TOP業界裏話注目ニュース徒然コメントリンク紹介


2020年12月22日

来月から本気を出す図解
このエントリーを含むはてなブックマーク

20201222_Epzn3NTUwAI1FXr

2020年もあと10日すれば年が明けます。

今年はあなたにとってどんな一年だったでしょうか。年初から新型コロナの話題で溢れ、年の暮れまでコロナ禍が続いている状況下、想うように活動できなかった人たちに向けて名作「来月から本気を出す」の言葉を贈りたいと思います。

20201222_Epzn8W8U0AQbrxl

1月の最初から全力を出して逃げ切れるほど世の中は甘くありません。周囲の様子を探りながら全力を出す機会を伺うべきでしょう。

2月は寒さが最も厳しい季節であり、ここで無理をしたら体調を崩してしまいます。やるからには最良のタイミングでやりたいですもんね。まだ時は来ていません。

3月は年度を締める会社も多く、慌ただしい季節です。周りに巻き込まれて調子を崩されてはよろしくありません。

4月は花粉が飛び本調子が出せない人も多いでしょう。全力を如何なく発揮できる時期で行動を移した方が効率的です。

20201222_EpzoBoWUYAAsPmN

5月はスタートダッシュするにはちょっと遅いですね。4月に幸先の良いスタートを切ったライバルと真っ向勝負をするより、時期をずらして相手を出し抜きたいです。

6月は梅雨で長雨続きです。こんなタイミングで本気を出しても気持ちは湿って奮いません。もっと陽気なタイミングで仕掛けましょう。

7月で全力を出すのは賢くありません。これからさらに体力を消費する時期を迎えるのにスパートをかけても息切れしてしまいます。

8月は年間で最も暑い時期。全力を出すべく活動量を増やしたら熱中症で倒れてしまいかねません。うだるような暑さに気分も乗らないでしょう。

20201222_EpzoGj5UUAY2xyV

9月は残暑でダメージが残っています。万全の状態ではないタイミングで頑張ってもよい成果は得られません。

10月は中途半端です。暑すぎもせず寒すぎることもありませんが、どうにも気が引き締まりません。ここは我慢のしどころです。

11月は冷え込みが急にに厳しくなる時期です。何度も言いますが気力と体力の両方が揃ってこそ万全の状態で頑張ることができます。寒暖差が激しい時期は避けるべきでしょう。

そんなことを言っている間に12月もあと少しで終わりを迎えます。来年のチャンスに備えるなんて悠長なことを言っていたら、今までの話のようにどこのタイミングでも頑張れません。思い立ったが吉日。このエントリーを読んだあなたは今すぐ何かを頑張ってみましょう。

一番難しいのは最初の一歩です。それを超えればあとは続けるだけですよ。残り僅かの今年のうちに何かを始めてみましょう!

posted by 吉澤準特 at 22:52 | Comment(0) | 徒然コメント

2020年03月23日

「100日後に死ぬワニ」のストーリー図解
このエントリーを含むはてなブックマーク

巷で話題の「100日後に死ぬワニ」が、そのクロージングの悪さで大変盛り上がっています。

もともとは、主人公であるワニが死ぬ日を100日後だと明言したうえで、毎日19時にその日のワニの4コマ漫画が投稿されていました。次第に口コミが増え、数日後には日々100万以上のアクセスがされる人気ツイートになっていました。最初の頃はワニの人気に喜んでいた作者のツイートが散見されましたが、途中からそうしたツイートが一切なくなり、黙々と日に1回のワニマンガツイートがされるだけになってきます。この辺りから広告代理店による商業化の話が具体化してきたのでしょう。

そして100日目を迎え、最後のツイートを待つだけの状態になったときに、いきなり「ワニ追悼企画」の数々がツイートされます。書籍化、グッズ化だけではなく、なんと映画化までも。ワニ展示も翌日からロフトで大々的に開かれることが知らされ、ゲームセンターやガチャポンコーナーのある店では、「3月21日以降に開封可」という表記が印刷されたワニグッズの段ボールが届いていることもリークされます。別アカウントで100日後に死ぬワニの公式アカウントが立ち上がり、その運営に絡んだプロデューサーや組織が電通に関わる人たちであることが明らかになります。

ここまでわかってしまったのが、なんとまだ100日目の投稿がされる前です。

これによって、今までの読者の中にいる非商業主義派閥がアンチになり、作者や電通のやり方を非難することになりました。100日目のツイートは76万RT、220万いいねを超える記録的なものになりましたが、それゆえに大量のアンチも生まれてしまいました。良くなかったのは、電通という組織が数年前に社員を過労死させており、それがワニの死ぬ姿と被ってしまったことです。1日目から電通の企画だったと邪推する人たちも多くおり、「電通とタッグを組んで死を商売のネタにした」と捉えられてしまいました。

翌日のラジオ番組で、作者自らが音楽ユニット(いきものがかり)と一緒に「電通とは関係ない」「一生懸命に各チームが企画を進めた結果、100日目ツイートを前にして企画がオープンになってしまった」ことを説明していましたが、すでにその声が届かない人々も多く、届いた人たちにも「それにしてもうかつすぎる」と叱咤を受ける事態になっています。

そうした声を気にせず応援してくれるファンも多いため、イベント活動やグッズ販売は一定の成果を得ているようなのは幸いなところです。

とはいえ、盛り上がっている人々の中で、1日目から100日目までのワニのストーリーをはっきりと覚えている人は、実はそれほど多くないのではないでしょうか。私もそんな一人であったため、1話目から最後までの流れを図解してみることにしました。

図解はパワーポイントで作成しています。欲しい方がいらっしゃればTwitterでご連絡ください。

https://twitter.com/juntoku_y/status/1241077627839893504

posted by 吉澤準特 at 07:44 | Comment(0) | 徒然コメント

2018年09月30日

図解作成の基本:図解公開<パワーポイント形式/エクセル形式>
このエントリーを含むはてなブックマーク

図解作成の基本』(すばる舎)に登場する図解について、実際にパワーポイントやエクセル形式で公開してほしいという声を多数の方から頂きました。そこでそれらを同形式でダウンロードできるようにします。

※おかげさまでAmazon Kindle総合ランキング 7位

各ファイルはパスワードで保護されています。Twitterやブログ、amazon書評で本書への興味や感想を述べて頂けた方は、当方(@juntoku_y)までDMでその旨(URL)をご連絡ください。Twitterを使用していない方は、直近のメルマガに返信する形で同様にご連絡ください。パスワードをお知らせいたします。

■1章:図形の見せ方

ダウンロードファイル:
https://it-ura.up.seesaa.net/image/zukai_chapter-1_figures.pptx

1-1.
フォーム:線ではなく「面」であらわす
1-2.
カラー:テーマカラーではなく「ベースカラー」あらわす
1-3.
ポジション:言葉ではなく「位置」であらわす

WS000167.jpg

■2章:「アピールする」ための見せ方

2-1.
フォーム:「枠線」で強調する
2-2.
カラー:「アクセントカラー」で強調する
2-3.
ポジション:「コントラスト」で強調する

WS000168.jpg

■3章:「ベーシック」な使い方

3-1.
【a】概念:情報や概念を表す
3-2.
【b】つながり:つながる向きと強弱を表す
3-3.
【c】まとまり:集合関係を表す
3-4.
【d】変化:時間の流れや変化を表す
3-5.
【e】抽出:理由や説明を表す

WS000169.jpg
 

■4章:「アレンジ」を交えた使い方

4-1.
【f】変形:標準にはない図形を表す
4-2.
【g】組み合わせ:手間が生じない図形を用いる
4-3.
【h】重なり:順序と透かしを設定する

WS000170.jpg

■5章:図解パターン「タテヨコ」

5-1.
一覧で図解する (タテヨコ:マトリクス図)
5-2.
優先順位を図解する (タテヨコ:象限図)

WS000178.jpg

■6章:図解パターン「関係性」

6-1.
ロジック構造を図解する (関係性:階層図)
6-2.
グループ分けを図解する (関係性:集合図)
6-3.
関係性を図解する (関係性:相関図)

WS000179.jpg

7章以降も順次公開していきます。

posted by 吉澤準特 at 13:10 | Comment(4) | 徒然コメント

2018年07月06日

あなたの考えは勝率何%?成功するためのルール:11段階
このエントリーを含むはてなブックマーク

新しいことにチャレンジするとき、自分の抱える気持ち次第でその成功率は大きく変わります。そのことを図解したのが「Chance of Success」というインフォグラフィックです。

あなたが今新しいことに挑戦しようとしているなら、それに対する自分の気持ちに近いものを「Chance of Success」の図から見つけてみてください。

たとえば、「この案件、頑張ればできるかもしれない」と思える状況なら、「I think I might」(できるかもしれない、と思える)の段階です。この段階では勝率は50%だと考えられ、成功に導くカギは「Risks must be taken」(リスクを受け入れること)という姿勢です。

IMG_1110.JPG

以下、『勝率:あなたの考え、成功するためのアクション』という順に0%から100%まで列挙してみます。私自身の言葉で相当意訳している点はご了承ください。

0%:やるつもりがない

痛みを感じるのは一時のことだが、やめてしまったという後悔はずっと残り続ける。まずチャレンジしてみよう。やらずに後悔するより、やって後悔した方がずっといい。

10%:できない

自分を不安にさせるものに対して、毎日1つずつでいいから向き合ってみよう。一つずつ着実に前進していくはず。一回転すればほんの少しだが前に進む、それがドリルなんだよ。俺のドリルは、天を突くドリルダァァァ!

20%:やりかたが分からない

大切なのは、知識よりも想像力だ。知っている範囲でしかできないならば新しいことを成功させるのは難しいかもしれないが、想像力が豊かなら知らない範囲のやり方を思いつくかもしれない。

30%:できればやりたいけど…

あなたが見たいもの(望む変化)に対して、あなたが自身が率先して向き合おう。そうすれば周囲の状況があなたについてくるだろう。

40%:やりたい

やりたい気持ちがあるなら、その挑戦が実現することが当然であるかのように振舞おう。できるという気持ちを掲げ続けるから、そのゴールを達成することができる。

50%:できるかも、と思える

失敗するリスクを受け入れ、その発生率を下げるためにコントロールしよう。むしろ、リスクを受け入れずに変化を避けることこそが、人生におけるリスクを高める主要因だ。

60%:たぶんできる

ただひたすらにどん欲であれ。「何とかなる」という気持ちを持ち続けることは、挑戦を成功に導く大切な心構えだ。考え込んで足踏みするのではなく、成功を強く思い浮かべて行動し続けよう。

70%:できると思う

あきらめない人間を失敗に追い込むことは難しい。「いずれはできる」というポジティブな姿勢を崩さない人間には常に成功のチャンスがある。

80%:できる

「できるかも」ではなく「できる」と言い切れる姿勢は挑戦者にとって最も重要。その気持ちをすでに持てているなら、その挑戦は成功するだろう。インテリジェンスに優れるよりもパッションに優れる方が劇的に勝率を高める。

90%:やる

行動に移しているものだけが成功し、行動していないものは成功するチャンスがそもそもない。すでに実行しているあなたには成功するチャンスがそこかしこにある。あとは成功するまでやり続けるだけだ。

100%:やった

天才は1%の才能と99%の努力からなる。ひらめきは重要だが、やり続けた努力がなければ成功には至らない。すでに実施した数々のアクションには必ず何かしらの結果が伴う。失敗しても経験は蓄積し、次の成功率を高めるのだ。

