。
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■ 業界裏話 :測定しにくいものを測定する方法
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TechTargetの記事に、『業務部門というのは、「測定不能なもの」を測
定するよう求めるところだ。』というセキュリティの定量評価について
述べたものがありました。
定量的な評価は、その結果を数値という共通のモノサシで他と比較する
ことができるため、何でも定量的に測定したくなる誘惑に駆られるもの
ですが、何でもかんでも数値で表現できるかといえば、そんなことはあ
りません。
例えば、「AさんとBさんでは、どちらの方が優れた社員ですか?」とい
う問いに対して、果たして、どれだけ定量的に回答することができるで
しょうか。
相対的に両者の優劣を比較することは、感覚的にはできそうですが、仕
事のパフォーマンスにしろ、一つ一つの仕事そのものの価値や負荷を数
値で表現することは難しいでしょう。
ですが、定量的な評価が難しいものの中にこそ、非常に重要な検討要素
が含まれているのが現実です。
前述の例でも述べたように、人事評価にまつわるものを絶対的な評価で
行おうとすると、組織における人件費の割合が著しく増大するリスクも
あるでしょう。
このような場合、定性評価、つまり数値ではなくもっと大きい区分での
感覚的な評価を行うことになります。
代表的なのは、国が行っている景気動向調査です。
ニュースで定期的に報告されている世の中の景気に関するアンケートで、
「前回よりも1.2ポイントアップしました」というような表現をしている
ため、定量評価をしていると思いきや、実はアンケートの回答自体は、
「(景気が)良くなっている」「変わらない」「悪くなっている」の
3段階で聞いているに過ぎません。
これは、「良いは3ポイント」「変わらないは2ポイント」「悪いは1ポイ
ント」というように割り当てて、総計を出しているだけなのです。
良い←→悪い、大きい←→小さい、高い←→低い、という定性的な評価
をもっともらしく見せる一番簡単な方法は、景気動向調査のように、各
評価を便宜的に数値に置き換えて、擬似定量評価を行うことです。
この手法は、数値で評価する人々(特にマネジメント層)に対するプレ
ゼンとして有用です。コメントなどの定性的な評価情報が切り捨てられ
る恐れがありますが、それは情報を加工する側で十分吟味して下さい。
重要なのは、測定しにくいものに対して、どうやってロジカルに説明す
るかという点です。感覚論だけで判断すると、後から活動を振り返った
ときに、効果的な反省が行えなません。
コンサルティング業界だけでなく、トヨタのような世界的なメーカーで
も取り入れられていますが、「Why×3回」というルールの通り、モノゴ
トの本質を定性評価の段階で突き詰めておくと、定量的に考え方を切り
替えても、本質を見失わずにいられるでしょう。
posted by 吉澤準特 at 01:02
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