2005年9月7日発行
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■■ IT業界の裏話 No.0080
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発刊総数:1711部 http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
■ ご挨拶
■ 業界裏話 :「見える」化
● 裏話募集
● 特別レポートプレゼント
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■ ご挨拶
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どうも、エンジニアAです。
IBMがコンサル業に力を入れて久しいですが、ついに知名度でも業界
1位になったそうです。
http://tinyurl.com/ahs3x
アンケート回答には「仕事を依頼しても、費用対効果が上がらないと思
う」という意見も多数あったようで、同業者としては耳が痛いです。
明日から、より一層のイノベーション提供に励みます。
今回も編集後記あります。いちばーん下に書いてます。
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■ 業界裏話 :「見える」化
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「見える化」というちょっと聞きなれない言葉。最近のホットキーワー
ドとして巷を騒がせていることを知っていますか?
多分、ソフトウェア開発や製造業に携わっている人には、割と慣れ親し
んだ言葉だと思いますが、その他の人にはイマイチよく分からないです
よね。
どのように使うかと言えば、
「ユーザインターフェイスを見える化して、開発初期からクライアン
トと画面検討を行う」
「拠点在庫の見える化により、最適な生産計画を立案する」
というような形で活用されています。特に、トヨタ流企業改革を学ぶな
ら、カイゼンと並んで重要なキーワードです。
でも、この言葉、「可視化」という言葉と何が違うのでしょうか?
可視化という言葉からは、なにやら堅苦しいシステマティックなイメー
ジが湧いてきませんか。この言葉を出されたら、こちらも身構えて、こ
れまた堅苦しい言葉を出してしまい、場が硬直しそうな感じがします。
それに比べて、見える化という表現には、あえて簡単な言葉を用いるこ
とで、相手の緊張感をほぐし、場を和ませるような気になります。もと
もと、整理整頓レベルの内容も指し示す言葉ですから、かなり身近に感
じる言葉なのではないでしょうか。
この身近な感覚、言い換えれば、相手に対するしみじみ感が、議論や交
渉を有利に運ぶことに役立っていそうな気がします。
今度から、「可視化」という言葉を使う機会が訪れたら、「見える化」
という言葉に置き換えて話をしてはどうですか。きっと、場の雰囲気が
和み、あなたの意見を好意的に捉えるようになるかもしれませんよ?
posted by 吉澤準特 at 02:09
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Comment(2)
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TrackBack(1)
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業界裏話
トラックバックありがとうございます!
確かに「見える化」は、「可視化」より親しみやすいと感じます。
メルマガ読ませていただきます。
裏話を楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
私は、「見える化」という言葉があまりにも砕けた表現のため、クライアントとの話し合いでは使わないようにしていましたが、いざ使ってみると、意外にも受けは良かったので、以後、使えそうな場では積極的に活用しています。