さて、あなたがプロジェクトリーダーなどの挑戦する活動をけん引する立場にあるなら、常に90%の姿勢でアクションを率先するべきですし、リーダーに従うメンバーの立場であれば、少なくとも50%以上の姿勢で臨みましょう。

posted by 吉澤準特 at 05:03 | Comment(0) | 徒然コメント

2018年06月15日

「やってみる、ではない」「やるのだ」 マスターヨーダもクリエイター:クリエイティブになる31の方法
このエントリーを含むはてなブックマーク

日本は世界と比べてベンチャー気質やクリエイティビティを発揮する土壌が弱いと言われています。国民性がそうさせている部分はあると思いますが、そもそもクリエイティブな活動がどのようなマインドセットから生まれるか、学ぶ機会が与えられていないというのは大きいと感じています。

海外ではどのようなマインドセットが教育されているのか、それを「クリエイティブになる31の方法」として図解しました。あなた自身や周囲の方がクリエイターになる/あり続けるために必要となる、実践的な心構えをメニューマトリクスで整理しています。

「クリエイティブになる31の方法」の基本理念は、『考え続けて行動しないよりも、少しの考えだけですぐ実践してみる』ことです。IT業界でも「DevOps」「アジャイル」というコンセプトはこの理念が取り込まれています。

全体サマリーとそれぞれの方法を1枚ずつスライドにまとめた『クリエイティブになる31の方法<保存版>』をアップロードしてあるので、必要に応じて参照ください。

この図解はアンナ・ヴィタル氏のマトリクスを意訳したものです。オリジナルソースはこちらを参照ください。

以下、サマリー1枚の図解と31の方法の考え方を列挙します。

図解クリエイティブになる31の方法

  1. 熟練していないことをやる
    要領よくこなしている人は今に退屈している。
    新しいことをはじめよううまくいかないとしてもそれであなたは成長できる。
    アイザックアシモフは化学で博士号を取ったが、物理学にチャレンジしてフィクション作家で大成した。
  2. 新しいことをバカにしない
    バカで非常識的だとはじめは思うかもしれません。クリエイティブなアイデアは最初にそう捉えられます。慣れましょう。バカにするようなアイデアこそクリエイティブの本質が秘められています。
  3. 図解する
    もっともカンタンにクリエイティブを実現するなら、あなたのしていることを図解しましょう。対象を見えるようにすると、残りのやるべきことがわかります。あとはやり抜くだけ。
  4. 疑う前にやり始める
    どんなにやる気になっても「これでいいのか?」どこかで疑念がつきまとう。でもグッドニュースもある。あなたはそれをすぐ始める機会があるんだ。だからすぐ始めよう。
  5. 好きなことを2つ混ぜる
    好きなことを2つ思い浮かべよう。接点のなかった2つの好きをとりあえず混ぜてみる。それだけで何か気づきがある。P.P.A.Pもとりあえず混ぜたらできた。
  6. 思いつきを大事にする
    思いつきはふわふわ浮かんでは消える。それをメモに書き留めたらどうなるだろう。最初はガラクタだと思って、でも後から、「いいかも」と気づくものが見つかる。思いつきは創造のタネ。
  7. 深く潜る
    1つの考えから別の考えが導かれ、新たな気づきが次々に浮かんでくる。一見無関係に思えても、あとで紐づきに気づく。思索にはまとまった時間が必要。
  8. シンプルに考える
    ワンセンテンスで表現しよう。それだけでいい。できないのであれば、対象の理解が足りていないと考えた方がいい。余計なものを削ぎ落すと本質がハッキリする。
  9. アイデアを借りる
    じつはこの世の中に新しいアイデアなんて、もうほとんど存在しないんだ。そのかわり、新しい組み合わせならいくらでもある。すでにあるアイデアを借りてオリジナルの組み合わせを見つけよう。
  10. どんどんつなげる
    脳神経はつながるほどあたまの働きが活発になり、たくさんのことを覚えられる。 物理的に脳神経をくっつけることはできないけど、モノゴトを紐づけて捉えると脳神経のつながりもどんどん増えていく。
  11. 恐怖に向かい合う
    恐怖はあなたを助けない。怖がる理由があるのならそれに向き合おう。そのときの葛藤・感情をクリエイティブに結びつけ、前に進むエネルギーにしよう。
  12. どん欲であれ
    スティーブジョブズは言った。どん欲さを持つ人に失うものはない。失うことを気にするな。クリエイティブになる以上により良い生き方があろうか。Stay Hungry.
  13. 勇敢であれ
    クリエイティブなものは一部の人の気持ちをいつだって苛立たせる。真に新しいことは賛否を巻き起こすもの。批判を恐れるな立ち向かう勇気を持て。
  14. 使えるものは使え
    何かを始めるとき、講義や本の勉強から入る。そんな必要はない。今の知識と環境でまずやる。ダメなものができあがったら、それを改善していけばよい 上達したらやろう、ではいつまでも始まらない。
  15. 完璧よりも早くやること
    すぐやろう。完璧主義ではいつまでたっても始まらない。100%は目指さない。80%でなくてもいい。すぐやって40%、そこから反復して60%。スピードに価値がある。
  16. 創造的に破壊する
    なにかを加えることだけが創造ではない。その逆もまた創造といえる。今のルールに従い続ける必要はない。あなたを縛る枠を取っ払おう。制約や規制を壊したら、そこから新しいことが始まる。
  17. 間違えてよい
    アインシュタインだって大きな間違いを堂々と発表していた。 誰だって間違える。間違えることを恐れるな。あなたの行動を感謝している誰かが必ずいる。
  18. 時間が過ぎても何も起きない
    よいタイミングが来るまで待っていようか? いいや、そんなタイミングはいつまでたっても来ない。時間はコントロールできない。コントロールできるのはいつ始めるか、それだけだから今はじめよう。
  19. ×なぜやるの?○なぜやらないの?
    やらないことが当たり前そうではなく、やることが当たり前。やるのに躊躇しているなら「やらない理由なんてある?」と自分に問いかけよう。気持ちを後押ししてくれる。
  20. 一緒にやる
    「こんなことをやりたい」今、この時点で、同じことを考えている人がどこかにきっといる。今やろうとしていることをもう誰かが始めているかも。一緒にやれば時間も短縮、効果も倍増。仲間と一緒にやってみよう。
  21. アイデアをぐっと伸ばす
    そのアイデア、ほかの方向に伸びない? 考えてもみなかった方向へ歩み続けるのは大変だけど、新しい可能性に近づける。家電メーカーが家を作る時代、アイデアをストレッチしよう。
  22. 誰かのためにやる
    あなたの作るものはだれかに使ってもらうため。 彼らのために図解しよう。
  23. 使わなければ役に立たない
    どんなに知識を抱えていても使わなければ意味がない。実は役に立たないということもある。 どんどん試して、役に立たない知識を捨てていこう。
  24. 遅いよりも早い方がいい
    「考える前に動け」 子どものころに習ったことと正反対ではあるけれど、考えてもクリエイティブは生まれない。 クリエイティブとは行動することだ。
  25. 誰かのゴミはあなたの宝
    クリエイティブはささいなことから着想する。 他の人にとっては取るに足らないことでも、あなたの発想力を鍛えるよい材料になるだろう。
  26. やる気をなくす前にやり切れ
    アイデアをあきらめる前になんでもいいからモノを作って公開しよう。 ゴッホの作品は彼の死後に評価されたが、作品がなければ評価されることはなかった。
  27. ヒントは目の前にある
    クリエイティブのタネはまわりの人から見るとあたりまえのものに思える。 だけど、対象に近すぎるとそれが見えなくなる。 落ち着いて見回してみよう。ヒントはすでにある。
  28. なんでもできると考えよう
    今できないことも将来はできるようになるかも。「できない」と自分の思考を止めてはダメ。 修造のように、「できる、できる、できる」と想うことで物事は好転する。
  29. 試すのではなくすぐやる
    「やってみる、ではない」「やるのだ」「試しなどいらない」 マスターヨーダはそう言った。 まず行動してみよう。
  30. やりつづけよ
    クリエイターにやめるという選択肢はない。 あなた以外の誰があなたのためにそれをやるか。クリエイティブを人に委ねるな。 Keep Going!
  31. 最悪でも死なない
    周囲からの批判にさらされることもある。そこで屈してはいけない。 いくら批判されてもあなたが死ぬわけではない。 恐れることはない。クリエイティブであれ。

    最悪でも死なない

クリエイターの数が増えて豊かなアイデアがあふれるだけでなく、それを受け入れる土壌が周囲の人々にも培われることで、価値創造が適切に評価される社会に近づきます。このエントリーがその一助になれば幸いです。

posted by 吉澤準特 at 00:03 | Comment(0) | 徒然コメント

2018年05月26日

ユンケル黄帝液とユンケルスーパー黄帝液の違い
このエントリーを含むはてなブックマーク

プラシーボ効果という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

薬理作用のないものを投与する際、十分な効用があることを相手に信じ込ませた上で行うと、薬理効果が発揮されるというものです。普段はあまり意識しませんが、システム開発に携わっているとこのプラシーボ効果を思い出すことがあります。

それは、プロジェクトが佳境を迎えたときのこと。この時期は精神的にも肉体的にも参っている人が続出する頃で、9時-5時(翌朝)の20時間勤務をする人も散見されます。このような時期、プロジェクトルームに必ずあるのが「栄養ドリンク」。メンバーの机の上に置いてあることもあれば、冷蔵庫にケースごと突っ込まれていたりと、もはや日常必需品としての地位を確立しており、水の代わりに飲む者もいるくらい、この時期は栄養ドリンクに依存した生活が送られています。

栄養ドリンクに詳しい人はご存知だと思いますが、一口に栄養ドリンクと言っても、下は数百円から上は数千円を越えるものまで、多種多様なラインナップがあり、ユンケルなどは32種類も揃っているので、それぞれの違いを理解できないくらいです。

そこで多くの人は、一つの指標を使って栄養ドリンクの効能を評価しているのが現状です。その指標とは何か?

