2005年11月15日発行
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■■ IT業界の裏話 No.0095
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発刊総数:1804部 http://it-ura.seesaa.net/
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▼INDEX▼
■ ご挨拶
■ 業界裏話 :おサイフケータイに見るオンライン決済(2/2)
● ホットトピック :ICカード
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■ ご挨拶
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どうも、エンジニアAです。
前の号から引き続き、オンライン決済の話です。
mixiをされている方、マイミク登録してくれると嬉しいです。
まだまだ募集しております。
http://mixi.jp/show_friend.pl?id=283143
今回も編集後記あります。いちばーん下に書いてます。
※編集後記はメルマガ限定です。
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■ 業界裏話 :おサイフケータイに見るオンライン決済(2/2)
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決済サービスに乗り出しているのは携帯各社だけではありません。
そもそも、決済サービスはカード会社の領域です。VISAやマスター
カード、JCBを使って決済するのがこれまでは一般的でした。
しかし、SonyがEdyを世間に普及させ、電子マネーの利便性や知
名度を高め、JR東日本がsuicaによる決済サービスを展開し、今では
様々なプレーヤーが決済サービスに熱い視線を当てています。
小田急や京王など、自社沿線にデパートなど商業施設を持っているとこ
ろは、まさにJR東日本と同じ事をやろうとしています。
これだけオンライン決済が注目を集めるのは、その手数料収入の高さが
原因なんですね。
例えば、おサイフケータイで1万円の商品を買ったとしましょう。サー
ビス提供業者に最大でどれくらいの利用料を払う必要があるでしょう。
(1)1%(100円)
(2)5%(500円)
(3)8%(800円)
(4)定額(100円/回)
正解は(3)の8%。
(株式会社KLabのASPサービスで情報コンテンツのケース)
ということは、Edyでチャージ上限額の5万円の買い物をすると、最
大4000円の手数料が発生するんですよ!
もし、年間10億円の電子マネー利用があれば、そのうち8000万円が手数
料として外部に流出するわけです。
これだけ見ても、各社が取り組みたがる理由が分かりますよね。
もちろん決済事業を始めるということは、大規模なシステムインフラへ
の投資が必要になります。
ですから、自社独自で展開するのではなく、既存のカード会社と手を組
み、投資リスクを最小限にしようというところもあります。
今後2年以内に社会インフラ系会社発のICカードがいくつも発行され
ます。
そこには多くの商機が生まれることでしょう。あなたが営業担当で、ま
だ何も動いていないなら、色々なところに探りを入れておくべきです。
すでに動き出している会社はいくつもありますよ?
posted by 吉澤準特 at 00:46
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業界裏話