言うまでも無く、金額です。

確かに製薬会社のホームページにはそれぞれの効用や使い分け方が説明されているのですが、いざ栄養ドリンクを買おうというとき、そんな情報を確認する人は稀でしょう。ほとんどの人は、ぶらっと薬局やコンビニに出向き、その場で判断して購入に至っていると思います。(推測ベースで恐縮です)

しかも、栄養ドリンクを必要としているときというのは、大抵、頭の活動が鈍っているときですから、あまり複雑な判断はしたくありません。そこで端的な比較手段として使われるのが金額です。

栄養ドリンクは2000億円以上の市場がありますから、商品の数も非常に多く、ある効能を持つ栄養ドリンクを求めると、店員から複数紹介されます。

ですが、例えばレジ前で5種類提示されたとして、その効用をいちいち確認するというのはとても時間がかかります。後ろに並んでいるお客さんも気になるし、とりあえず即断するために商品の金額で決めよう、という人は多いです。そこで、高価なドリンクほど効能に優れているはずだ、という思い込みのもとで、財布と相談しながら購入を決断する訳です。

実際に、薬局でしばらく観察してみると、栄養ドリンクを求めるお客さんの多くは、同じ効能の栄養ドリンクを金額だけで判断していました。なかには、一番高いヤツをくれ、というストレートなお客さんも。
(ユンケルスターが4000円/50mlで最も高価です)
https://www.yunker.jp/lineup/p16/

さて、話を戻しますが、佳境を迎えるプロジェクトルームでは栄養ドリンクの差し入れがあります。このとき、栄養ドリンクの種類によって、メンバーのモチベーションにも違いが生まれるんですね。

例えば、最初は「ユンケル黄帝液」が差し入れられたとしましょう。2回目の差し入れで、今度は「ユンケルスーパー黄帝液」が差し入れられたとき、あなたならどのように感じるでしょうか。

「スーパー」という肩書きが追加されているのですから、さぞ1回目のノーマルな黄帝液より効果があるのだろうし、金額も高いに違いないと思いますよね。このプロジェクトのメンバーも同じように思い、1回目の差し入れのときよりも元気が出た気がすると述べていました。

しかし、実は、黄帝液もスーパー黄帝液も値段は同じなんです。効能もあまり変わりません。ですから、このときメンバーが感じていた効果は、プラシーボだったというわけです。もし栄養ドリンクを差し入れる機会があれば、今回と同じように2回に分けて試してみて下さい。きっと面白い反応を見ることができますよ。

ちなみにユンケルは40種類近いバリエーションを誇ります。以前TBSの番組で特集されたときには、以下の35種類が紹介されていました。

・ユンケル黄帝液 30mL(840円)
・ユンケル黄帝 L 30mL(840円)
・ユンケル黄帝-L 30mL(840円)
・ユンケル黄帝液40 40mL(1,020円)
・ユンケル黄帝D 50mL(1,575円)
・ユンケル黄帝液DCF 30mL(1,020円)
・ユンケル黄帝 L40 DCF 40mL(1,050円)
・ユンケル黄帝ゴールド 30mL(1,224円)
・ユンケル黄帝ロイヤル 50mL(2,039円)
・ユンケル黄帝ロイヤル2 50mL(2,100円)
・ユンケルロイヤル黄帝 50mL(2,100円)
・ユンケルスーパー黄帝液II 30mL(840円)
・スパークユンケル 50mL(286円)
・ヒューゴユンケル 50mL(387円)
・ユンケル1・6・12液 60mL(609円)
・ユンケルD 50mL(1,530円)
・ファンテユンケル 100mL(189円)
・ファンテユンケルゴールド 100mL(263円)
・ファンテユンケル3Bドリンク 100mL(158円)
・ファンテユンケルロイヤル 100mL(420円)
・ユンケルファンティ 50mL(3,150円)
・ユンケルファンティー 50mL(3,059円)
・ユンケルグランド 50mL(2,549円)
・ユンケルジュニア 50mL(307円)
・ユンケルローヤルA 100ml(315円)
・ユンケルローヤル・C2 30ml(510円)
・ユンケルローヤルD2 50ml(1,001円)
・ユンケルローヤルF 50ml(1,500円)
・ユンケルローヤルゴールド 50ml(800円)
・ユンケルローヤルV 30ml(630円)
・ユンケルローヤル100 100ml(200円)
・ユンケルローヤルチャージ 100mL(367円)
・ユンケルローヤルS 100mL(262円)
・ユンケル滋養液ゴールド 50ml(800円)
・ユンケルスター 50mL(4,078円)
【全35種類】

(転載:http://www.bh-sato.co.jp/campaign/biken/

WS000150.jpg
posted by 吉澤準特 at 12:20 | Comment(0) | 徒然コメント

2017年01月01日

吉澤準特の紹介
このエントリーを含むはてなブックマーク

吉澤準特(ヨシザワジュントク) のこれまでの活動

外資系コンサルティングファーム勤務。専門領域における日本支社の実務責任者を務め、IT部門に対するコンサルティングを手がける。「クラウド」×「インフラ」×「サービス管理」を専門分野とし、ファシリテーションやコーチングにも造詣が深い。仕事柄、膨大な情報の処理に日々悩まされてきたが、コンサルタントならではの「議論の整流術」を「情報整理」にも応用することで、モノ・コトを自動で整理する本書の「整理術」にたどり着いた。著書に『図解作成の基本』(すばる舎)、『資料作成の基本』『フレームワーク使いこなしブック』(以上、日本能率協会マネジメントセンター)、『外資系コンサルのビジネス文書作成術』(東洋経済新報社)、『外資系コンサルの仕事を片づける技術』(ダイヤモンド社)など多数がある。

Worked as a foreign-affiliated consulting firm. Served as a person in charge of practicing in Japan in a specialized field, and provided consulting to the IT department. I specialize in "cloud" x "infrastructure" x "service management" and have deep knowledge in facilitation and coaching. I've been struggling with processing a huge amount of information every day, but by applying the "rectification of discussion" unique to consultants to "information organization,"
We have come to the "arranging technique" of this book that automatically organizes things and things. My books include "Basics of Creating Illustrations" (Subarusha), "Basics of Creating Materials", "Framework Mastery Book" (above, Management Center of Japan Management Association), There are many articles such as "Business documentation for foreign-affiliated consultants" (Toyo Keizai Inc.), "Technology for cleaning up foreign-affiliated consultants' work" (Diamond).

【2021年】

■(監修・取材)ライフハッカー「すぐできる「図解」活用術」
2021年7月に深化するメモ特集の1つとして図解術を解説しました。「図解作成の基本」の内容をベースに、ロジカルシンキングによる資料作成・図解作成のやり方を示しています。

https://www.lifehacker.jp/2021/07/239080zukai-memo-method-01.html

■(セミナー)Eight「相手を動かすためのプレゼン作成術」
2021年7月にデジタル名刺交換SNS「Eight」にて相手を動かすためのプレゼン作成術をオンラインセミナーで解説しました。

https://eight.seminar-manager.com/presentation3/event

■(セミナー)Schoo「思考のフレームワーク 問題演習 ロジ軽」
2021年6月にオンライン学習コミュニティ「Schoo」にてロジカルシンキングを解説しました。

https://schoo.jp/class/8038

■(取材)日経新聞 Bizワザ「チャットの見逃し防ぐには」
2021年5月に日経新聞にて大量のコミュニケーションを捌くチャットの使いこなし方を解説しました。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD192880Z10C21A4000000

■(監修・取材)ビッグローブ会員誌「Saai Isara」データ整理術
2021年2月にビッグローブ会員誌にてデータ整理術のITコラムを監修しました。

https://isara.biglobe.ne.jp/backnumber/pdf/isara_202102.pdf

■(トレーニング)企業様向けロジカルシンキング・資料作成トレーニング
2021年も随時実施しております。ロジカルシンキング/ラテラルシンキング/クリティカルシンキング/デザインシンキングに関するトレーニング、資料作成/図解作成に関するトレーニングを実施しています。

【2020年】

■(出版)ビジネスエリートがたどり着いた仕事力に差がつく「超・整理術」
2020年4月に三笠書房から「ビジネスエリートがたどり着いた仕事力に差がつく「超・整理術」」が出版されました。CxOクラスから現場まで、あらゆる層へのコンサルティングをしてきた末にたどり着いた、デキるビジネスパーソンの仕事術を具体的な方法、ツール・文具に踏み込んで解説しています。

2013年の「外資系コンサルの仕事を片づける技術」で取り上げたノウハウのハンドブック的な位置づけです。

■(Web)仕事力に差がつく「超・整理術」連載
2020年6月に全4回の連載をダイヤモンドオンラインで公開しました。

https://diamond.jp/category/s-chouseirijutsu

日々の仕事の中で、際限なく増えていくメールや電子ファイル、これらを「整流化」することによって、自動的にコトやモノに分類・整理する「超・整理術」を解説した記事です。

■(出版)解決問題的三大思考法(台湾)
2020年8月に日出出版から「解決問題的三大思考法」が出版されました。2012年に出版した「ビジネス思考法使いこなしブック」の台湾語翻訳です。

https://www.books.com.tw/products/0010867628

■(Web)【整理の魔力】思考を整理、瞬時に伝える「図解30選」
2020年11月にNewsPicksの「整理の魔力」という連載企画で第3回として公開しました。上田真緒編集長に取材いただいた内容が記事化されています。

https://newspicks.com/news/5317767/body/

思考の整理をして頭のモヤモヤをすっきりさせるツールとして、ビジネスパーソンが使いこなすべき30の図解を紹介しました。

■(トレーニング)企業様向けロジカルシンキング・資料作成トレーニング
2020年も随時実施しております。ロジカルシンキング/ラテラルシンキング/クリティカルシンキング/デザインシンキングに関するトレーニング、資料作成/図解作成に関するトレーニングを実施しています。

【2019年】

■(出版)精準傳達:外商顧問故意不談的秘密武器!這樣寫文章、用WORD,你做的報告、企劃、Email一看就懂!
2019年3月に光現出版から「精準傳達:外商顧問故意不談的秘密武器!這樣寫文章、用WORD,你做的報告、企劃、Email一看就懂!」が出版されました。2017年に出版した「外資系コンサルのビジネス文書作成術」の台湾語翻訳です。

https://www.books.com.tw/products/0010815593

■(トレーニング)企業様向けロジカルシンキング・資料作成トレーニング
2019年も随時実施しております。ロジカルシンキング/ラテラルシンキング/クリティカルシンキングに関するトレーニング、資料作成/図解作成に関するトレーニングを実施しています。

【2018年】

■(出版)外資系コンサルが実践する図解作成の基本
2018年6月にすばる舎から「外資系コンサルが実践する図解作成の基本」が出版されました。2014年に上梓した「資料作成の基本」から図解部分に特化し、資料の中で用いる図解を体系的に整理、作り方を理論化しています。コンサルが作る分かりやすい資料には必ず存在する”図解”の作り方を、これ1冊で網羅しています。

多数の書評と好評を頂き、amazon kindleでは何度も総合10位以内にランクインしており、最高で総合7位になりました。

■(トレーニング)企業様向けロジカルシンキング・資料作成トレーニング
2018年も随時実施しております。ロジカルシンキング/ラテラルシンキング/クリティカルシンキングに関するトレーニング、資料作成に関するトレーニングを実施しています。

【2017年】

■(出版)外資系コンサルのビジネス文書作成術
2017年3月に東洋経済新報社から「外資系コンサルのビジネス文書作成術」が出版されました。利用頻度は高くないものの、業種によってはメインで使われるWordを使った文書作成方法を解説しています。日本語で文章を作る際に意識すべき点を体系的に図解整理しており、ビジネス文書の作り方に主軸を置いています。

■(Web)エンジニアのためのビジネス文書作成術
2017年5月に全4回の連載をITmedia Atmark ITに公開しました。

https://www.itmedia.co.jp/author/213925/

「要件定義書」や「提案依頼書」などのIT業界で作成するビジネス文書の書き方を、分かりやすく伝授する連載「エンジニアのためのビジネス文書作成術」を解説しています。

■(出版)すぐできる!会議・プレゼンの資料作成と進め方
2017年7月に成美堂出版から「すぐできる!会議・プレゼンの資料作成と進め方」が出版されました。これまでに上梓した資料作成術と会議運営術をさらに平易にするというアプローチで作成されており、私が監修を務めました。資料をレビューするプロセスを詳細に説明した部分は、新たに付け加えたコンテンツになっています。

■(出版)생각정리를 위한 프로세스의 기술 8단계
2017年10月に考え整理研究所から「생각정리를 위한 프로세스의 기술 8단계」が出版されました。2013年に出版した「外資系コンサルの仕事を片づける技術」の韓国語翻訳です。

http://www.kyobobook.co.kr/product/detailViewKor.laf?ejkGb=KOR&mallGb=KOR&barcode=9791158950873&orderClick=LAG&Kc=

■(出版)생각정리를 위한 프레임워크의 기술 50
2017年10月に考え整理研究所から「생각정리를 위한 프레임워크의 기술 50」が出版されました。2011年に出版した「フレームワーク使いこなしブック」の韓国語翻訳です。

http://www.kyobobook.co.kr/product/detailViewKor.laf?ejkGb=KOR&mallGb=KOR&barcode=9791158950866&orderClick=LAG&Kc=

■(出版)职场书面沟通完全指南(图解版)
2017年11月にJiangxi People's Publishing Houseから「职场书面沟通完全指南(图解版)(70个商务文本速成技巧,Word、Excel、PPT文本制作全攻略!)」が出版されました。2017年に出版した「外資系コンサルのビジネス文書作成術」の中国語翻訳です

https://www.amazon.cn/dp/B08QRTTLC7

【2016年】

■(出版)생각정리 프레임워크 50
2016年2月にアルゴナインメディアグループから「생각정리 프레임워크 50」が出版されました。2011年に出版した「フレームワーク使いこなしブック」の韓国語翻訳です。

http://www.kyobobook.co.kr/product/detailViewKor.laf?ejkGb=KOR&mallGb=KOR&barcode=9791158950170&orderClick=LAG&Kc=

■(トレーニング)外資系コンサルが教える資料作成術
2016年4月に日本能率協会マネジメントセンターから「外資系コンサルが教える資料作成術」という通信教育講座が公開されました。開講後、大変好評につき、昨年開講した思考術コース、デトックスと同様、受講者数は大きく伸びています。

http://www.jmam.co.jp/tsukyocatalog/course/srs.htm

読みにくい、伝わらない、わかりにくい資料を改善するアクティビティに加え、実際にトレーニングアプリ(Android/Iphone対応)で資料センスを診断することもできます。

■(出版)マンガでやさしくわかる資料作成の基本
2016年2月に日本能率協会マネジメントセンターから「マンガでやさしくわかる資料作成の基本」が出版されました。2014年夏に上梓した書籍をもっとわかりやすく、ビジネス資料の作成経験があまりない方にも納得してもらえるよう、マンガを使って具体的な資料作成のシチュエーションを示しました。

■(出版)絶対ウケル!資料作りのコツ
2015年12月にプレジデント社から「絶対ウケル!資料作りのコツ」が出版されました。昨年にプレジデントへ寄稿した記事(資料作成スキル診断、資料作成テクニックなど)が巻頭および中盤で使用されています。

http://presidentstore.jp/books/products/detail.php?product_id=2436

【2015年】

■(監修・取材)ソニー生命社内報「魅せる資料作成テクニック」
2015年3月にソニー生命社内報にて資料作成術のビジネスコラムを監修しました。

■(トレーニング)すっきり!仕事習慣デトックスコース
2015年4月に日本能率協会マネジメントセンターから「すっきり!仕事習慣デトックスコース」という通信教育講座が公開されました。開講後、大変好評につき、昨年開講した思考術コースと同様、受講者数は大きく伸びています。

http://www.jmam.co.jp/tsukyocatalog/course/dtx.htm

ムダを除き、仕事をスリムアップする「片づけ術」「思考術」「伝達術」各10原則を習得するコースです。ファイリング・コンサルタントの小野さんと一緒に作成しました。

■(出版)為什麼老闆不喜歡努力工作的員工
2015年4月に易富文化から「為什麼老闆不喜歡努力工作的員工:用20%的時間,完成80%的工作」が出版されました。2013年に出版した「外資系コンサルの仕事を片づける技術」の台湾語翻訳です。

https://www.sanmin.com.tw/Product/index/005059331

■(出版)外資系/コンサルの出世する資料作成術
2015年4月に日経BP社から「外資系/コンサルの出世する資料作成術」が出版されました。前著「資料作成の基本」をベースに、資料全体の作成アプローチを当方が執筆し、Excel、PowerPoint、Wordによる具体的な作成手順の紹介につなげています。

■(出版)Think SPRING 2015号
2015年4月に東洋経済新報社から「Think SPRING 2015号」が出版されました。前著「資料作成の基本」の著者としてfrom Author to Readersに取材結果が掲載されています。資料作成の知識を持たない人でも必ず最後まで資料を作り上げることができる本ができるまでの話を取り上げていただきました。

■(出版)日経ビジネスアソシエ 2015年5月号
2015年4月に日経BP社から「日経ビジネスアソシエ2015年5月号」が出版されました。前著「外資系コンサルの仕事を片づける技術」の内容をベースにミスが減る仕事術を取り上げてもらっています。

■(監修・取材)多数
ケイコとマナブ2015年6月号、金融機関社内誌などに前著「資料作成の基本」をベースとした記事が掲載されています。

■(出版)日経ビジネスアソシエ 2015年7月号
2015年6月に日経BP社から「日経ビジネスアソシエ2015年7月号」が出版されました。前著「資料作成の基本」の内容をベースに、通る資料とダメ資料の解説記事として、ソフトバンクとグリーの資料評価を書いています。

■(出版)PHPビジネス THE21 2015年7月号
2015年6月にPHP社から「PHPビジネス THE21 2015年7月号」が出版されました。前著「フレームワーク使いこなしブック」の内容をベースに、課題をロジカル・ラテラル・クリティカルシンキングのフレームワークに当てはめて、素早く整理する技術を取り上げてもらいました。

■(出版)PRESIDENT NEXT Vol.5
2015年7月にプレジデント社から「PRESIDENT NEXT Vol.5」が出版されました。前著「資料作成の基本」の内容をベースに、Excelのグラフ作成における色使いの王道を解説したインタビュー記事が掲載されています。カラーコーディネーターの方と一緒に、手軽にできる色の使いこなしテクニックを取り上げてもらいました。

■(出版)日経PC21 8月号
2015年7月に日経BP社から「日経PC21 8月号」が出版されました。前著「資料作成の基本」の内容をベースに、ビジネス資料にも役立つExcel資料作成テクニックを解説する連載を寄稿しています。第1回「人を動かすレベルのExcelはテンプレートが違う」を掲載しています。

この号から6号連続で以下のExcel資料作成の連載記事が掲載されました。

・誰が見ても分かるセル・表は書式が美しい
・気づきを促す表は色に意味を持たせている
・優れたグラフは説明を必要としない
・数値計算は関数で自動化、更新も容易に
・条件判断の自動化で分析や資料作成を効率化

■(出版)엑셀 파워포인트 워드를 이용한 보고서 작성 원리 70
2015年10月にギルボト社から「엑셀 파워포인트 워드를 이용한 보고서 작성 원리 70 전문 컨설턴트가 알려주는 자료 정리 문서 작성 기술」が出版されました。2014年に出版した「資料作成の基本」の韓国語翻訳です。

http://www.kyobobook.co.kr/product/detailViewKor.laf?ejkGb=KOR&mallGb=KOR&barcode=9791186659090&orderClick=LAG&Kc=

■(出版)10倍速のビジネスExcel術
2015年12月に日経BP社から「10倍速のビジネスExce術」が出版されました。前著「資料作成の基本」との内容をベースに、ビジネス資料にも役立つExcel資料作成テクニックを解説する連載を寄稿しています。

・外資系コンサルが伝授するExcel資料作成術

【2014年】

■(トレーニング)仕事によく効く!思考術コース
2014年4月に日本能率協会マネジメントセンターから「仕事によく効く!思考術コース」という通信教育講座が公開されました。開講後、大変好評につき受講者数は大きく伸びています。

http://www.jmam.co.jp/hrm/course/gbs.html

ひとつのケースに対して、ロジカルシンキング・ラテラルシンキング・クリティカルシンキングの3通りのアプローチを解説しており、ビジネスで求められる総合的な思考力をトレーニングできるコースになっています。

■(出版)外資系コンサルが実践する資料作成の基本
2014年8月に日本能率協会マネジメントセンターから「外資系コンサルが実践する資料作成の基本」が出版されました。多数の書評と好評を頂き、amazonでは発売後2か月で3週以上も欠品が続きました。発売3か月で2万部を超え、書店やamazonの資料作成コーナーで定番本として扱ってもらえるようになりました。

本書は私が現場のコンサルタントに教えている実践的な資料作成技術を70個の王道に分けて取り上げています。新人でも「これ一冊でそれなりの資料が作れてしまう」ことをめざし、ロジックの組み立て方から資料の使い分け方、オフィス製品による具体的な作成手順にまで踏み込んだ、これまでになかったビジネス書です。

■(出版)PRESIDENT 2014年 9/29号
2014年9月にプレジデント社から「PRESIDENT 9月29日号」が出版されました。この号の特集企画では前著「外資系コンサルの仕事を片づける技術」がメインコンテンツになっています。

・つい後まわしにする人、人に頼めない人の処方箋

■(出版)PRESIDENT 2014年 11/17号
2014年11月にプレジデント社から「PRESIDENT 11月17日号」が出版されました。この号の特集企画では「資料作成の基本」がメインコンテンツになっています。

・3分でわかる「資料作成力」診断テスト
・外資系金融&外資コンサル「入社1年目から学ぶエクセル術」3段階レッスン

2つのパートで計10ページ分の原案・監修を担当しています。書店でお見かけの際には是非一度手に取ってみてください。

■(出版)Ambitious Vol2
2014年12月に晋遊社から「Ambitious Vols」が出版されました。この号の特集企画では「資料作成の基本」がメインコンテンツになっています。

・上司は教えてくれない、資料&企画書作成裏テク31 

特に、番外編の4ページでは有名企業のプレゼン資料を「内容の分かりやすさ」「グラフ・図表の訴求力」「文字・文章の読みやすさ」「色使い」「構成力」の5観点50点満点で評価しています。

同内容を抜粋して紹介したBLOGOSのエントリーでは、フェイスブックで2000近いおすすめ反応がありました。

【2010年〜2013年】

■(出版)フレームワーク使いこなしブック
2010年7月に日本能率協会マネジメントセンターから「フレームワーク使いこなしブック」が出版されました。好評につき、発売から5年経ってもまだ重版が掛かっています。皆様ありがとうございます。

フレームワークといっても、アーキテクチャ的な話ではなくて、図解思考とかマーケティングとかワークハック的な方のやつです。「むぎ夫」というキャラクターを中心に、見開きガイドブックのような形でフレームワークを取り上げてます。

■(出版)생각정리 프레임워크 50
2012年4月にスペクトルブックスから「생각정리 프레임워크 50」が出版されました。2011年に出版した「フレームワーク使いこなしブック」の韓国語翻訳です。

http://www.kyobobook.co.kr/product/detailViewKor.laf?ejkGb=KOR&mallGb=KOR&barcode=9788997227365&orderClick=LAG&Kc=

■(出版)ビジネス思考使いこなしブック
2012年7月に日本能率協会マネジメントセンターから「ビジネス思考法使いこなしブック」が出版されました。好評につき、その後、通信教材にもなっています。

ビジネス思考法の根幹となっている3つの思考法、ロジカルシンキング(垂直思考)、ラテラルシンキング(水平思考)、クリティカルシンキング(探求思考)について、頻出のフレームワークを事例ベースで取り上げています。

■(出版)外資系コンサルの仕事を片づける技術
2013年6月にダイヤモンド社から「外資系コンサルの仕事を片づける技術」が出版されました。ビジネスブックマラソンをはじめとする多数の書評を頂き、発売即1万部を突破しました。ダイヤモンド書籍オンラインで17回の連載記事「外資系コンサルの仕事をサクサク片づける法」を掲載させてもらっています。その後、ダイヤモンド社のフェアで取り上げて頂いています。

本書では仕事を効率化し、成果を出すための方法論を解説しています。私の仕事スタイルの基本を体系立てて詰め込んだ本です。

【〜2009年】

■(Web)メルマガ殿堂入り
ビジネス系メルマガである「IT業界の裏話」をまぐまぐ他から発行し、 2008年には5000人超の読者を抱える殿堂入りメルマガになりました。


■(Web)CNET Japan ブログアワード受賞
2009年までCNET Japanにブログを掲載しており、2006年CNET Japanブログアワードでは『審査員特別賞』を受賞、 2007年には『CNET Japanブログアワード準グランプリ』を獲得しました。


■(Web)Japan Brog Award
2008年、Japan Brog Award 2008にて最終選考まで残り (49サイト/3400サイト)、本選のIT部門にノミネートされました。


■(出版)最新会議運営の基本と実践がよ〜くわかる本
2007年3月に秀和システムより『図解入門ビジネス 最新会議運営の基本と実践がよ〜くわかる本』が出版されました。

■(出版)情シスの現場 vol.001
2008年6月に翔泳社より『情シスの現場 vol.001』が出版されました。前著「最新会議運営の基本と実践がよ〜くわかる本」をベースに、会議運営のグッドプラクティスを解説しています。

■(Web)EnterpriseZine寄稿開始
翔泳社「EnterpriseZine」の立ち上げに際し、ファシリテーション及びITILに関する記事の連載を開始しました。
※2015年5月時点で多数のシリーズを連載中

■(メディア)J-wave出演
情報システムの専門家として、FMラジオ:J-waveの「JAM THE WORLD」への出演しました。

■(取材)日経SYSTEMS 2009.7
2009年7月に日経BP社から「日経SYSTEMS 2009.7」が出版されました。この号の特集企画では前著「会議運営の基本と実践がよ〜くわかる本」をもとにしたインタビュー結果が取り上げられています。

posted by 吉澤準特 at 06:59 | TrackBack(0) | 徒然コメント

2016年02月17日

米国のコモンコアが正気の沙汰とは思えない
このエントリーを含むはてなブックマーク

いくらなんでもこれはひどいと思うのが日本人の算数の感覚。

http://www.barstoolsports.com/boston/i-just-learned-what-common-core-math-is-and-my-mind-is-in-a-labyrinth/

Screen-Shot-2015-10-29-at-10.20.12-AM.png

アメリカ人だって同じ感覚の人は多いが、重要なのは、「この計算方法の方が確実に理解できる」と思う人も数多くいるということ。インド人が「日本人はなぜ3桁同士の掛け算を素早く計算できないのか?」と不思議がるのとは毛色が違い話だと思う。

全米で推進されている学力共通基準のコモンコア(Common Core)では、算数の教え方がひどいと大分話題になっている。

posted by 吉澤準特 at 02:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

2015年05月30日

早く帰りたいけど今日も残業・・・なIT業界人にオススメのビジネス書
このエントリーを含むはてなブックマーク

「早く帰りたいけど今日も残業・・・」

そうつぶやく人はIT業界にもたくさんいますが、早く帰るために具体的な努力をしている人はそれほど多くありません。絶対的な仕事量の多さに悲鳴を上げている人でも、週に一度は定時退社できるくらいに仕事を効率化できる余地は意外にあるものです。

あなたが早く帰れないよくある理由として、次の6つが考えられます。

【1】帰りづらい雰囲気
【2】アイデア不足
【3】たくさんの社内向け資料
【4】似たようなデータ更新の繰り返し
【5】上司からの理不尽な指示
【6】丁寧過ぎる仕事のやり方

1つめ、帰りづらい雰囲気・・・長くいるほど仕事している認定する上司がいる、自分の仕事が終わっても他の人の仕事が終わらなければ帰れない、そんな職場に漂う空気ですね。他人からの評価が気になる人なら帰りづらいでしょう。

2つめ、アイデア不足・・・仕事のお題はもらっているけど、どうやってうまくまとめたらいいのかアイデアが浮かばないままでムンムンとしながら時間だけが過ぎてしまう、そんな状況を経験した人は少なくないでしょう。気が付くともう夜、結局全然資料がまとまらなかったけど、このまま家に帰ったら明日困るのは自分、そんな状況では帰るに帰れません。

3つめ、たくさんの社内向け資料・・・ビジネスの結果に貢献する資料作成ならいくらでもやるけど、その前に社内の合意を得るためにたくさんの内部向け説明資料を作らなければいけないなんて。そんな不満を感じている人は私の周りにも結構います。課長レビューで資料修正、それを部長に見せたら資料修正、さらに関係部署へ説明しにいったら資料修正。仕事がねずみのように増えていくと、どんどん帰る時間は遅くなります。

4つめ、似たようなデータ更新の繰り返し・・・この作業、ちょっと前にもやったなあ。そう感じながら今日もルーチンワークで深夜残業にいそしんでいる人も結構います。定期的に発生する仕事だから無視することもできないし、そうやって毎週毎週やる仕事量は維持か増えるだけなので、もちろん帰る時間も遅くなる一方です。

5つめ、上司からの理不尽な指示・・・上司が個人的にやってほしいことであって、他の人には大した役にはたっていない仕事というものはしばしばあります。「このグラフ、縦軸と横軸を入れ替えてほしい」とか、「この資料はパワーポイントじゃなくてワードで書き直してほしい」とか。確かにそうした方が見やすいこともありますが、それに費やす労力と別のことをやって得られる成果を考えると、本当に妥当な指示であることなんて、10に1つくらいしかないという職場もあるのです。これでは早く帰れません。

6つめ、丁寧過ぎる仕事のやり方・・・それが本人のスタイルというなら何も言いませんが、その時間を別のことにつかったら、トータルでもっと大きな成果につながるということはありませんか?もしくはそのせいでパートナーや家族と過ごす時間が犠牲になっていたりしませんか?あなたがこだわるほどに帰る時間は遅くなります。

こうした6つの理由に対して、どうやって対処したらよいでしょうか。その答えをビジネス本の中から見つけよう、という企画がhontoで立ち上がっています。2015年7月まで丸善とジュンク堂の主要店で開催されるということで、同時にオンライン書店のhontoでもその企画ページがオープンしていました。
※丸善書店とジュンク堂書店は2015年2月に合併しています

http://honto.jp/cp/hybrid/2015/hayakukaero.html

この中で、【2】アイデア不足と【3】社内向け資料作成の解決策で、計2冊の拙著が取り上げられていました。

フレームワーク使いこなしブック
資料作成の基本

丸善さん、ジュンク堂さん、紹介ありがとうございます。どちらの本も多くの方に読んでもらえていますが、さらに多くの方の手元に届いて、少しでも早く家に帰れる手伝いができると嬉しいです。

ちなみにそれぞれの解決策は次の通りでした。

【1】帰りづらい雰囲気
→開き直る
【2】アイデア不足
→考え方を知る
【3】たくさんの社内向け資料
→テンプレを使う
【4】似たようなデータ更新の繰り返し
→ルーチンを圧縮
【5】上司からの理不尽な指示
→上司をコントロール
【6】丁寧過ぎる仕事のやり方
→仕事のやり方を見直す

帰りづらい雰囲気の打開策が「開き直る」というのは、シンプルで最大効果のあるやり方です。社会の中で生きていくには、ある程度の鈍感力は必要ですね。

posted by 吉澤準特 at 23:35 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

2015年04月26日

「外資系/コンサルの出世する資料作成術」の巻頭パートを担当しました
このエントリーを含むはてなブックマーク

2015年4月22日に日経BP社から「外資系/コンサルの出世する資料作成術」というムック本が発売されました。この本は成功する資料作成のロジックを押さえ、外資系で通用するExcel、A4一枚まとめ術、プレゼン技術を解説するように構成されています。

私が担当したのは巻頭パートです。ピントのずれたビジネス資料で誰からも賛同を得られないような状況に陥らないよう、正しい方法論に従って資料を作成するやり方を取り上げています。WHO、WHAT、WHYを突き詰め、PREP形式で整理することは昨年8月に上梓した「資料作成の基本」(日本能率協会マネジメントセンター)で触れたことですが、これを最近の書籍や記事と絡めているところが新しくなっています。

是非一度手に取って読んでみてください。
http://www.amazon.co.jp/dp/4822279790/

posted by 吉澤準特 at 00:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

2014年10月26日

PRESIDENT 11月17日号の特集「資料の作り方」を監修しました
このエントリーを含むはてなブックマーク

ビジネス誌「PRESIDENT」11月17日号にて拙著「資料作成の基本」がメインコンテンツとして取り上げられます。

・3分でわかる「資料作成力」診断テスト
・外資系金融&外資コンサル「入社1年目から学ぶエクセル術」3段階レッスン

2つのパートで計10ページ分の原案・監修を担当しています。書店でお見かけの際には是非一度手に取ってみてください。

【PREIDENT 2014年11.17号 目次】
http://www.president.co.jp/pre/new/index/

  • 資料の作り方

    • 1000人調査で判明「半分は、ゴミ同然」
      ここが変だよ、あなたの資料
      • ▼悩むこと1位「時間がかかりすぎる」
      • ▼「ノウハウを習ったことがない」52%
      • ▼よく作る資料1位「報告書」、3位「議事録」……
    • 商談を左右する、査定に繋がる●松本晃

      カルビー会長の「100点満点文書」採点ポイント6
      • ▼タイトル ▼書き出し ▼構成 ▼文字量
    • ▼3分でわかる「資料作成力」診断テスト●吉澤準特
    • ▼どこが違うか? 役員になる資料vs課長止まりの資料●津田晃
    • 外資金融&外資コンサル
      「入社1年目から学ぶエクセル術」3段階レッスン
      • ステップ1[入門編]ひと目でわかる表を作ろう●吉澤準特
        • ▼役立つ関数10&ショートカットキー10
        • ▼絶対参照・相対参照
      • ステップ2[リーダー編]未来を予測してみよう●熊野整
        • ▼財務モデル
        • ▼シナリオ分析
        • ▼感応度分析
      • ステップ3[マネジメント編]業績アップの方法を探ろう●柏木吉基
        • ▼仮説思考
        • ▼変動係数
        • ▼ヒストグラム
        • ▼単回帰分析
    • 一流企業がワザ開陳!
      赤点文書を大改造「劇的ビフォー・アフター」
      • トヨタ式「報告書」▼「問題解決のステップ」で真因を見つける
      • KDDI式「議事録」▼「1にスピード、2に宿題事項」で行動に繋げる
      • 博報堂式「企画書」▼「3つのファクト+解釈」で気づきを与える
      • BCG式「提案書」▼「意思と知恵と情熱」で相手を口説く
    • フォント、字間、行間、色使い……パワポ資料をチェック

      心理学が解明「一度見たら忘れられないレイアウト」
      • ▼1シートに使っていい色の数は?
      • ▼眼球運動の掟
      • ▼文章か、ポンチ絵か
    • ▼PCフリーズ! 消えた書類を元通りにする裏ワザ●井上真花
    • ▼役所、ベンチャー、オーナー系……商談相手別「ウケるツボ」●渡辺茂一郎
    • 孫正義が唸ったプレゼンマスター×売れっ子コピーライター●伊藤羊一・小西利行

      プロが教える「人を動かす言葉、何も伝わらない言葉」
    • 「それで何が言いたいの?」とは、もう言わせない●中川淳一郎

      すぐできる!「要点を3行でまとめる」書き方
  • posted by 吉澤準特 at 02:07 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

    2014年09月20日

    書籍購入の皆様への御礼 1万部増刷
    このエントリーを含むはてなブックマーク

    外資系コンサルが実践する資料作成の基本』(日本能率協会マネジメントセンター刊)が発売されてひと月が経とうとしていますが、早くも1万部増刷となりました。

    都内の丸善や八重洲ブックセンターでは週間ベストセラーに継続的にランクインしており、amazonでも本総合ランキング100位以内を推移しております。購入くださったみなさま、大変ありがとうございます。

    まだ本書を手に取ったことがない皆様は、以下のサイトでビジネス資料の作成レベルを診断してみると、書籍で扱っている概要を知ることができるかと思います。

    (ビジネス資料作成レベル診断)
    http://www.canter.jp/it-ura/doc_skill_check/

    資料作成という普遍的なテーマということで、さまざまな出版社や企業様からお声がけをいただけていることにも感謝致します。本書に係る原稿執筆や記事監修は引き続きお引き受けしておりますが、多くのご依頼のために多少のお時間を頂くケースもありますことをご容赦ください。

    今後ともよろしくお願い致します。

    吉澤準特

    posted by 吉澤準特 at 10:48 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

    2014年04月17日

    新社会人が周囲と差をつけるために、4月からやっておくべき7つの仕事のスタイル
    このエントリーを含むはてなブックマーク

    新社会人がデビューしてから2週間が過ぎ、もう新しい職場に慣れ始めた人もいるものと思います。そんな皆さんに、私から仕事への接し方についてお伝えしたいことがあります。

    私は外資系コンサル会社に長らく勤めていますが、同世代の中で頭角を現す人たちの働き方にはいくつかのパターンがありました。その中でも、比較的万人が実践しやすいパターンなのが、「仕事を小さく分けて取り組む」というスタイルです。

    私たちがやってしまいがちな過ちの中に、「一気に取り組む」というものがあります。一見すると、一息で仕事を終わらせてしまうのだからいいじゃないか、と思える言葉ですが、一気にやるということは、失敗した際のやり直しリスクを高めることになります。特に、他人の意見を聞きながら仕事を進めるケースでは、相手と自分の認識乖離が大きくなるほど、やり直しによって生じる作業量が増えます。

    こうしたリスクを感覚的に理解している人は、仕事の中身・段取りを切りの良い作業単位で「小分け」にして、作業の切れ目で上司や部下とのレビューを行っています。

    たとえば、こういう例があります。


    「昨日、先輩に頼まれた資料は・・・よし、このファイルを印刷して一通り揃ったぞ。あとはクリップで束ねて、と」

    先輩
    「おーい、Xさん。頼んでおいた資料、見つかった?」


    「はい、これでいいんですよね。ファイルサーバ内に点在していたので、集めるのに苦労しましたよ」

    先輩
    「そうか、それは手間をかけたね。わざわざ全部プリントアウトしてくれたんだ。見やすくて助かるよ。」


    「お役にたてて何よりです」

    先輩
    「じゃあ、電子ファイルのありかを教えてくれるかな。報告書用に加工したいんだけど、大量にあるから、メールじゃ受け取れないしな」


    「そうです、かなりのファイル量です。だから印刷して渡したんですよ。でも手元に保存してないので・・・」

    先輩
    「あ、そう・・・仕方ないな、もう一度集めてね」

    先輩からの指示を忠実に守って頼まれた大量の資料を集めておいたこと、読みやすいように資料を印刷してクリップで束ねておいたことは、私にとって頑張ってやった成果です。

    一方で、先輩が期待していたのはそんなことではありません。加工するためのインプット情報として電子ファイルを受け取りたかったのです。しかし、それが達成されていない以上、先輩にとって私がやったことは成果につながっていません。

    私は先輩から言われた通りに資料を集めたのに、それをどうやって使うのかを確認していませんでした。その結果、先輩の期待する成果が出せなかったのです。こうした失敗を繰り返していると、「彼/彼女は仕事ができない」というレッテルを貼られて、何をやってもネガティブな目線で見られるという状況に陥る可能性が高まります。

    このような状況にならないために私たちが実行できる初歩が、「仕事を小さく分けて取り組む」ことです。特に、次の3ステップを踏んでから、仕事に取り組むことが重要です。

    20140417_work-7.JPG
    (1) 目的を見据える
    (2) 中身に知る
    (3) 順序を考える

    どんな仕事でも、目的を確認せず、いきなり細かい作業から入ることはありません。仕事の目的を見据えることで、仕事の全体像も掴むことができます。そして、ひとつひとつの作業について前後関係を踏まえ、取り組んでいく順序を考えてから段階的に作業に取り組むことで、もし手戻りが生じても、ほんの少しのやり直しで済むのです。

    同世代で頭角を現す人たちは、具体的に次のコツを実践しています。

    <分類:MECE>
    ・体系的に要素をならべる
    ・要素を重要度で比較する
    (類書にも書かれていた関連するコツ)
    →大事でないものは切り捨てる

    <分類:ロジックツリー>
    ・一貫性を持って考える
    →流れるような説明をする:森、木、枝葉の順で話をする
    →塊とつながりをはっきりさせる
    →全体像を見てつなげる
    ・個別の意見と論理全体のルールをはっきりさせる
    ・ルールを疑う

    <分類:インプット・プロセス・アウトプット(IPO)>
    ・あらゆる要素のインプット・アウトプット(関係性)とその強さをはっきりさせる
    →つながりの向きと太さを明確にする
    ・アウトプットの形を意識してインプット情報を集める
    →情報を収集したらアウトプットする:自分に当てはめたらどうなるかを考える

    この7点を気にしながら仕事をするだけで、周囲への報告・連絡・相談がうまくできるようになり、「この人は仕事のやり方がうまい」と思われるようになります。

    私が皆さんと一緒に仕事をする立場であれば、是非意識的にこうした仕事のスタイルを実践してもらいたいです。1年間このやり方を続けていけば、あなたの中に自然と溶け込んでいくでしょう。そうして、2年目からは、次の新入社員の方々に向けて、今度は皆さん自身がこのスタイルを説いてあげてください。その継続によって、あなたの周りに同じ考えを持つ人が集まり、より大きな仕事をうまくこなすことができるようになると思います。

    他にも「これだけは実践しておきたい」という仕事のスタイルが3レベルに分かれて整理することができます。成長したいと気持ちが強い人は一読してみてください。

    『外資系コンサルの厳選仕事術: 仕事を効率化する60の技術』
    http://matome.naver.jp/odai/2137933320198877401

    posted by 吉澤準特 at 08:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

    2014年01月14日

    その後の三菱東京UFJ銀行スパムメールが劣化している件
    このエントリーを含むはてなブックマーク

    昨晩、受信したメールの中に三菱東京UFJ銀行のスパムメールがまた混じっていたのですが、その文面が妙に高圧的だったのが印象的でした。

    以下、その文面の抜粋です。

    ************************************************************************
    三菱東京UFJ銀行Eメール配信サービス
    ************************************************************************

    2014年「三菱東京UFJ銀行」のシステムセキュリティのアップグレードのため、貴様のアカウントの利用中止を避けるために、検証する必要があります。

    いままで送られてきたメール文面はとてもフレンドリーだったのですが、今回は「貴様」扱いです。古語の世界なら無礼ではないかもしれませんが、現代社会で貴様呼ばわりされると気分が悪いですね。

    真相は、「貴方」←→「貴様」の書き間違えなのでしょうが、こんな間違いをするのは100%非日本語スピーカーでしょう。

    ちなみにフィッシングサイトは、中国黒竜江省のハルビンにあるSEO会社のサーバ上に置かれているようです。

    (黒竜江ハルビン義信ネットワークマーケティング社)
    http://www.hljwltg.com/
    ※このサイトのサブディレクトリにフィッシングサイトあり

    ちなみに、フィッシングサイトはすでに多くのセキュリティベンダーから「悪意あるサイト」の認定を受けているようで、Gredを使って検索してみると以下の警告が表示されるようになっています。

    WS000003.JPG

     

    受信したメールの品質や誘導サイトの置き場所などを考えると、やっていることに一貫性がないように見えますが、やはり複数のクラッカー集団が個別に仕掛けているのでしょうか。「MUFJフィッシングパッケージ」などの形でソリューションが裏マーケットですでに売買されているのかもしませんね。

    posted by 吉澤準特 at 09:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

    2013年12月25日

    三菱東京UFJ銀行を騙ったスパムメールが進化している件
    このエントリーを含むはてなブックマーク

    定期的に送られてくる三菱東京UFJ銀行を騙った、フィッシングサイトへ誘導する悪意あるメール。以前はとても素っ気ない文面だったのに、今日受信したものはそれっぽい内容に進化しており驚きました。フォントが不自然なので一目瞭然ではありますが、URLも一見するとそれっぽく見えますし、徐々に日本語の壁を突き破った海外スパムメールが氾濫していくのでしょうね。

    以下、参考の文面:
    ※安全のためリンクの一部は伏字にしています

    こんにちは

    これは「三菱東京UFJ銀行」から送信されたアカウント確認のメールでございます、お客様はアカウントがロックされないように定期的にチェックしてください。
    以下のページより登録を続けてください。

    https://entry11.bk.mufg.jp/x/x/APLIN/loginib/login?_TRANID=AA000_001

    ──■□Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ □■──

    ■編集 - 発行:株式会社三菱東京UFJ銀行
    東京都千代田区丸の内2−7−1
    [登録金融機関]関東財務局長(登金)第5号
    [加入協会]日本証券業協会
    一般社団法人 金融先物取引業協会
    一般社団法人 第二種金融商品取引業協会

    ■ご登録にお心あたりのない場合や電子署名についてのお問い合わせ
    <インターネットバンキングヘルプデスク>
    0120−543−555
    (または042−311−7000(通話料有料))
    受付時間/毎日 9:00〜21:00
    ■メールアドレスの変更方法
    「三菱東京UFJダイレクト インターネットバンキング - モバイルバンキ
    ング」にログイン後、「その他」(スマートフォン - モバイルバンキングの
    場合は「各種手続」)から「Eメール通知サービス登録 - Eメールアドレス
    変更」を選択し、お手続きを行ってください。
    http://direct.bk.mufg.jp/index.html

    ■個人情報保護方針について
    三菱東京UFJ銀行では、お客さまの個人情報を適切に保護するため、その
    取り扱いにつきましては細心の注意を払っています。
    http://www.bk.mufg.jp/kojinjouhou/houshin.html

    ■本メールの送信アドレスは送信専用となっております。返信メールでのお問
    い合わせは承りかねますので、あらかじめご了承願います。

    ――Copyright(C)2013 The Bank of Tokyo-Mitsubishi UFJ,Ltd.All rights reserved――

    上記の通り、通常では絶対に指定しないフォント「SimSun」で文章が書かれているため、これに騙される人はほとんどいないと思いますが、最初の誘導リンク以外は電話番号も問い合わせ先URLもすべて本物を記載してあるため、非常に紛らわしいです。

    今のところ東京三菱UFJ銀行以外にターゲットになっている銀行は見当たりませんが、そのうちバリエーションで増えていくことでしょうね。

    posted by 吉澤準特 at 08:52 | Comment(1) | TrackBack(0) | 徒然コメント

    2013年06月27日

    知らなきゃ困る最重要ネットコマンド10、どこまで知っている?
    このエントリーを含むはてなブックマーク

    日経NETWORKの2013年6月号に、「知らなきゃ困る最重要ネットコマンド10」という特集が組まれています。10年前にこの辺は私もかじっていたので、さすがに全部知っているだろうと思っていたのですが、残念なことに、使ったことが無いコマンドが2個、そのうち1個はコマンドの意味を知りませんでした・・・

    Windows上でシェルを使う人々は結構使ったことがあると思いますが、arpとかnbtstatって普通のアーキ担当者は使うことないんじゃないでしょうか。皆さんは以下のコマンド、使いこなせますか?

    【Windowsネットワーク超基本の10コマンド】

    • ping[ピング]
      機器との疎通確認の定番コマンド 確認した機器のOSを類推可能に
    • tracert[トレースルート]
      経路上のルーターを表示 トラブル箇所を発見する手助けに
    • netstat[ネットスタット]
      サーバーなどで通信状況を表示 マルウエアの通信を発見できる
    • ipconfig[アイピーコンフィグ]
      ネットワーク設定情報を表示 DNSのキャッシュも管理できる
    • arp[アープ]
      ARPテーブルを表示 機器の入れ替え時に役立つ
    • netsh[ネットシェル]
      ネットワーク設定情報を書き換える サブコマンドの使いこなしがカギ
    • nslookup[エヌエスルックアップ]
      DNSサーバーで名前解決 DNSレコードの詳細確認に
    • telnet[テルネット]
      ホストの遠隔操作に使う サーバーの稼働状態の確認にも
    • net[ネット]
      Windowsネットワークを操作する ファイル共有もコマンドで設定可能
    • nbtstat[エヌビーティースタット]
      Windowsネットワークを管理 キャッシュの操作が可能

    ちなみに、Web上を彷徨っていたら、UNIXの最低限知るべき基本コマンドをまとめているサイトがあったので、抜粋して紹介しておきます。まあ、シェルを組まない人でも、コマンドラインを少しでも叩く必要がある人なら、必須なコマンドですね。

    cd :ディレクトリを移動する
    pwd :現在のパスを見る
    ls :ファイルの一覧を見る
    cat :ファイルの内容を見る ※lessを使うとページ送り
    mv :ファイルを移動する
    cp :ファイルをコピーする
    vim :テキストファイルを編集する ※xウインドウはgvim、emacsはemacsを使う
    mkdir :新規でディレクトリを作る
    rm :ファイルやディレクトリを消す ※不幸なデータ消失事件の裏にこのコマンドあり
    http://chaser.env.nagoya-u.ac.jp/wiki/wiki.cgi?lang=jp&page=UNIX%A4%CE%B4%F0%CB%DC

    個人的には、ps(プロセスを表示するコマンド)も含めるべきかと思います。man(マニュアルを表示するコマンド)は、出てくる説明が初心者には理解困難なため、次点かな。

    posted by 吉澤準特 at 14:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

    2013年06月13日

    【購入者全員へプレゼント】「外資系コンサルの仕事を片づける技術」の特別編集レポート(書籍40ページ分)
    このエントリーを含むはてなブックマーク

    どうも、吉澤準特です。

    6/14に発売する『外資系コンサルの仕事を片づける技術』(ダイヤモンド社)の購入者特典レポートが完成しました。書籍の都合上、掲載することができなかったページを特別編集しました。A4横サイズで20ページ超のページボリュームなので、書籍内ページに換算すると、40ページに上ります!

    書籍をお買い上げ下さった方は、下記の要領で当方までご連絡ください。折り返しのメールにて、書籍未掲載ページの特別編集レポート(書籍40ページ相当)をプレゼントいたします。

    手順1. 書籍カバーを外す
    手順2. 書籍表紙の上部に2行の文章が記載されてことを確認する
    手順3. その文章を下記の宛先・件名・内容でメール送付する

    宛先:juntoku.yoshizawa@gmail.com
    件名:【外資系コンサル仕事術】特典プレゼント応募
    内容:
    ※書籍の内容に関する感想がありましたら、お書きください。
    ※「参考になった」などの一言でも結構です。

    2013年7月31日までの期間限定となります。

    よろしくお願いいたします。

    posted by 吉澤準特 at 19:07 | Comment(0) | 徒然コメント

    2013年05月29日

    外資系コンサルの仕事術が本になります
    このエントリーを含むはてなブックマーク

    このたび、6月14日に「外資系コンサルの仕事を片づける技術」をダイヤモンド社より刊行することとなりました。今回の本は、外資系コンサルの仕事のやり方をベースに、”仕事ができる人”がやっている仕事のテクニックを体系的に整理した内容となっています。

    新入社員/中堅社員/ベテラン社員の視点で、具体的にどんなアクションを起こすべきか、多数の手書きイラストを交えて解説しています。ページ見開きで最低2イラストを含んでおり、「文字ばかりの本は頭に入りにくい」と思っている人にもオススメできると思います。

    つい先日、カバーイラストも決まり、あとは印刷されて配本を待つばかりです。詳しい内容は改めてお知らせします。

    https://it-ura.up.seesaa.net/image/book_gaishi_shigoto1.jpg

    posted by 吉澤準特 at 13:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

    2013年01月17日

    「データ保存できないPC」と「データ削除できないPC」、どちらを選ぶか?
    このエントリーを含むはてなブックマーク

    昨今は情報セキュリティがさらに強化され、データを持ち出さないための様々な仕組みがクライアントPCに施されています。USB使用不可はもはや当たり前、社外へのファイル添付送信を禁止したり、そもそもローカルにファイル保存できないルールを課している組織もあります。

    そんな状況を踏まえて、「データ保存できないPC」と「データ削除できないPC」、両極端のPCから1台しか選べないとしたら、あなたはどちらを選ぶでしょうか?

    実は、このアンケートをキーマンズネットが行い、インターネット上で589人からの回答を得ています。データ保存できないPCを選んだ人は44%(259人)、データ削除できないPCを選んだ人は56%(330人)になったようです。

    http://www.keyman.or.jp/at/30005328/

    寄せられたコメントを要約するとこんな感じです。

    【データ保存できないPC派】44%
    ・パブリック/プライベートクラウド上にデータを残せば良い
    ・すでに共用サーバ上で保存する運用を実施している
    ・データ削除できないPCは容量オーバーで使えなくなりそう
    ・閲覧専用で用いれば問題ない

    【データ削除できないPC派】56%
    ・バックアップファイルが無いと不安
    ・削除用フォルダを作って論理削除すればよい
    ・見られて困るデータは会社PCでは使わない
    ・データは蓄積してこそ意味がある

    すでに社内でデータ保存できないPCに近いものを使っている人もいるようで、「ローカルディスクに保存できないなら、クラウドに保存すればいいのに」と、現実的な代替運用案をコメントが見られました。

    一方、データ削除できないPCについては、個人的な仕事のスタイルで同様の使い方をしている人が散見されており、そもそも見られて困るファイルは開かないとの立場にあるように思えます。

    後者については、監査証跡という観点でニーズがあるかもしれませんが、必要とする組織はごくごく一部しかないでしょうし、商用化は難しそうです。

    余談ですが、上記のキーマンズネットのアンケートでは、コメントを寄せていた人の8割が40代以上でした。組織内では、管理職もしくはそれに近い立場にあると推測できますが、もっと若手はこのテーマにあまり興味が持てなかったのでしょうか。キーマンズネットの会員は30代以下も多いはずですが、何か傾向でもあるんでしょうかね。
    posted by 吉澤準特 at 12:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント

    2012年06月26日

    ファーストサーバのバックアップデータ消失に見る、削除コマンドとの付き合い方
    このエントリーを含むはてなブックマーク

    6月20日にレンタルサーバサービスを提供するファーストサーバが大規模障害を引き起こし、顧客データが消滅するという事態が発生しました。事件の詳細は同社サイトに掲載されているので、そちらを引用します。

    ■ 障害の原因
    原因1:脆弱性対策のための更新プログラムの不具合

    脆弱性対策のためのメンテナンスが必要となる都度、メンテナンスのための更新プログラムを作成しており、今回も更新プログラムを作成しています。

    そのプログラムの記述において、ファイル削除コマンドを停止させるための記述漏れと、メンテナンスの対象となるサーバー群を指定するための記述漏れが発生していました。

    原因2:メンテナンス時の検証手順

    メンテナンスに際しては、検証環境でまず動作確認を行うという手順が定められていましたが、プログラム実行後の動作確認を行う対象は、あくまでも当該メンテナンス対象サーバー群を確認すれば足りるとされていたため、検証環境下で対象サーバー以外に影響が及んだことの確認がないまま、動作確認上は問題なしと判定され本番環境での実施が行われました。

    原因3:メンテナンス仕様

    システムを含むデータのバックアップは毎朝6時に取得しております。

    しかしながら、脆弱性対策のためのメンテナンスはバックアップをしてあるシステムについても実施しておかないと、メンテナンス実施後にハードウェア障害が発生してバックアップに切り替えた途端に脆弱性対策が講じられていないシステムに戻ってしまうことが過去に発生し、脆弱性対策がなされていないシステムが動き続けていたという反省に立ち、脆弱性対策のメンテナンスに関しては対象サーバー群とそのサーバー群のバックアップ領域に対して同時に更新プログラムを適用するという構造に修正して実施しました。

    そのため、今回のメンテナンス実施において、対象サーバー群のデータ消失と同時にバックアップ領域のデータも消失したという事象に至っています。

    多くの企業が同社のホスティングサービスを利用しており、ネット上のいたるところでその影響を知ることができます。たとえば、小林製薬ではアイボンなどの製品ブランドサイトがファーストサーバを使っていました。109シネマズでもシアター情報が見れなくなっています。
    (6月26日現在、ほぼ復旧済)

    他に以下の企業が影響を受けたとのことです。

    LOFT PROJECT http://www.loft-prj.co.jp/
    薬事日報 http://www.yakuji.co.jp/entry26779.html
    スーパーマーケット ヤオコー http://www.yaoko-net.com/
    マルカン http://www.marukan.org/
    株式会社ダイセル http://www.daicel.com/
    株式会社 喜信堂 http://www.kishindo.co.jp/
    nikoli.com http://www.nikoli.com/
    長野電鉄 http://www.nagaden-net.co.jp/
    カルディ http://www.kaldi.co.jp/
    海遊館 http://kaiyukan.com/
    公益財団法人 日本郵趣協会 http://yushu.or.jp/
    クラウド http://www.hs-crowd.co.jp/
    学士会館 http://www.gakushikaikan.co.jp/
    劇場版花咲くいろは http://www.hanasakuiroha.jp/
    ジャイアント http://www.giant.co.jp/giant12/
    シャトル http://www.shuttle-japan.jp/

    つまりは、結構な社会的影響を与えたIT事件なわけですが、昔から削除コマンド(rmやdel)にまつわるトラブルは枚挙に暇がありません。この手のトラブルを防止するために、実行予定の削除スクリプトから削除コマンドだけ別のコマンドに置き換えて対象パスのログ出力だけをするようにしたテストスクリプトを流して、予定通りの削除結果になるか調べる方法が一般化していると思ったのですが、まだまだ暗黙知のレベルなのでしょうか。それともファーストサーバにアーキテクトクラスの人材がいなかったのか・・・

    ITILのような運用管理の方法論が浸透するのは良いことですが、合わせて本番環境への変更に際して発生したトラブルのLessons&Learntのようなものも世間に広がると、同じ過ちを繰り返さずに済みます。

    過去の大規模障害事例集はないものかと調べてみると、色々あるにはあるもんですね。たとえば、金融業界のトラブルなら、日本銀行が以下の資料を公開しています。

    (事例からみたコンピュータ・システム・リスク管理の具体策)
    http://www.boj.or.jp/research/brp/ron_2007/ron0703a.htm/

    ちょっと変わったところだと、経産省が情報システムの開発導入に際したトラブル事例集を公開しています。これは著作権の帰属問題とか、瑕疵担保の問題などを扱ったケース集です。

    (情報システムソフトウェア取引トラブル事例集)
    http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/softseibi/trouble%20cases.pdf

    開発時に注意すべきこととして情報処理推進機構(IPA)がまとめているこの文書は、開発SEやPGには是非読んでから仕事をしてほしいですね。

    (高信頼化ソフトウェアのための開発手法ガイドブック)
    http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=19&ved=0CGQQFjAIOAo&url=http%3A%2F%2Fsec.ipa.go.jp%2Fusers%2Fpublish%2FSEC-TN10-005.pdf&ei=po7oT_mVOuvMmAXs7ZGICw&usg=AFQjCNFhB_AMnPGROCGdG-E-8TWpTf69PA&sig2=Y8tLnivwOc5o7pl2THSQ3w

    posted by 吉澤準特 at 01:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徒然コメント





    【IT業界の裏話】過去コラム(No.1-337)
    [ TOP ]IT業界の裏話

    ▼ IT業界の人々
    「内製率を高めたい」のに「世界...
    人の話を聞かないIT技術者の...
    コンサルを目指す学生との対話...
    IT業界、悪魔の辞典『ヒト編』
    改善は「自分が楽をすること...
    近くて遠きもの、プログラ...
    IT企業が求めるプログラマ...
    ITプロの3割が機密情報に...
    10年働くソルジャーが欲しい...
    PGとSEの仕事の面白みは何...
    メールをすぐ返信する人、しな...
    ├ ITコンサルタントになる方法
    我がコードは我流。我流は無...
    欧米人がグリーンITに積極的...
    実は変化など望んでいないエ...
    ├ 実はコミュニケーション能力に...
    IT業界人は自分のドッグフード...
    IT業界を不人気にした重鎮...
    IT業界の変わった人々
    電子メール禁止!ゼロメール...
    名言集−運用フェーズ−
    システム開発における名言集
    失敗から学ぶ人、学ばない人...
    SEに多いコーチングタイプは...
    あなたのコーチングタイプは...
    ITエンジニアの年収公開サ...
    CTCは何の略?
    会議は踊る、されど進まず...
    繰り返し使われるメールアド...
    遅刻しそうなので面接受け...
    社内SEが人気を集めている...
    サポートセンターの悪夢
    IT業界に向いていない人
    日本の夏、熱暴走の夏
    客前で後ろから刺される
    システム障害でクビが飛ぶ人
    病欠って何ですか?
    昼休みって何ですか?
    Windowsに弱いIT技術者2
    Windowsに弱いIT技術者
    エンジニアは音を伸ばさない
    話しにくい人
    転職する人しない人
    サイコロ一振りで給料を決め...
    コンサルがお絵描き好きなの...
    コンサルの報酬額って?
    ITコンサルとSEの違い
    SEのITリテラシ
    公私のケジメ

    ▼ 仕事のやり方
    客先で自分のPCが差し押さえられ...
    「闇リリース」は善意でやっても...
    新人のための7つのワークハック...
    仕事の質を落とさないメソドロ...
    組織が150人を超えると仕事の質...
    世界最大のコンサル会社が最低...
    IT業界、悪魔の辞典『SI編』
    パワーポイントを紙芝居に貶め...
    日本と米国の違い:ベンダーサ...
    定時退社日に罪悪感を感じるIT...
    ストレス厳しい職場を生き抜く...
    おまえが呼ぶな、俺が呼ぶ「ハ...
    ITプロレタリアートは多機能工...
    図表をリッチにする5つのシン...
    セクシーパワーポイント道
    エンジニア御用達のIT誌
    メールコミュニケーションを200.
    ├ ニッポン・エンジニア・レボリュ...
    ITのプロって何ですか?
    クールビズにも限界、冷房28...
    真夏に長袖!なのに裸より涼...
    測定しにくいものを測定する方...
    山田さんの使いやすいシス...
    SEの品格
    コンサルの品格
    ダメシステムはひとまず葬れ
    眠気対策アイテムを考える
    長篠メソッド
    ITサポートがユーザーに教え...
    資格の価値
    出張先のホテルでインターネ...
    お口の恋人
    絶対に潰れない会社の悩み
    エアエッジが必要になる理由
    ハイプ曲線+キャズム理論
    ユンケル黄帝液とスーパー黄...
    一貫性が信用を生む
    デビルズ・アドボケイト
    落とし所を見定める
    クライアントの良き友人たれ
    キャンペーンでたたみかける
    比較で暴利をごまかす
    権威を活用する
    ヒヤリハットの考え方
    密談のタバコ部屋
    「えいや」で決まる、魔法の言葉
    海外テレカンの心得
    IT業界でうまく生きていくコツ
    ポンチ絵
    仕事と作業の違い
    上司に背を向けると怒られる?
    ロケットスタートのススメ
    人の考えを利用すべし
    「見える」化
    仕事の範囲
    ワークシートのススメ
    フローチャートの基本
    仕事のやり方、片付け方
    もんたメソッド
    高橋メソッド
    作業時間の見積り方
    仁義を切る
    アクションプラン
    ミーティングと議事録
    ベンダー選定の基準
    ITと数学
    レスポンシビリティとアカウンタ..
    仕事の密度
    リクルーティング
    ドキュメントプロパティ
    クライアントが納得する答え

    ▼ 仕事の環境
    こんなのITのプロらしい仕事...
    デスマーチに陥るお決まりパ...
    外資が休暇を大切にする”真”...
    HTMLメールとテキストメール...
    ペーパーレス化が紙の無駄...
    携帯電話のSDカードも禁止す...
    人々は安定性と安全性の両方...
    カタカナ会社はあやしい会社?
    サービスリリースの落とし穴
    IT業界の職場環境
    IT業界の労働環境悪化は...
    英語の必要性
    正月出勤
    年末年始の過ごし方
    止められないコンピュータ
    動かないコンピュータ
    リリース直前の危機

    ▼ IT業界の動向
    クラウドプレイヤーの名言集...
    ネット史上最大の惨事、マイクロ...
    ベンダー努力を台無しにするIFRS...
    電子政府構想は無駄遣いの温床...
    NASAのレポートがIT業界に与える...
    中国当局によるプログラム盗用は...
    コンサルもSIerもいらない内製...
    中国のソースコード強制開示制度...
    IBMは当て馬、Oracleが演出する...
    PWCCが復活、ベリングポイントを...
    IBMに喰われたSun、IT業界に訪れ...
    ヤフー、自社データセンター所有...
    自分が決めたルールに違反するGo...
    SOAは死んだ
    データセンターを巡るIT業界三...
    ├ リーマン破綻にみる米国証券業界...
    IT史に輝く「すべったテクノロジ...
    冷却を必要としない常温データ...
    過去のIT業界10大予測を振り...
    ├ エンジニアよ、大志を抱け!
    ├ 黒箱襲来!コンテナがDC...
    IT業界進化論: SIer 2.0を目...
    IT業界がダメな理由を学生の...
    IT業界温室効果の1/4はDC...
    新生ニコニコ動画、ニコンド...
    システム前線異常アリ!ゆう...
    ニコニコ動画は文化の架け橋
    Web2.0の向こう側〜サードリ...
    セカンドライフだけで宣伝の...
    国家戦争にも利用されるDDo...
    DoCoMo2.0に見る情報格差...
    DoCoMo2.0とWeb2.0
    ITIL準拠という幻想
    システム障害訓練の日を制...
    WAONとnanacoが提携したい...
    NTT東西の野望〜光回線編...
    mixi招待制の綻び
    Vistaが売れない理由
    独自仕様に走り過ぎて泣き...
    米国事情から見る日本のIT...
    MVCからAjaxへ
    外字ってなんですか?
    Sunがx86サーバにIntel採用...
    やりたい放題バッドウェア!
    アウトソーシングという名の幻...
    ソフトバンクモバイル、MNP停...
    やっぱり止まったソフトバンク...
    あらゆる意味でやり過ぎの...
    経営者不在の日本版SOX法...
    働いてみたいIT企業ランキン...
    サーバの進化がデータセン...
    _システム運用にRSSを活用
    電力線通信が認可される日...
    携帯メールはSSL通信よりも...
    経営者不在の日本版SOX法...
    Microsoftがサイトリニューア...
    停電に脆弱なシステム
    システムは誰のためにある...
    ITILで運用が楽になる?
    進化するコールセンター
    Vacademy
    IT業界にロングテールはある...
    時間をお金で買う
    あなたの猫はコンピュータウ...
    個人情報保護法の範囲
    あなたvsプロジェクト構成管理
    ドラマ24にみるシステム最前...
    次世代トレンドと枯れた...
    日本版SOX法の施行に向け...
    新しいWindowsはWeb決済...
    地震に強いシステムをお持...
    IT Doesn't Matter
    SOAと分散コンピューティン...
    各社で定義が異なるESB
    おサイフケータイに見...(2/2)
    おサイフケータイに見...(1/2)
    子会社のシマを荒らす親会社
    アインシュタインに学ぶソフ...
    公職選挙法とインターネット
    マイレージ負債
    インターネットの舞台裏:海底...
    ゼロ・クライアント
    サーバのトレンド
    外資系パッケージベンダー

    ▼ 業界の構造
    対極にあるIT業界とコンビニ業...
    IT業界は成果報酬型のサービス...
    特定ベンダー以外をふるい落と...
    欧米人なら爆笑するレベルと...
    IT業界が詐欺師集団と言われる...
    IT業界の格差社会、年収200...
    ├ 新基準導入でデスマーチがな...
    公式では言えないニコニコ動...
    ├ コンサルとアプリ開発者、格差...
    システム運用はIT業界の最下...
    テストフェーズの呼び方は千...
    2000年問題再来!?サマー..
    減り続ける正社員の割合
    労働局が偽装請負の抜け道...
    会社貸与のPCは何年償却?
    ITIL Foundationを2万円で買..
    IT製品もイメージ重視?
    お試しできない製品は売れない
    IT業界は無免許制
    どんぶり勘定
    標準価格と提供価格
    ソフトウェアライセンス
    社外秘の秘密度合
    偽装請負 
    システム開発の流れ7 テス...
    システム開発の流れ6 開発...
    ├ システム開発の流れ5 開発...
    システム開発の流れ4
    システム開発の流れ3
    システム開発の流れ2
    システム開発の流れ1
    IT業界の構造

    ▼ 業界ランキング
    SIerランキング2005
    コンサルランキング2005

    ▼ その他
    「幣社」という表現は相手を見下...
    コミュニケーション力の不足は...
    聞く耳を持たないYahooニュース...
    黒デスクトップ事件に見る中国...
    ITコンサルから見たブラッディ...
    違法ダウンロードでネット追放...
    就職難民=不出来な学生とい...
    モンスターペアレント、会社襲来
    あえて言おう、Yahooの掲示...
    プログラマ向きなカフェをオー..
    ├ Japan Brog Award 2008を..
    日立さん、IT大喜利をもう一度
    インターネット上の信頼できる...
    IT業界でありそうな迷惑勧誘...
    倒産してもカネを要求する悪2...
    倒産してもカネを要求する悪1...
    ├ 枯れた技術の水平思考で
    ├ ずさん極まりない環境保護ラ...
    世界の奇妙な法律を集めた...
    50万円のキーボード
    洋楽を1曲10円で購入できる...
    CNETとZDNetは同じ会社
    情報の価値(情報商材)
    コンパイル1回12時間の世界
    楽天ポイント事件
    楽天ポイント事件〜利用者...
    楽天300ポイント付与で謝罪
    ライブドア強制捜査
    └ ネットワークベンダー